11月に入っても暖かい(私には暑い)日が続いているが、
明日からは冷え込んでくるらしい。
紅葉して葉が散って行く様がウツクシイナ、と思う理由に、
人生は常夏ばかりではなく、儚く枯れて行く日もあり、
その不毛の季節を通り過ぎてなお、成熟して花をつける日を待つ、
その過程を忍ぶ感覚が「生きているなー」という実感を運ぶからである。
この季節にピッタリの曲があって、
それはイギリスの作曲家パーセルが書いたプチオペラ
「アーサー王」の中の「COLD SONG」。
筋書きは詳しくないので割愛するが(アーサー王伝説の物語自体がスケールが大きすぎるし)、
この曲の何が好きかって、愛の「お目覚め」に向かって行く直前、みたいな感じが良いのねー!
うーん、分かりずらいなー。
簡単に言うと、凍てつく大地の中、
固く心を閉ざしたお姫様の気持ちを愛の力で溶かすために、
愛のCupidが大地の精霊に「目覚めよ」と声をかけるのだが、
大地の精霊が「なぜに起こすの~~?寝かしておいてーー!」と言ってるシーンです。
Let me freeze again to death.
ってことが好きです。
そういう時ってあるじゃん?
でも最終的には愛の力は凍てつく大地をも溶かす力がある、というオチがつきます。
いつもオープンマインドでいるのも素敵ですが、
精霊の力まで借りて心の扉を開けさせたい、と思わせるのも、
また女冥利に尽きるっつーもんです。
(ちょっと違うかなぁ?でも私はそう解釈した。)
クラウス・ノミVersion「COLD SONG」by Henry Purcell
楽譜上の全ての音域で艶のある声はさすがですなーーー。。