何枚かのコインを横一列に並べます。3枚以上表が連続するところがある並べ方は何通りですか。次の場合について答えなさい。
(ア)5枚を並べるとき
(イ)6枚を並べるとき
3枚以上表が連続するところの左端の位置に着目して場合分けをすれば簡単に解けます。
計算していくと、すぐに規則性がわかるでしょう。
詳しくは、下記ページで。
先日取り上げた日本ジュニア数学オリンピック2018年予選第3問を上の解説で用いた解法で解いてみると、次のようになります。
3回以上欠席が連続するところの左端がどこになるかで分類して解きます。
以下、欠席を×、出席を〇、出欠未確定のものを☆とします。
×××☆☆☆☆☆☆☆…☆のうち1つだけ×を選ぶことになるから、7通り
〇×××☆☆☆☆☆☆…☆のうち1つだけ×を選ぶことになるから、6通り
☆〇×××☆☆☆☆☆…6通り
☆☆〇×××☆☆☆☆…6通り
・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆☆☆☆〇×××…6通り
(図の〇の位置が、左から1番目から左から7番目まで順に移動していくことが分かりますね。)
すべての場合が210通りあるのは、先日の解説で述べた通りです。
条件を満たさない場合は
7+6×7
=49通り
あるから、条件を満たす場合は210-49=161通りあります。