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馬場陽一です。
今朝は過去の自分を対峙するセルフワークから、
周囲との比較のみで自分を計っていた時期を
思い返してました。
１９９８年２月 神戸
私は大学卒の学歴の人しか入学試験を受けられない神学校
（キリスト教の牧師を養成する学校）に、１０年勤めた会社を退職し、
荷物をまとめて来ていました。
入学試験を受ける資格を得るため、神学校の寮に住む
ことになったのです。
１年後の春、入学試験に落ちました。
そもそも入学試験で落ちるなんて聞いたことがありません。
私は本当に人生を呪いました。
「何で大学に自分は行けていないんだ。」
「何でこんなに頭が悪いんだ。」
「何で認めてくれないんだ。」
「勉強ができない」の一点で存在否定されたようで
怒りと憎しみのオンパレードでした。
今朝その体験を思い出し、
思います。
不安を受け止める忍耐力を養う経験だったと。
自分の不安を受け止めてこそ、他人の不安を受け止められるのだと
思います。
今コーチングでクライアント様の不安を受け止める時が
あります。
本当に不安を開示されるときは「不安なんです」、「自信がないのです」
という言葉ではないケースが多い様に感じます。
大体「怒り」、「憎しみ」、「焦り」、「非難」といったような
内容です。
その瞬間、私も自信がない部分を知らされ、
「グッ！」と忍耐力を試されています。
受け止め力が倍増する瞬間であり、クライアント様の新しい
第一歩の瞬間でもあります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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