最近、
ちょっとショックな事がありました。
それは・・・
とある日曜日のことです。
爽やかな夏の木陰をともなう、
公園の歩道を、
私は気持ち良く歩いていました。
その時・・・
前から
一人のトロそうな女の子が
近づいて来たのです。
彼女は
伏目がちに・・・
自信無さ気に・・・
のろのろと
歩いていました。
フラフラと歩きながら
近づいてくる彼女に対し・・・
私は
警戒態勢をとりました。
ぶつからない為にです。
そんなに狭い道では
ありませんでしたが・・・
このような場面においては、
何故か人間は引かれ合うように
ぶつかってしまうものなのです。
この法則を知らない、
注意散漫な人達は・・・
自分が
ぶつかりそうになっている事に
気が付きません。
そして、
ぶつかる直前になってから・・・
慌てて避けようとするので・・・
こちらが
右に避けようとすれば
相手も右に・・・
相手が左に行けば
こちらも左にという・・・
どう仕様も無い、
気まずさを味わう事になってしまうのです。
「右往・左往の法則」
私は
勝手にそう言っています。
あの気まずさは
いったい何なのでしょうか・・・
酷い時には・・・
相手は
こちらを睨んで舌打ちをします。
まあ、
そうは言っても
人生は修行の連続。
生きる事は
学ぶ事なんだと・・・
ひとり勝手に納得する毎日です。
私は
20代の頃から・・・
「右往左往の法則」に関しては、
自分なりに
学びを蓄積してきました。
相手が
どちら側を抜けようとしているのか・・・
それさえ把握出来れば、
衝突は避けられるのです。
あたりまえですね・・・苦笑
相手の
目と身体の動きに集中し・・・
その瞬間に
右か左かを選択する。
ささやかな・・・
個人的な自慢ですが・・・・
ここ数年・・・
私は
右往左往状態になった事が
ありません。
大した事じゃないですね・・・orz
という訳で・・・
まあ、今回も
自信はあったのです。
ただ・・・
何か嫌な予感がしました。
何しろ、
本当にトロそうな子だったのです。
彼女との距離が
10メートルになり、
5メートルを切った時・・・
私は五感を
最大限に働かせました。
果たして、彼女は
私の右側を通り過ぎようとしているのか?
あるいは
左側をパスしていこうとしているのか?
私は、いつものように
3メートル手前で決断を下し・・・
大きく右に向かって
踏み出しました。
相手が
左を抜けるであろうと予想したと同時に・・・
私は
右に行きますよという「意思決定」を
思いっきり表現したのです。
普通は、ここで・・・
私の意志決定に、
気が付いて
衝突は回避されます。
ところが、です!!
そのトロそうな彼女は
私の動きを見た後に・・・
右に
舵を切ろうとするのです。
仕方なく・・・
左へと
私は舵を切り返しました。
しかし、なんと・・・
彼女も
左に付いて来るでは
ありませんか・・・orz
間合いは
1メートルを切ってしまいました。
こうなると・・・
もう
右往左往の法則から
逃れることは出来ません。
私達は見事に
右往左往してしまいました・・・orz
とまあ・・・
こんな事があった訳です。
私の連勝記録は
途絶えてしまいましたが・・・苦笑
まあ、世の中には
驚くほどトロい人間がいるもんだと
勉強にもなりました。
そんな事を考えながら歩いていると・・・
今度は・・・
運動神経の良さそうな、
若い婦人警官が
前方30メートル程から
歩いて来ました。
先程の彼女とは違い・・・
それは、もう
きびきびと
歩いているのです。
私は
ホッとしました。
先程のような・・・
運動神経の悪い女の子ばかりだと、
本当に思いやられてしまいます。
3メートル手前で・・・
私は
彼女に合図を送りました。
左に
大きく踏み出しながら
彼女の方を見ると
彼女と目が合い・・・
彼女も
「了解」と言っているように
感じました。
こうでなくては
いけません。
右往左往しない為には
阿吽の呼吸というものが
大切なのです。
ところが・・・です。
なんと!
彼女も
左に向かって
歩き始めているではありませんか。
「どうしちゃったんですか、お嬢さん!!
あなたはそんなにトロい人ではないはずですよ。」
と・・・心で叫びながら、
私は衝突を回避しようとしました。
しかし・・・
もう・・・
手遅れです。
右往左往です・・・orz
一日に、二回も・・・
しかも・・・連続で・・・orz
スレ違う時・・・
若い婦警さんは
「チッ」という顔をしていました。
「トロイんだよ~、オヤジ!!」
と・・・言いたそうでした。
私は
間違っていたのでしょうか???
驕り高ぶっていたのは・・・
私の方だったのでしょうか・・・
私は今・・・
かなり、
つまらない自信を
喪失中です。
暫く・・・
立ち直れないかも知れません。
そんな、
今日この頃です。orz











