いよいよ土曜日は共通テストですね。
そこで今回はこちら。
<絶対するな!共通テストの最悪な失敗5選。「受験票を忘れる」よりもやってはいけないミス一覧【篠原好】>
タイトル通り、共通テストの最悪な失敗を5つ紹介されています。
①科目ミス
②マークミス
③自己採点できない
④変なことする
⑤受験票を忘れる
詳しくは動画にて。
確かに、最悪でありがちな失敗ですね。
①はもろ数学の話なので説明しておくと、
要するに、間違って数ⅠAじゃなくて数Ⅰ解いてしまうってやつです。
ほとんどの人が模試で一度はやらかしたことがあるであろうミスです。
これを防ぐために、
冊子が配られた瞬間に、冊子を裏返しに机に置き、
試験が始まったら冊子を裏からめくる、という対策をすると決めてる方もいらっしゃるでしょう。
昨年の共通テスト数学の受験者数は以下。
数Ⅰ 5258人 に対して、数ⅠA 35万7357人。
約68倍です。
数ⅡBも同様です。
毎年、ほとんどが数ⅠAを受けるって分かりきっていることですし、
毎年、解き間違えた受験者が出ているわけだから、
冊子を分けるとか、ⅠAを前にするとか改善すればいいのに、全く改善しようとしない大学入試センターさん。
なので、裏返すという学力とは何ら関係ない謎のテクニックを駆使しなければならないのです。
あと数学で気をつけたいことといえば、
毎年書いていますし、この前も書きましたが、必ず詰まったら飛ばすことです。
問題を読んだ瞬間に全く先が見通せないもの。
先が見えず、あーでもない、こーでもないと考えてしまっているもの。
計算ミスが発覚したがどこでミスをしたか判断できないもの。
こういう時は、即大問ごと飛ばして後から戻ってくるようにしましょう。
数学の崩壊パターンは、大体決まっていて、
1問でつまづいて、その問題に時間をかけてしまって、時間がなくなってから飛ばして、
時間がないことに焦って、残りの問題を雑に解き始め、普段ならミスしない問題でミスしたり、
メンタルがやられて、文章が頭に入ってこなくなって解けるはずの問題が分からなくなって、
それが連鎖していって、崩壊するんですよね。
普段高得点取ってるのに、本番でコケる方はこういう方々です。
同じ問題を、今やろうと、後からやろうと同じなので、詰まったら飛ばして、必ず後からやるようにしましょう。
共通テスト対策なるものは、基本学校にお任せしているのですが、
私も先週くらいから最終確認として、生徒が詰まったら飛ばすかどうかを確認しているところです。
そしたら生徒Aさんが見事に、文章をちゃんと読んでない関係で、アで詰まってしまい、
そこで時間をかけそうな感じをかもしだしてたので、タイマーを止めて、
「いや、詰まったなら飛ばして。」
と言うと、「えー、でもまだアだし・・・。」
っていう納得できない感じ。
「いや、分からんのに考えても時間無駄やで。戻ってきたらあっさり解ける時あるから」
と言うと、渋々受け入れたAさん。
そして、後で戻ってきたとき、
再度文章を読み直し始め、「あっ!」という声をあげると、
そこから正解を書き始め、大問全部解けましたとさ。
戻ってきたらあっさり解ける時あるからというのが、まさに言う通りになったわけですけど、これってあるあるなんですよ。
数学って煮詰まってハマりこんでしまうことが結構あって、
解いている最中は視野が狭くなっていて、簡単なことに気づかないことが多々あります。
そんな時は、一旦離れて、頭をクリアにしてから見直してみると、
視野が広がってあっさり解けてしまう、ってことが多い科目なんです。
というわけで、大問1つ〇分とか別に決めなくていいので、詰まったなら飛ばすを肝に銘じていきましょう。
そうすれば実力に応じた点数は取れます。
ただし、実力がない子が、時間配分を上手くやったからといって、飛躍的に点数が上がったりはしませんからね。
時間配分はあくまで、実力通り、あるいは実力に近い得点を出すためのもの。
9割取れる子は作戦次第で、8~10割取れるでしょうけど、
7割しか取れない実力の子が、9割取れるようになるわけがありません。
去年の共通テストの数ⅠAは、外部評価で「あまり適切でない」と評価されました。
なので、今年は易化が予想されます。
とはいえ、どこまで易化なのかは向こうのさじ加減。
かつての難易度にまでは戻らない可能性も高いです。
なので、最悪去年と同じ難易度くらいの気持ちで挑んでおきましょう!
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