交通安全のキャンペーンは、
通常「取り締まり」です。
しかし、「しかる」「罰則を与える」ばかりでは、
ドライバーの心を動かす事はできず、
なかなか事故が減りません。
そこで、
我々は、これまでと「まったく逆」のキャンペーンを打ち出しました。
★TOKYO SMART DRIVER Project
クライアントは、
東京「首都高速道路」。
1日に100万台もの車が走り、
都市のビルとビルの隙間を、
駆け抜けるように張り巡らされている、
おそらく世界で最も過密な道路。
ここでは、なんと、
年間12,000件!もの事故が起きています。
この事故のほとんどが、
ドライバー同士が「ゆずり合い」をしないために起こる、接触事故。
そこで・・・
この、首都高での事故数を、
広告によって減らすチャレンジ。
それが、
この”広告(コミュニケーション)”キャンペーン・・・
「運転マナーが良いドライバーを<褒める>」という、
これまでと、まったく逆の、
新発想のキャンペーンを打ち出しました。
そんなドライバーたちを、
私達は、
TOKYO SMART DRIVER と名付けたのです。
そして、
ちょっとした運転のマナーを変えるだけで、
事故が減り、
しかも、
エコロジーにも貢献できることを発見し、
それを、
メッセージに込めました。
1件の事故が減ると、
2キロの渋滞が解消され、
3トンのCO2排出を軽減できる。
首都高の中に留まらず、
東京中にピンクのロゴマークを広げました。
さらに、
東京のすべてのラジオ局から、
同時にドライバーに向けてメッセージを放送。
プロジェクトに「共感」したドライバーが意思表示できるように、
車に貼れるプロジェクトステッカーを配布。
たくさんのドライバーが自主的に参加したことによって、
その共感の輪は企業にも広がります。
香りの会社が!
中古車店が!
SONY MUSICが!
そして、極めつけは・・・
NISSANが賛同して誕生した・・・「ホメパト」(褒めるパトロールカー)
こうしたキャンペーンのユニークな試みは、
大きな話題をよび、
さまざまなメディアや著名人がこれに賛同した。
(テレビ・新聞・雑誌・WEB・BLOG などなど。)
その広告効果は数字にも表れている。
ほめられると嬉しい。
ほめられた人は、誰かにやさしくなる。
やさしくされた人は、さらに誰かにやさしくなる。
その、
ポジティブな「連鎖」を狙ったコミュニケーションは見事成功。
その結果・・・
WEBサイトには、
10,000人以上の市民から賛同のメッセージが寄せられました。
なんと!!1,403件の事故が減りました!
これでは満足しない我々の目標は、
もちろん事故のない社会。
TOKYO SMART DRIVERは、
まだまだ活動中です!