山賊とゲーマーと男の娘 (^^; | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

今日は大変寒い一日でしたねぇ~(^^;;

すっかり春めいてきたかと思ったら一転、真冬の天気です。まるで天国から一気に地獄に突き落とされたような感じで、もぅ、いやぁ~!!(><)

こんな日はお家でおとなしく読書三昧が一番です。(^^;←実はインドア派



これは以前読みたかったといっていました作品です。(^^)

「山賊ダイヤリー(著:岡本健太郎)」は、作者自身の経験を基に描かれたエッセイ漫画となっていまして、これがまた予想どうり面白いです。

都会のアパート生活を捨て、地元に帰省して猟師兼漫画家となった作者。銃取り扱い免許と銃所持、狩猟許可証を入手してエアライフル・ガンを肩に下げていざ猟場へ! キジバトやウサギなどを狩って、自給自足に近い生活を始めます。(^^;

猟師さんの生の現場が見れることに新鮮さを覚えるとともに、街中のアパートのベランダでその日しとめた鳥獣たちの処理を行うというミスマッチ感が、何ともいえません。(^^;;

ただ、「銀の匙(著:荒川 弘)」や、同じ荒川さんのエッセイ漫画「百姓貴族」同様、「食と命の循環」という、大変重要で大きな命題を孕んだ作品ですので、人によっては、読むのが辛くなるかもしれません。

食べることとは、自分達は何によって生き、生かされているのか…地球上の生物に突きつけられている命題を考え直すという意味において素晴らしい作品だと私個人はそう思っています。



次にご紹介する作品は、「ハイスコアガール(著:押切 蓮介)」という作品です。(^^)

進化したゴキブリと人類との壮絶な戦いを描いた作品を探している時に、目に留まった作品です。(^^; タイトルからしてもう内容は一目瞭然です。(^^;;

時は1990年代初頭。家庭用ゲーム機が当時の子供達にとって最先端の遊びのひとつだった時代。そんななか、少ないお小遣いを握り締めて足繁く駄菓子屋さんやゲーセンに通って、「スプラッターハウス」や、「ストⅡ」などに興じる主人公の前に突然立ちはだかった女の子…

その子は大変なお嬢様で、学校でもそちらのイメージで見られているのですが、実はかなりのヘビーゲーマー。(^^;; そのギャップの差とゲーマーっぷりが何とも言えず、しかも私もゲーム好きでしたので、大変微笑ましく、その世界観にどっぷりと浸ってしまいました。(*^^*)

特にこの時代にゲーム少年・少女だった方々は、大変懐かしく思われるはずです。ゲーム好きにはもうお奨めの作品です。(^^)

一応少年向け作品ではありますが、女の子にも人気があるようでして、今年の漫画大賞の男性向け漫画部門と、少女マンガ部門の両方にエントリーされています。って、私も一応女性(?)ですが、この作品ははまりました。A(^^;

因みに、私がお奨めする今年の少女マンガは、「きょうは会社を休みます(著:藤村 真理)」なんですけどね。(^^;; 私個人の意見ですので… A(^^;

春野と夏川。

最近富に増えてきました、女装子さんが出てくる作品のひとつです。(^^; その為、少々食傷気味にもなってきています。(^^;;

その為、最初はいつものパターンかな、などと思って読んでいたのですが…アレ??

どうも主人公の春野ちゃんは、一般的に言われている「男の娘」とは様相が違うようです。

本人は、高校入学を機に「女装デビュー」とライトに言っていますが、実は小さい頃から女装したいという願望を持ち、更に幼馴染の夏川君に恋しているところなど、どう考えてもGID寄りです。

ただ、まだこの段階では、トランスベスタイト(同性愛志向の異性装者)なのか、トランスジェンダーなのか、判断が出来かねない状態です。そのあたりの心情が描かれていないのでアレなんですけど、心の中では「自分は一体何者なんだろう?」と、大きく揺れ動いている最中なのかもと、勝手に想像してしまいました。(^^;

しかし、かなり女性寄りの思考を持っていますので、すでに気づいているとは思います。その後私達のように、カウンセリングを受けたり、ホルモン摂取・手術・戸籍や名前の変更へと突き進むのか、それともどこかで落ち着くのか…そこまで描かれていましたら、良かったのになぁ~と、個人的にそう思ってしまいました。(^^;

ですが、楽しく、かなり読みやすい作品ですので、お奨めですよ。(^^)

さてと、このあたりでお休みいたしますね。(^^;

ではでは~(^^)/

あぷりこっと