小満 次候 紅花栄、小満 末候 麦秋至・・・
あと3週間もすると夏至。また厳しい夏がやってきます。
日本の四季は24節季72候で、細かく彩られています。
異常な日々が増えましたが、日々の彩を楽しみたい!!
そんな、梅雨間近の午後の独り言です。
さて・・・
何年に、
どこで、
誰の子として生まれたのか。
血液は何型で、
体重は何グラムで、
身長は何センチだったか。
卒業した学校はどこで、
勤務した会社はどこで、
これまで払った税金はいくらなのか。
これは、私の記録。
辛かったことは
何か。
楽しかったのは
いつか。
どんなことが得意で、
どんなことが苦手か。
誰のことが好きで、
誰のことが嫌いで、
誰を傷つけ、
誰に傷つけられたのか。
これは
私の記憶。
私の記録と私の記憶。
社会的に重視されるのは
私の記録。
では・・・
私が重視すべきは
どちらなのでしょう。
私とは
いったい
どの私なのでしょう。
さてさて・・・
今更ですが・・・
大谷選手のメジャーMVP。
すごいですよね。
メジャーは
野球界の世界最高峰。
そこで
最も活躍した選手。
それが
大谷翔平なのです。
どの選手が凄いのか。
それを
見極めるポイントは
歴史と共に変化してきました。
打者なら
この指標を重視する。
投手なら
この指標を重視する。
・・・という具合に。
大谷選手の凄いところは、
その指標を
超えてしまったことです。
もはや
何が凄いのか
分からない。
だけど
とにかく凄いのだ。
誰も
なし得なかったことなのだ。
それが
MVPの理由です。
もし
ホームラン王になっていたら。
もし
サイ・ヤング賞も取っていたら。
これは
最もわかりやすい、
そして
最も選考しやすいMVPだったでしょう。
投打両方の指標を満たしているから、
誰もクレームがつけられない。
だから
イチローさんは
言ったのでしょう。
ピッチャーとバッターを
隔年でやればいいと。
今年は
ホームラン王。
来年は
サイ・ヤング賞。
もし
交互にタイトルを取ったら、
間違いなく
歴史に残る選手になります。
だけど
大谷選手は
そうしなかった。
ある意味
とても中途半端な、
二刀流という選択をしたのです。
結果的に
投手としても
打者としても、
タイトルを逃してしまいました。
だけど
歴史には刻まれました。
ホームラン数や
防御率という、
これまでの指標を超えて。
投手と打者を合わせた数字。
それは
記録であって
記録ではない。
残した数字は
もちろん凄いですが、
残したインパクトの方が
遥かに凄い。
つまり
これは
記憶なのです。
誰がなんと言おうと
大谷が一番だ。
そう感じる人が
たくさんいたということ。
間近で見ていた観客も、
MVP投票した記者たちも、
一緒にプレーしていた選手たちも、
野球をよく知らない人たちまでも。
大谷翔平は
伝説となりました。
数字という指標を超えて。
野球ファンの心に
圧倒的な
記憶を残した。
メジャーの歴史の中に、
新たな
記憶と記録が刻まれたのです。
野球は
あまり観ないのですが・・・(;^ω^)







