図において、四角形ABCDと四角形AEFGはともに正方形で、BE:HD=15:8です。また、三角形DGHは、周の長さが40cm、面積が60cm2です。
このとき、次の図形の面積はそれぞれ何cm2ですか。
(1)四角形ABCD
(2)三角形AEH
(3)四角形AEFG
(4)三角形DGF
(1)が解けるかどうかが運命の分かれ道で、完答か0点になってしまうような問題で、受験生にとっては恐ろしい問題だったかもしれませんね。
ただ、回転+拡大・縮小が合同を生み出すこと(灘中学校2024年算数1日目第10問、洛南高等学校附属中学校2024年算数第6問、東海中学校2019年算数第8問、神戸女学院中学部2021年算数第6問、平面図形(回転+拡大・縮小)の問題などを参照)は最難関中学校の受験生であれば常識と言えますし、線対称と合同については図形問題を解く際に常に考えておくべきことなので、最難関中学校の受験生であれば解いてほしい問題です。
洛南の出題者もそう考えていると思います。
詳しくは、下記ページで。