時間配分 | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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この時期になったら、毎年書いています。

 

共通テストや私立の医学部などの

時間制約の厳しい数学の試験における時間配分を間違っている子が非常に多いです。

 

放っておくと、大問1つに、○○分、などといった謎の時間配分を決めがちなんですよね。

 

 

時間制約の厳しい試験で、1番最悪なことって何か分かりますか?

 

解けない問題に時間をかけ、

その後にある、解ける問題を、解く時間がなくなること、です。

 

 

本番で崩壊するパターンって、大体これです。

 

 

大問の最初らへんだから解かなければいけない。

ここを取らないと9割取れないから解かなきゃいけない。

前から順番に解きたい。

 

結果が安定しない子は、大抵、こういう意味のない縛りを自分に設けています。

 

 

センター試験の平均が低い年は、前半が難しい年が多いです。

要するに、こういうタイプがいかに多いかってことを表しています。

 

 

冷静に考えてください。

 

試験って、難易度順に並べてくれてるものですか?

 

もしあらかじめ、大問1はめちゃめちゃ難しくて、2、3、4に進むにつれて難易度が低くなっていくよ、大問4はめっちゃ簡単だよって教えられてたとして、あなたは大問1から解くんですか?

 

よほどこだわり強い人とか、難しくても余裕で解けるような自信がある人は別でしょうけど

多くの人は、4からさかのぼっていくんじゃないですかね。

 

つぶしていけるものからつぶしていって、

残りの時間で難しい問題の中でもつぶせそうなものを探してつぶしていくのが基本でしょう。

 

 

こういうと、じゃあ簡単な大問から解けばいいですか? という子がいますけど、そうではありません。

 

どの大問が簡単かなんて、年によって変わるし、一目では絶対分かりません。

一目見た印象なんていい加減で、せいぜい文章の長さで決める程度のものであり、

文章が長いからといって難しいとは限りません。

 

前半が簡単でも、後半が難しいものもあります。

 

 

なので、解くのは前からでいいです。

 

 

大事なことは、「詰まったら飛ばす」ことです。

 

時間制約の厳しい試験では、

 

問題を読んだ瞬間に先が見通せないもの、

先がイマイチ見えず じーっと考えてしまっているもの、

計算ミスが発覚したがどこでミスをしたか判断できないもの

 

などは、即座に飛ばすことです。

 

 

飛ばさずにその1問にこだわってしまうと、時間がなくなります。

 

それで解けたならまだしも、

結局解けなくて、どうしようもなくなってから飛ばすといったことは、誰しも経験があるでしょう。

 

だったら、最初から飛ばしとけばよかったって話じゃないですか?

 

だから、飛ばせばいいんですよ。

後から戻ってやりゃいいんです。

後から戻ってきたら、意外とあっさり解けることも多いです。

 

数学って煮詰まってハマりこんでしまうことが結構あって、

解いている最中は視野が狭くなっていて、簡単なことに気づかないことが多々あります。

 

そんな時は、一旦離れてみる。

 

そして、頭を一旦クリアにしてから見直してみると、視野が広がって解けてしまうということが多いんです。

 

今やろうと、後から戻ってやろうと同じことです。

詰まっているものを、今、その瞬間やるメリットなんて、全くありません。

 

 

大問1つで10分とか決めて上手く人は、それなりにできる人です。

 

10分のうち、詰まってた時間は一体何の価値がありましたか?

次の問題がすぐ解けるのに、10分経ったら、次の大問に行く意味は一体何ですか?

 

説明できないでしょう。

全然理に適っていませんからね。

 

できる人の意見は、あまり参考にしない方がいいですね。

 

 

大分の医学部に合格したBさんは、この方法をやっちゃってました。

 

1題12分たったら次の大問に進むという時間配分です。

12分経ったら先が見えている問題でも、次の大問に進んでしまうのです。

先が見えていない問題があっても12分経つまでは進まないのです。

 

詰まったら飛ばせのアドバイスだけで、8割で迷走していたのが、あっさり9割いくようになりました。

 

 

鳥取の医学部に現役合格したAくんは、高2の頃、同じような性質がありましたので時間をかけて改善してもらいました。

 

特に彼の場合、解ける問題をいい加減に解いてしまうという癖もありました。

解ける問題をサッと解いて、解けない問題に時間をかけたいという発想なのでしょうけど、

 

解ける問題が合わず、解けない問題は結局解けない、という最悪の事態が何度もありましたね。

 

まずは、解ける問題を確実に合わせること、詰まったら飛ばしていくことを意識してもらい、

塾の模試などの度に少しずつ改善してもらいました。

 

受験の時には、時間配分に関しては仕上がっており、

神がかったこともあって、共通テストは9割を越え、オーバーキル状態で合格しました。

 

 

詰まったら飛ばす、というのは最初は勇気がいるようですが、慣れればできるようになります。

できてない人は、必ずやるようにしてください。

 

時間制約の厳しい試験では、1問のこだわりが破滅を生みますよ。

 

大問1のアであっても、詰まったら飛ばす。

これくらいの心構えを持ちましょう。

 

そうすれば、安定した点数を取ることができます。

 

 

ただし、注意しておくべきは、実力がない子が、時間配分を上手くやったからといって、飛躍的に点数が上がったりはしませんからね。

時間配分はあくまで、実力通り、あるいは実力に近い得点を出すための作戦でしかありません。

 

9割取れる子は作戦次第で、8~10割取れるでしょうけど、

7割しか取れない実力の子が、9割取れるようになるわけがありません。

 

 

 

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