いくた先生のこちらの記事。数学は暗記なのか?
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じゃあ、チャートの解法を暗記していれば、偏差値は上がり、受験に合格できるのか?
これは"人に依る"ですよね。
上の記事の中に出てくる和田秀樹先生の著書を読んだことがあります。先生自身の学習体験を基に書かれているのですが。
まあ、灘高出身の理Ⅲの方の学習体験を基にされてもね〜。読んで分かることですが"それは暗記じゃないな"
国公立医学部を専願とするようなメンツ対しては、数学は暗記だと教えています。暗記だけではない部分は自ずと補えてしまうからです。
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解法暗記をしなさいと言うだけで、深く理解しながら、思考しながら、精度を高めながら 解法を覚えられる人もいれば
文字通りの丸暗記をし、よく考えず、仕上がりの悪い状態のまま 解法を覚える人とがいるということですね。
つまり、同じ言葉を受け取ったとしても、その人それぞれで捉え方が全然違うということです。
得意な子達は、「ここはなぜこうなる?」とツッコまれても、答えられます。
誰にも言われたわけでもないのに、です。
逆に苦手な子たちは、「なんとなく。」 「そう習ったから。」 「そんなのどうでもいいじゃないか。」と答えます。
得意な子からは質問がきますが、苦手な子からは全然きません。
得意な子は、できるという基準が、隅々まで納得するまで理解することですが
苦手な子は、できるという基準が、解答を読んで何となく理解できるかどうかだからです。
つまり、同じ暗記でも、積み重ねているものが全然違います。
苦手な子たちは、数学は暗記だ、なんて言葉は真に受けない方がいいですよ。
苦手な子たちに共通していることは、とにかく遅い ということです。
解ける問題であっても、じーっと 考えすぎなんです。
その考える作業を自分1人でやればいいのに、自分1人の時は分かるからと軽く流してしまってることがバレバレなんです。
で、いざテストをされるとやたらと考える。
これは、やるべきことが真逆です。
計算ミスにしても、自分が間違えたことを一切認識せず、同じような間違いを繰り返します。
以前紹介した、リケジョの相談室さん。
この動画では、医学部に合格した子の参考書の中身を紹介しています。
その子の参考書には、書き込みが沢山。
この条件があるから、こういう風に解答していくといった書き込み。
何回も解いて仕分けしていった印(時には30回、40回解いている)。
あの参考書の考え方で解けた、あの大学に出題されていたという気づきの書き込み。
様々な書き込みがされています。
じゃあ、苦手な子たちはここまでやってる?
少なくともここまで考えてやってる?
完璧になるまで反復してる?
と聞かれると、Yesと答えられる子はほとんどいないと思います。
数学は暗記、なんて言葉を、文字通りに真に受けてしまっている子は、まずそのシンプルすぎる考え方を捨て去る必要があるということですね。
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