医学部予備校は必要か | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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最近、医学部予備校がどんどんできています。

 

医学部予備校とは、主に私立の医学部を目指すご家庭を対象に、非常に高額な授業料をとり、少人数指導で、質の高い指導と、徹底的な生徒管理を行う予備校のことです。

 

メディカルラボ、メビオ、ビッグバンなどが有名です。

 

授業料は予備校によって様々ですが、1年間で大体500万~800万というびっくりするくらいの金額です。私立医学部の1年分より高いじゃんというツッコミを誰もが入れていると思います。

 

 

ここまでしなければ医学部に行けないのか。

 

やっぱり医学部予備校には通った方がよいのか。

 

学力を伸ばす要素として、能力・やる気・根気・素直さの4つの要素が必要です。

 

さらに大まかに言えば、能力と根気で決まります。

 

医学部に限らず難関大学の理系は、それなりの能力が要求されます。

 

単純に頭の回転が速いこともそうですが、思考力があるかどうかがとても重要なのです。

思考力のある子が1回で定着することも、ない子は10回解いても定着しないことがあり、それくらい変わってしまいます。

思考力がない子に、思考力を身につけさせるのは非常に困難です。

性格と同じで、自分で変えようと心から思わないとなかなか変わりません。

 

そして難関大学を目指す以上、文系・理系、関係なく必要とされるのが、根気です。

 

要するにどれくらい多く演習するか。

受験生になっても明日から頑張るとか、自分なりの頑張りだとかで、ほとんど解かない子もいれば、高校1年くらいからコツコツとノルマを決めて受験生並に解いている子もいます。

これは能力と違って、自分次第ですぐにでも変えられることです。

そして、他人が介入することで変えられることでもあります。

 

医学部予備校はここに目をつけたような感じになります。

 

 

質が高い授業というのは、医学部予備校に限らず、普通の予備校でも、プロ家庭教師でも受けられることがあります。

 

ですが、徹底的な生徒管理ができるのは、医学部予備校だけです。

1日のほとんどを予備校で過ごし、授業はもちろんのこと、自習においても課題が与えられており、きちんとこなしたかどうか管理人がチェック、あるいはテストでチェックされます。

簡単に言いますと、さぼらないように監視されます。

ここまでの管理は、さすがに他では難しいと思います。

 

個別指導は1対1ですから、徹底管理と言わずともそれなりの管理ができます。

ただ、管理に対して指導料が支払われているわけではないので、それをやるかは講師次第です。

また、個別指導では生徒が講師を交代できる権限を持っており、講師の立場が集団と比べて弱いため、生徒にあまりハードさを感じさせると、どれだけそれが正当であったとしても交代させられることもあるでしょう。

つまりしっかりと管理ができるかどうかは、講師によるし、子供によるし、家庭によります。

 

 

指導というのは講師の質だけが注目されがちですが、内容を理解してしまえば最後の最後は演習量です。質が高くても、演習をしない子は受かりません。

 

 

 

ですから、医学部予備校の徹底管理というのはとても理に適っているとは思います。あとはそこに金額を払う価値を感じるかどうかだけだと思います。

 

 

 

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ここから私事コーナーです。先日、新しい猫ちゃんたちを家族にしました。

 

 

 

 

まず、チロくん。
チロくん

 

推定1~2歳♂のチロくんは野良猫だったのを引き取ることにしました。

人懐こいことと、トイレをすぐ覚えたことから、元飼い猫だったと推測されます。

オスですが、とても穏やかな子です。

 

 

次に、ツグちゃん。

 

 

ツグちゃん
生後、1か月半♀のツグちゃん。里親募集掲示板での掲載を見て、引き取りました。

まだちっちゃくて好奇心旺盛なので、何にでも飛びついて遊んでいます。

 

 

 

以上、2匹の子たちが新たな家族となりました。

 

 

 

 

病気になっても、お金が沢山かかっても、最後までこの子たちの面倒を見てやります!