カルフォルニア州にホームステイしていた時、私は国が無料で開いている英会話教室に行っていました。
本当はメキシコからの移民の方々への教室なのですが、目的が違くても入れてくれました(こういう所っってアメリカは融通が利きますね
)。
月曜から金曜まで午前中3時間みっちりやります。
教師が一方的に教えるだけでなく、絵など与えて実際に隣の生徒と会話をさせます。手紙を書かせ交換します。家から写真を持ってこさせて色々と自己紹介をお互いにさせます。始めは恥ずかしいのですが、慣れると楽しいです。
それでもやはり語学は忍耐が必要。
教室は集中力が切れ、だれてきます(* ̄Oノ ̄*)
そんな中、生徒の目が釘付けになったレッスンがありました。
その授業は薬の買い方です。
頭が痛いとき、お腹が痛いときなど病状を説明できないと適切な薬が買えません。
生徒の集中力はみなぎり、教室内のボルテージも一気に上がり、質問も絶えませんでした。
この生徒さんたちはほとんど女性、それも主婦なのです。
ご主人は昼間はお仕事です。
多くのメキシコ人が移民する場合、先に男性がアメリカに渡って仕事に就き、後から家族を呼んだり、彼女にプローポーズして結婚し、移り住むのだそうです。
だから、奥さんも必死に英会話をマスターして夫のため、子供ため、生活のために家庭を守るのですね。
アメリカで生きる上で、言葉で自分の意思を伝えることは命を守ることと同じなのだと感じました。
人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。
旧約聖書:申命記8章3節