さいころをn個同時に投げるとき、出た目の数の和がn+3になる確率を求めよ。
(注)
確率→小学生の場合、とりあえず、すべての場合に対してある場合が起こる割合と考えればよいでしょう

 

今年の大阪星光学院高校の入試問題(大阪星光学院高等学校2025年数学第1問(4))を取り上げたときに言及した問題です。

10秒以内に答えが出せる小学生も結構いるでしょうね。

重複組合せの考え方はある程度のレベルの中学校を受験する子供であれば当然マスターしているはずですからね。

 

 

 

 

因みに、重複組合せの考え方を利用せずに、地道に場合分けして解いても1分程度で答えが出せます(文字式の計算が小学生には少しきついかもしれません)。

ただ、一部の場合で、さいころが3個以上であることを前提としたものになることから、そのことに配慮しなければ点数がもらえなかったのでしょうね。

京大の理系であれば、それぐらいでしか差がつかないでしょうからね。

文系の問題では、n+3がn+2となっていたので、差がつかない問題になっていました。

問題文の「同時に」とか「出た目の数の和」とかの表現を考慮すると、さいころが2個以上であることは前提としてもいいでしょうからね。

詳しくは、下記ページで。

 京都大学2006年後期理系数学第3問(問題)

 京都大学2006年後期理系数学第3問(解答・解説)

 

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