私の指導では、この教材を使用してほしいと指定されない限りは、自作の教材(プリント)を使用することが多いです。
特に受験生ですね。
教材のコンセプトは、1つは効率良く学習できるかどうかです。
定番問題は入れていますが、基本的に皆がつまづきがちな問題、忘れがちな問題を主にしています。
勉強というのは、出来ていない部分をいかにあぶり出すかが重要です。
出来る問題を解くというのは、基本的にはもったいない時間です(スピードをあげるといった明確な目標があれば別)。
経験上、大半の子がどこでつまづくのは分かりますので、その問題を中心に入れていくことによって、効率化をはかっています。
市販の教材でもいいのですが、網羅系問題集で言えば、幅広い層に対応しようとしすぎていて無駄な問題がとても多いです。
それをいちいち抜粋していくのは面倒で、かつ、ここ誘導ほしいなとか、ここ誘導省きたいなとか、この問題が欲しいなとか、細かいところで問題の構成が気になることがあります。
それでも最終的に理解してくれれば同じなのですが、理解は早いにこしたことはないと思いますので、ちょっとしたことですがこだわるようにしています。
あと、要所要所に入試問題をはさんでいます。
この狙いは、実際にその基礎内容をどのように活用するのかを見せるためです。
生徒の中には、「この基礎問題を入試で使うんだ」という気持ちを持って解いていない子がいます。
雰囲気や流れで解いてしまったり、その場だけやりすごせればOKみたいな解き方であったり。
そういう風に解いていると、ふとしたところで出題されたり、ちょっとひねられたりすると、対応しづらくなります。
それを防ぐために、実際の入試問題を入れて、有効性を実感してもらう かつ いかに自分が何となくで勉強してしまっているかを実感してもらうというわけですね。
とはいえ単に、実戦的な力を身につけてほしいという意図のものも複数あります。
あと市販のものは、最新の入試に対応しきれていないことが結構多いです。
特に、新単元。
最近でいうと、データの分析や、複素数平面ですね。
このへんは塾や予備校も、おもしろくないところなので、あまりやりたがりません。
なので、私は逆にしっかり扱うことが多いです。
この問題、この解法、初めて知りましたって言われるのは、圧倒的にこの2単元が多いですね。
教材は日々更新しているので、最新のものには対応しやすいです。
家庭教師の役割は、効率の良い学習の提供であったり、自学自習では気づかない視点を与えることだと思っていますので、教材の日々の改善は欠かせないものとなっています。
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