2つの整数A、Bに対して、A÷Bの値(あたい)を小数で表したときの小数第2020位の数を<A÷B>で表すことにします。例えば、2÷3=0.666・・・なので、<2÷3>=6です。このとき、次の問いに答えなさい。
(1)<1÷101>、<40÷2020>をそれぞれ求めなさい。
(2)<N÷2020>=3をみたす整数Nを1つ求めなさい。
割り算することなく簡単に解ける問題です。
(1)
1/101=99/9999=0099/9999=0.00990099・・・(□/9=0.□□・・・、□△/99=0.□△□△・・・、□△〇/999=0.□△〇□△〇・・・、(以下同様)を利用しました。)
小数部分は0、0、9、9の4つの数の繰り返しとなるから、小数第2020(4の倍数ですね)位の数は9となります。
40/2020=2/101=(200-2)/9999=198/9999=0198/9999=0.01980198・・・
小数部分は0、1、9、8の4つの数の繰り返しとなるから、小数第2020(4の倍数ですね)位の数は8となります。
(2)
(1)のヒントを利用します。
(1)でわかったことは、
<1÷101>=9
<2÷101>=8
ですね。
この流れからすると、
<3÷101>=7
・・・・・・・・・
<7÷101>=3(1+9=2+8=3+7(和一定)に着目すればすぐにわかりますね。)
となりますが、実際、
7/101=(700-7)/9999=693/9999=0693/9999=0.06930693・・・となり、確かに小数第2020位の数が3となりますね。
7/101=140/2020だから、整数N(の1つ)は140となります。
下の問題もぜひ解いてみましょう。