一昨日のブログに掲載しました注意書きについて。
もっと詳しい情報をお求めの方に、下記のリンクから確認を行ってください。m(__)m
最近のスマホやタブレットでも、PDFファイルを読む事ができますが、Kindle FireHDのように、そのままでは読めない機種も存在していますので、通常のWebページのリンクも掲載しておきました。
厚生労働省…重症熱性血小板減少症候群に関するQ&A (HTML版)
厚生労働省…重症熱性血小板減少症候群に関するQ&A (PDF 版)
適切な対応を行っていれば感染する確率も大幅に減少します。どうかパニックや誤情報に振り回されませんように(お医者さんに聞くのが一番ですね。(^^) )、お願いします。m(__)m
って、私が一番気をつけないといけないかもですが…A(^^;;
そういえば、話は変わりますが、Kindleって、PDF読めるといっていますが、国内のWebページで公開されている論文やカタログなどは、読めなかったりするのですよね。(;;) 購入してすぐのレビューでも何とかして欲しいと書きましたが、未だ改善されていなくって…(--;
結局、Adobeのリーダーソフトを使って読んでいるのですけど、Kindleの能力の低さなのか、落ちる事が多かったりで、困り果てています。(--;; やっぱり、8のタブレットPCを買ったほうがいいのかなぁ~ 出費かさむわぁ~!(><)
あ、タイトルの話に戻しますね。(^^;;
インフルエンザとか、SFTSの原因となっていますウィルス。実は、一般的な顕微鏡では見る事ができません。(^^; あまりにも小さいからというのが理由なのですが、では、何故小さいと見る事ができないのか…
実は、光には粒子としての性質もあるのですが、「波」としての性質もあるのです。(^^;
Wikipediaより引用。
Wikiで可視光線について検索しますと、上のような画面が表示されます。これは、光の波長を表したグラフなんです。(^^) 綺麗ですよね。(*^^*)
虹の模様と全く一緒です。虹の場合は、大気に散らばっている細かい水の粒子に太陽の光が通った際に、太陽光を構成している光が分離されて(プリズムと同じ原理で、「屈折」と呼ばれる原理で分離しています)、綺麗な虹色になります。(^^)
#因みに、クモの巣やCDでも虹色が発生しますが、これは「回折(かいせつ)」と呼ばれる現象で起こります。原子吸光装置やマルチディスク読み取り用のピックアップレンズ、最近ではカメラのズームレンズなどにも応用されています。(^^)
話を元に戻しますね。(^^;;
色 | 波長 | エネルギー |
---|---|---|
紫 | 380-450 nm | 2.755-3.26 eV |
青 | 450-495 nm | 2.50-2.755 eV |
緑 | 495-570 nm | 2.175-2.50 eV |
黄色 | 570-590 nm | 2.10-2.175 eV |
橙色 | 590-620 nm | 1.99-2.10 eV |
赤 | 620-750 nm | 1.65-1.99 eV |
この表のとおり、長さによって光の色は違います。今回は、エネルギーについては無視しまして、(^^; この波長の単位にご注目。(^^)
nmと書いてナノ・メートルと読みます。ナノという長さは、その上のマイクロよりも1/1000小さい単位(マイクロメートルは、1ミリの1/1000の長さになります。)になります。凄く小さいですよねぇ。(^^;
それで、この光の色で一番短い周波数を持っているのは、紫の光。380nmが一番短い光となっています。これが目で見える光の色の限界という事になります。(^^;
それで、肝心のウィルスたちですが…
ノロウィルスの大きさが約25~35nm。A型インフルエンザウィルスの場合は、80~120nmと、大変小さいことが分かります。これでお分かりでしょうが、光の波の長さよりも小さいために、見る事ができません。これが、可視光線の限界となります。(^^;
因みに、光学顕微鏡の限界は2000倍まで。これ以上小さいものは、どんなに拡大しても単純にぼけた映像になってしまい、細部を見ることは不可能です。(^^;; これもあって、ウィルスの感染である事をお医者さんがすぐに確認できないのです。簡易キットなどでの確認が主流となっているのもこういう理由のようです。(^^;
#これ以上は私も知りませんので、どなたか教えてくださりますと助かります。m(__)m
そういったこともありまして、光で見えない物体を見るために、可視光線よりも長さが短いX線や、電子線を使って(電子顕微鏡)観察する事になります。ただ、電子顕微鏡で確認する場合、確認したいものを真空状態にしておく(生きているものをそのまま確認は不可能)などのかなり特殊な前処理が必要なので、手間が掛かります。(^^;; おまけに大規模ですし。
一応、個人で購入できる電子顕微鏡もあるらしいのですが、お値段がウン百万円とお高い上に、かなりの重量になるらしいです。(^^; でも、これを購入して、町の学校の子供達にミクロの世界を出張紹介しているマニアの方もいらっしゃるそうですよ(ボランティア活動の一環として)。(^^)
しかし、可視光線を使った顕微鏡は、生きているものをそのまま生きたまま(活動させたまま)確認できるなどのメリットも多いので、現在も主力で大活躍しています。(^^)
私も拡大鏡の良いものが欲しいと今たくらんでいます。細かい作業などに便利なんですよね。(^^;
と、言う訳で、あなたもミクロの世界を一度覗いてみませんか?(^^)/
あぷりこっと
顕微鏡で見える世界をテーマにして撮影されている写真家もいらっしゃるそうです。私の手元には一冊しか写真集がありませんが…Amazonで探してみようっと♪