医学を志す動機は皆さん様々だと思います。
人の役に立ちたい、人の命を救いたいという動機や、名誉職だからとか、年収が良いからとか、偏差値が高いからといった動機まで様々です。
というか、多くはそれらが複雑に絡み合っていると思います。
個人的には、動機というものは自分のために持つものであって、他者に立派に語れるかどうかではないと思っています。
そりゃ、私も出来るだけ立派な方に医者になってほしいという気持ちはあります。
ただ、動機が立派であれば、必ず立派な医者になれるかというと、そうではないと思うのです。
と言いますのは、口では立派な動機を言う割に、行動が伴っていない人を沢山見ているからです(^-^;)
医者になることに対して熱く語りながら、いざ勉強が始まると、苦手だとか、やりたくないとかウジウジ言いだすとかですね。
いくら動機が立派でも、不都合が生じたらこんな風に逃げるようでは、仮にこの先、医学を学んでいる時に不都合が生じたら、同じように逃げ出すのではないでしょうか。
多分、本人的には、医学は興味があるから別だって言うんでしょうけど、果たしてそうなのでしょうか。
皆さんも興味のあった職業についておられている方が多いとは思いますが、全て順風満帆にいきましたか?
ほとんどの方は、そんなことはないですよね。
苦手なこと、未熟なことなど、様々な想定外なことが起こったはずです。
その度に努力して乗り越えるか、それとも逃げ出すのかは人それぞれですよね。
逃げ出した人は、全員、最初から興味がなかったからかというとそんなことはないはずです。
しかも、医学なんて常に新しくなっていくわけですから、常にハイレベルなことを学び続けなければならないですよね。
病院での人間関係も複雑だと、お医者さんのお父様、お母様から色々うかがっています。
患者さんだって、良い人から、タチの悪い人まで様々です。
理不尽なことも沢山あるでしょう。
いくら動機が立派でも、すぐに逃げ出す人が、興味があるからといって一生逃げ出すことはないというのはちょっと考えにくいです。
繰り返しになりますが、動機というのはあくまで自分を支えるためのものであり、人にいかに立派に語れるかではないと思います。
その動機が本当かどうかは、行動を見れば分かります。
どんなことであれ、常に人間は、口ではなく、行動を見るべきだと思います。
行動に現れている人って、語るまでもなかったりしますよね。
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