タイトル迷いました。
生徒メインの話というよりは、その生徒を通じた私のお話しという感じなので、「思い出の生徒」というタイトルは何か違うなと思いました。
たいしたオチもないですが、長編となりました(^-^;)
私が現在担当している生徒は、全員、私立の中高一貫校の子 または その出身の浪人生です。
去年までは、毎年 公立高校の子も1~2名いましたが、今年とうとう0となりました。
公立中や小学校の子に至っては、もう数年担当していません。
そんな私ですが、最初は高校受験の塾の講師からスタートしました。
公立中学の生徒や,公立小学校の生徒,たまに中学受験クラスも担当しました。
師と呼べる先生との出会いや、天才講師と呼ばれる先生の刺激や、上のクラスの平均点抜くなどして バンバン結果出してたこととか、
色々思い出があります。
その頃の生徒については、特に思い出す子が2人います。
その1人の子についてのお話し。
良い思い出というよりも、大変だったなぁというお話です(^-^;)
当時、公立小学校用の小4のクラスにいたKちゃん。
ちっちゃくて、大人しくて、風が吹いたら飛んでいきそうな弱々しい感じの子でした。
とはいえ、友達は沢山いたようですが。あと 家では、意外と図太いとかなんとか。
まぁでも、良い子には違いないと思います。
小中含めると、女の子の中にはひねくれた子は何人かいましたが、そんな感じは一切なく、素直に育っている感じでした。
その当時の小4のクラスは人数は少なかったのですが、比較的できる子が多かったです。
そんな中ずばぬけて、できなかったのがKちゃん。
頭の回転が非常に遅く、理解力も,記憶力もありません。
Kちゃんが計算を1問解いている間に、他の子は1ページ解きます。
それくらい他の子と違いました。
そもそも集団に入れること自体無理がある子なのですが、教室長がなかなかのポンコツでしたので、ノルマ達成のために個別指導ではなく、集団に入れていました。
そんなわけで、私は、授業では全パターンをサクッと解説後、演習の際はKちゃんにほぼつきっきりで教るというスタイルをとっていました(チューターなんてもちろんいませんよ)。
それでも他の子とは,1問と1ページの差です。
当然、他の子からもたまに質問が入りますので、サクッとさばいてKちゃんのもとへ。
並の講師ではとてもさばけないので、すぐに見捨てられ、ついていけなくなってやめていたことでしょう。
ですが 私が担当している間は、1日も休まず最後まで授業にきました。
それでも吸収量は少なく、すぐ忘れますので、とりあえず1回の授業で1つ学べることがあればOKという感じ。
しかし、それですら すぐ忘れます。
家庭学習は、全く期待できませんでした。
お母さんは、お父さんが塾に行かせたいというから行かせているだけですとのこと。
そのお父さんは働いているわけですし、あんまり言うことも聞かないとのこと。
ほとんど一緒にいるお母さんが促さない以上、Kちゃんがフォローされてやっとできることを、Kちゃん自らやるとは思えません。
そこで忘れないようにするため、授業前に、毎回、Kちゃんのためだけに補習を行うことにしました。
(続く)
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窓際で一緒に寝ています。
ツグちゃんはベッドがお気に入り。
ツグちゃんを舐めるチロくん。
気持ちよさそうに見えますが、
ツグちゃんはあまりこれが好きではない・・・。
ですので、
ガブッといかれちゃうチロくんです。