欠けているもの | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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大学受験専門のプロ家庭教師Kiriが、指導に対する考え,実際に指導で経験したことなどをつづります。

勉強は、演習 ⇒ 復習 ⇒ 知識の整理 の繰り返しだと思っております。

成績の伸びない子はこれらのいずれかが欠けていることが多いです。

 

分かりやすい講義を受ければ、おそらくほとんどの子が表面的な理解ができると思われます。

10を教えて10を吸収できる子もいますが、極めて稀。

ほとんどの子は、大まかな流れだけを理解をするという、表面的な理解になります。

 

ですので表面的な理解をしたら、演習にてその理解を深めていくことが必要です。

定期テストレベルでついていけない子は、大抵、演習量に問題があります。

もちろん最終的には理解ができなくてついていけないわけですが、進学校では理解の部分だけ解決しても、成績が上がらない子が意外といます。

 

それは、なぜ理解ができなくなっていたかといえば、それより以前の部分の知識が曖昧だから、あるいは定着が甘いからですね。

で、それがなぜ起こるのかというと、結局、演習量が少ないからなんですよ。

演習量が少ないので知識が深まらず、曖昧な知識だけが積み重なっていき、それがいずれ破綻するという流れですね。

突然理解ができなくなったと思われがちですが、曖昧な理解でごまかしごまかしいけたものが、どうにもならなくなった時が理解できなくなったときです。

つまるところ、結局は演習量が不足しているからといえます。

理解の部分だけ解決しても、演習量をこなさないので成績が上がりにくいということにつながっていきます。

 

演習量をこなしているのに、いまいち成績が上がらない子もいます。

この原因は概ね2パターンで、演習の質が悪いか、復習が甘いかです。

 

演習の質が悪い子は、すべての問題をなぞるようにしか演習しません。

暗記するだけ、やり方を丸覚えするだけとか。

演習ですら表面的にしかやらないので、全く理解が深まっていきません。

女の子に多いですが、参考書を3周したにも関わらず定期テストの点数が悪かったという子は、確実にこのパターンと思ってもらって間違いありません。

 

もう1つは復習が甘いパターンですが、これは最難関を目指す受験生にも多く見られます。

要するに、やったらやりっぱなし状態になります。

 

本来、難問になってくると、1問1問じっくり向き合う時間が必要になっていきます。

にもかかわらず、不安やプレッシャーから、とにかく沢山解きたい、早く済ませたいという気持ちが先立ち

復習をしない あるいは 復習しても時間が多く経つと解決していなくても次に進んでしまうパターンに陥ってしまう子がいます。

 

このようなことを繰り返していると、結局、ある一定レベル以上の知識は積み上がっていかず、いつまでも同じところで間違える、解けないの繰り返しになります。

 

出来ないところを出来るようにするのが勉強。

それには、演習をこなし、間違ったところをしっかり復習し、正しい知識を整理していくという作業が必要です。

成績が伸び悩んでいる人は、何か欠けているところはないか見直してみるとよいかもしれません。

 

 

 

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