ある整数アのすべての位の数の和を【ア】で表すことにします。
例えば、次のようになります。
【3】=3
【10】=1+0=1
【597】=5+9+7=21
①【2019】はいくつになりますか。
②【ア】=9になる1000より小さい整数アは何個ありますか。
灘中などで同じような問題が出されています(灘中学校2021年算数1日目第3問、六甲学院中学校2024年B算数第4問、栄東中学校2025年東大特待Ⅰ算数第1問(3)など)。
メインの②ですが、重複組合せの考え方をマスターしていればほんの数秒で答えが出せますが、帝塚山学院中学校の受験生の場合、この考え方をマスターしていないことが多いでしょう。
すると、地道な解法を選択することになりますが、地道な解法で解いても大した手間ではない灘中の問題とは異なり、ちょっと面倒ですね。
解説では、地道な解法の際にデジタル表示の考え方を利用していますが、この考え方をマスターしていなければ、桁で場合分けして解くことになります。
詳しくは、帝塚山学院中学校2019年1次A算数第7問の解答・解説で。