かなり日にちは経ちましたが、平成34年度以降(高校生)に実施される新指導要領案が発表されました。
新小6の子達が高1になったときに開始です。
その中でも、高校数学は激震が走る内容となっています。
現行の指導要領で、数学Cがなくなり,数学Ⅲにまとめられましたが、
新指導要領で、またまた数学ⅢとCに分かれるようです。
ただし、行列の復活はない模様。まぁこれはどうでもよいですね。
大激震の内容とは、「ベクトル」が数学Bから数学Cに移行することです!
つまり、文系はベクトルを学ばなくてよいことになり、理系は数学終盤にならないとベクトルを学べないということになります。
文系にとっては楽になったと感じるかもしれませんが、図形をベクトルで解けなくなるという問題が発生します。
つまり、初等幾何(中学で学ぶ幾何)で図形を処理する必要が増え、そうなるとセンスやその場のひらめきで勝負が決まりがちになります。
理系は物理選択でベクトルを使用しますが、そのベクトルというものの実態をつかむのに高校終盤まで待たないといけないということになりますね。
また、現行で数Bの確率分布に移行された、数学Aの「期待値」が復活になるようです。
さらに、現行で新しく導入された、数Aの「整数の性質」が削除されるようです。
他にも、統計を重視するため,データの分析のボリュームが増したり、日常生活と数学を結びつける単元の導入、PCと数学のつながりを重視する単元の導入などが行われるようです。
教える側としては、正直やりにくいところばかりですが、文句を言っても始まりません。
国が決めたことに従うのみです。
教材また作らないと(ノД`)
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ツグちゃんをななめから撮ってみました。
短足っぷりが際立ってしまいました。
でも、これはこれでかわいい!
つぐみ「レディーに向かって、失礼な人ね!」