マイクロニードルアレイ (^^) | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんばんは。(^^)

書店で科学関連の雑誌を読んでいましたら、ある記事が目に留まりました。


「富士フィルム株式会社、皮膚に貼るだけで薬剤を体内に届ける新しいドラッグデリバリー手段『マイクロニードルアレイ』を開発」


…一体何のことだか分からないかもしれませんが、これはいわゆる「痛くない注射」と言えるものの一種です。(^^;; かなり乱暴な説明ですみません。A(^^;

通常の注射は、金属の針と、ガラスや樹脂で出来たピストンとシリンダー部分で構成されています。シリンダー部に体内に注入したい薬剤を充填し、中空になっている針を患者さんの腕やお尻に刺して、ピストン部を押すことで、薬を送り込むと言う仕組みになっています。

しかし、この注射、患者さん側からしましたら、あまりお世話になりたくない医療行為でもありまして、痛いのがどうしてもネックとなっていました。(^^;

更に、この痛み、注射を打つ看護師さんの経験や腕前の違いでその痛みも大きく異なるという大問題も抱えていました。(^^;; ホント、上手い人が打つと、あまり痛くないのですが、経験の浅い看護師さんとかですと、大変痛かったり、時々指先が痺れたり(注:痺れたらすぐに看護師さんに言ってください。(^^; )。(;;)

私は実は注射が大変苦手でして、刺される瞬間まで緊張してしまいます(注射と歯医者さんのドリルが大変苦手です。((>д<)) )。もうね、早く終わって欲しいといつも願ってしまう始末。(^^;

まぁ、打った後はすっきりなんですけどね。(^^;; それまでの工程がどうにも…

しかし、このマイクロニードルアレイの場合は、大変微細な注射針が、シップのようなものに無数に付いていまして、これを皮膚に貼り付けるだけというシンプルなものなんです。しかも、針の太さがすごく細いので、痛みを感じずに刺さるところがすごいです。(^^)

しかもこの注射は、この微細な針が注射器そのものですので、皮膚に刺さって浸透してから数分後に針を構成している多糖体が溶けて、中に入っている薬剤を放出する仕組みですので、針の長さや薬剤の量も自在にコントロールできるところが魅力です。(*^^*)

これで、毎回のホルモン注射を行ったら、大変楽になるでしょうね。(^^)

インフルエンザとかにも使えるのかな? もしそうだったら、ワクチン注射のあの痛さがなくなりますので助かります。

ただ、まだ動物実験の段階でして、人への臨床試験はまだ先なのだそうです。ちょっと残念です。(^^;;

明日本当は大学病院での診察の後、お注射だったのですが、会社都合で休みがキャンセルとなりまして、大学病院への通院は来週に。ただ、お注射のほうは、一日早いですが今日打ちました。そんなこともありまして、この記事が大変気になってしまったアプリコットなのでした。(^^;

あぷりこっと