日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)2012年予選の問題
今回は、日本ジュニア数学オリンピック2012年予選第3問を取り上げ、解説します。
同じような問題は中学入試でも出されています。
ただ、今回取り上げるJJMOの問題は、答えにルートが絡んで小学生が解くことができないので、少しだけ設定を変えます(本質的には何も変わりません)。
BC=4、AB=ACで、三角形ABCの面積を6とします。
AD=6×2/4=3となります。
図のように、斜めの正方形APQBを水平な正方形の中に埋め込みます。
この正方形の面積は(2+3)×(2+3)-2×3×2=13となります。
また、三角形CSTを点Cを中心に反時計回りに90度回転すると、三角形CEAとなり、3点B、C、Eは一直線上に来ます。
三角形ABCと三角形CEAは底辺と高さが等しいから面積も等しくなります。
条件の対等性により、他の三角形も同様ですね。
したがって、六角形PQRSTUの面積は
6×4+4×4+13×2
=66
となります。
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