親の力の大きさ | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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よく、「息子・娘を東大に行かせた親は子供をこう育てた」なんていう記事がヤフーなどのネットニュースにあがりますよね。

 

そこで必ずコメントされるのが、「東大に行けたのは子供が努力したからであって、親の力ではない」というもの。

 

正論ですが、私はこの意見はほぼほぼ賛同できません。

 

理由を問われると、ご家庭を沢山見てきて、優秀なご家庭の親が全然違うのを見てきたとしか言い様がないのですが。

 

 

子供が努力したからというのは間違いありません。

国公立上位の世界は努力なしに合格できる世界ではありません。

 

しかし、その努力できる土台を作ったのは親であり、その能力を与えたのも親です。

 

自分の能力は勝手に育ったものだと思っている子が多いですが、優秀な子ほどそうではない場合が多いです。

子供が気づかないうちに、色々な経験を親がさせています。

上手な親ほど、それを気づかせないんですよ。

偶発的に物事に興味を持ったようでいて、実は親が仕向けているなんてことが多くあります。

 

自然と勉強できていたというのが最も理想とする勉強法ですが、それを実践されている方が多いのです。

 

 

後、親自身の思考力が優れている場合が多いです。

例えば、人の意見を鵜呑みにしないとか。

 

何年か前に、リビングで勉強するのが良いというのが流行りましたね。

例えば、それを聞いて、勉強場所をリビングに変えただけで、他は何も変えていなかったとしましょう。

こういうのがまさに思考停止状態なんです。なぜそうなのかを考えていないですよね。

 

テレビはつけっぱなしで、家族の会話がうるさくて気が散る状態なら、むしろリビングで勉強することはマイナスです。

 

思考力のある方はこうはならないのです。

どんな意見でもそれがなぜかを考えます。そして、論理的に結論を導く。

だから、全ての行動に意味があり、無駄がないので、効果が出ます。

 

また、その影響を受けて子供の思考力も優れていきます。

なぜを常に考えるように問われますし、あらゆる物事には理由があるということを教わるのです。

 

あと、日々反省されている方が多いです。

あそこはこうした方が良かったとか、あの発言は良くなかったとか。

優秀な方ほど、原因を自分に向けます。

これは特に子育てする親に限ったことでなく、どの分野でも同じ。

だから融通が利いて、その時、その子供に合わせた子育てができるわけです。

 

理屈をこねるとこんな感じですが、やっぱり経験上、違いを目の当りにしてきたというのが1番大きいです。

親の力は世間が思っているより、ずっと大きいと。

 

そういう方々を見ていると、講師なんて仕事はしょせんサポートなんだなぁと思います。

指導力がもし100点満点であっても、子育て力高得点の親の方が100倍価値が高い気がします。

 


 

 

リブログ:お子様2人を見事国立大学に導いたayumiさんの記事です。

たった1つのことで、あれこれ考えられているのがよく分かると思います。

別記事には、先ほどのリビングで勉強するのが良い理由も書かれていますよ。

 

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これまでは、ツグちゃんとチロくんの写真を別々に紹介してましたが、今日は一緒のもの限定で載せてみます。

 

ツグちゃんとチロくんは基本的に仲良しです。

チロくんは優しい子で、初めて対面したときも、ペロペロ舐めてあげてました。

お医者さんに聞いたところ、猫はオスの方が意外と優しい子が多いそうですね。

 



初対面のときではありませんが、舐めてあげてる写真です。

ですが、ツグちゃんはどうもこれが嫌みたいで、舐められると、怒るか、離れるかしてしまいます(^^;

 

チロくんとしては、良かれと思ってやってることだから、拒否されてちょっとかわいそう・・・。

と言いながらも、いまだめげずにベロベロ舐めてますけど(笑)

 

一方、ツグちゃんのじゃれ方は、舐めるのではなく、ガブガブ噛むのです。

 

まず、「オラー!」っとチロくんに乗っかり、



チロくんの色々なところをガブガブ噛んでじゃれます。

さすがに多少なりとも痛いので抵抗しますが、決して大きな攻撃はしないチロくん。立派です。

すぐ突き放されてしまうツグちゃんは負けたような気になって、何度もチロくんに挑みます。結構負けん気が強い子なのです。

 

大変なチロくん。それでも舐めてあげるチロくんです。

 

でもツグちゃんは、チロくんのことは大好きなようで、常にチロくんの後ろをついていっています。

女の子は複雑ですね・・・。