マラドーナ!神に選ばれし鬼っ子・・・ ゴッドハンド、5人抜き。
これまでのサッカーシーンで、最も有名であろうこの2つのシーンは、
いずれも小さなアルゼンチン人によって成された伝説のゴールである。
1960年、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれたマラドーナは、
わずか17年後にはアルゼンチン代表としてピッチに立っていた。
だが、迎えた82年ワールドカップでは退場処分を受けるなどマラドーナは屈辱だけを味わった。
そしてその4年後、機は熟す。
1986年6月22日、対イングランド戦。
ゴール前でゴールキーパーと交錯したその瞬間、
マラドーナはボールを手でイングランドゴールに押し込んだ。
1つ目の伝説の完成だ。
そのわずか4分後、センターライン手前にいたマラドーナは、ボールを奪うと相手ゴールに猛然とダッシュ。
わずか数秒間の出来事だが、絶対に忘れることのできない数秒間を世界中は目にする。
1人2人とイングランド人が置き去りにされていく。
そして5人目・・・ピーター・シルトンがマラドーナにかわされた瞬間、伝説は完成した。
マラドーナのプレイ。
その全てが、ファンタジー。
サッカーを観るという事をこれほど楽しいと感じさせてくれるプレーヤーが
これから何人誕生するというのだろうか・・・
現役引退後は天につばするかのようだが、
神様に選ばれし鬼っ子は、確実にサッカーの伝説だ。









