GIDに関する論文など (^^; | Aprikos blogg

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色々ありますが、それでも前を向いて生きようとしているMtFな私の天然ブログです。

こんにちは。(^^)

今回は、GIDに関します論文のリンクを掲載いたします。

ご参考になりましたら幸いです。m(__)m



性同一性障害に関する診断と治療に関するガイドライン(第3版)…日本精神神経学会

トランスジェンダーを生きる:ある40代MtFのライフストーリー(調査ノート)…著:福田 安則、黒坂 愛衣

人間の多様な性と変革知への課題 -セクシャルマイノリティーの視点-…著:吉田 和子



他にもパブリックで読める論文がいくつか存在しています。ネット上で検索されますとかなりの数が出てまいりますので、ぜひ一度お目を通されてみてください。m(__)m

そういえば、フランスで、同性愛婚を認める法律が可決されそうな状況になっているらしいですね。もともと、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスセクシャルの頭文字をとったものです)に関して寛容的な社会な国なのですが、結婚に関してはこれまで異性婚のみを認めている状態で、幾度となく議論が巻き起こっていたようです。(^^;

今回、フランスで有名な雑誌、「ELLE」に支持する旨の記事が掲載されたこともあり、法案が可決するのではとの見方が濃厚となってきたようです。

元々、人を愛することに関しての問題はとても深く、年齢差などはよく語られてきていましたが、性別問題に関しましてはどの国でもタブー視されてきたのが実情です。

特に宗教の力が強い国ではその傾向が顕著で、ある国では、LGBTの人を処刑にするという差別的扱いの国も未だに存在しています。そういった国では、男女差別も根強いのですよね。(--;

第二次大戦時の悲劇(ナチス・ドイツによる虐殺行為)もあり、LGBTの人達に対して理解を示しているヨーロッパ圏の国々でも、同姓婚が認められている国はオランダなど8カ国。世界的には、カナダやアルゼンチン、南アフリカ、アメリカの一部の州だけしか存在していません。

他には、「パートナーシップ法」と呼ばれる、婚姻とは違うのですが、同姓および異性カップルに対して婚姻に相当する権利を認める法律というものを認めている国もいくつか存在しています。

国家としては同姓婚を認めない代わりにといった感じで作られた部分もございますが、結婚という強いつながりの制度に対して疑問符を投げかけている人達もいらっしゃるのもまた事実でして、好きな人と一緒に生活をしたいというスタイルもまた存在しています。その為、婚姻ほどの強い権利が発生しているわけではありませんが、ある程度の権利は認めましょうという内容になっているようです(勉強不足ですみません)。

現在のフランスも、このパートナーシップ法は存在していますが、これを更に一歩進めようとしているようです。今後の動向が気になるところです。(^^)

日本では当然、同姓婚もパートナーシップ法も認められていません。何故なのかは分かりませんが、恐らく、この法律を認めてしまうと、今の婚姻に関する法律を大幅に改訂する必要があり、その作業が煩雑になるからではないか?と、こちらの見方をしていたいと思っています。

男は男らしく、女は女らしく。男は女を好きになり、女は男を好きになるという、性別二元論が根強いからなんて理由だったら、大変悲しいです。(;;)

性別に関しては、最近になって多様性があることが分かってきており、その流れが少しずつですが世界的な動きとなってきている中で、二つだけしか認めないというのは何とも行きづらい社会だなぁ~なんて思っています。

日本でもその動きが起こることを期待しています。

リンク先…仏版「ELLE」誌が同姓婚を支持、合法かも実現間近?

あぷりこっと