【感想】 Lushfoil Photography Sim | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Lushfoil Photography Sim(ラッシュフォイル フォトグラフィ シム)の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 隠し要素についても触れているので見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

lmuisshofhopil1

 

 オーストラリアの個人開発者の作品です。おそらく現在は日本に住んでいると思います

 

 

 このゲームをプレイするだけで旅に出たような気分になれます

 人はいないので、のんびりと落ち着いてプレイできます

 

 エリアによってイベントが発生することがあったり、入手するアイテムによってはのんびりと、またはルンルン気分で探索することができます

 単なる美しさだけではなく、大自然の驚異や厳しさも味わうことができます

 

 購入してよかったと思います

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 自然が美しく、実写映像のようです

 自然物に近づきすぎるとカメラのように一瞬ボヤけます

 

 

 曲名と作曲者は曲が始まったときに画面右端に表示されます

 音楽は メニュー → 音楽 からシャッフルのオンオフ、一時停止、次の曲を選べます

 

 エリアごとに曲のリストが変わり、同じエリアでも別のポイントに行くと曲リストが変わります

 

 

 場所に合った環境音がよく聴こえ、この場にいる気分になれます

 とあるエリアでの雨の音色が心地よかったりします

 

 

 《説明》

 

 ウォーキングシミュレーター です

 

 

≪操作≫

 

 左スティック:移動

 右スティック:カメラ

 R2ボタン(長押し):走る

 

 方向キー左・上・右:アイテム(入手後)

 方向キー下:カメラの切り替え(二台目を入手後)

 

 □ボタン:メインメニュー

 △ボタン:コンテキストヘルプ

 

 タッチパネル:ロケーションメニュー

 

 ボタン:メインメニュー

 

<カメラ>

 

 左スティック:撮影角度の調整

 左スティック(押し込む):GPS取り出し・仕舞う(入手後)

 右スティック:カメラ

 

 R2ボタン(軽く押す):画面中央に焦点を合わせる

 L2ボタン(長押し)+ 右スティック:手動で焦点を調整

 

 R1ボタン・L1ボタン:ズームイン・ズームアウト

 

 R2ボタン:写真を撮影

 

 方向キー:カメラ設定の調整 → 画面右下にカメラ設定が表示される

 

 ◯ボタン:しゃがむ

 ✕ボタン:カメラを出す・仕舞う

 □ボタン:縦向き・横向きの切り替え

 □ボタン(長押し):写真を見る

 

 

≪基本≫

 

 1.最初は二つのエリアしか行くことができず、新しいエリアをアンロックする条件は、(1)と(2)それぞれ規定数に達するとアンロックする

 

 (1) エクストラの写真と同じ風景を撮影することと

 (2) トーテムを入手すること

 

 2.エリアの写真の左側のアイコンについて

 

 (1) 上からフォトボードで撮影した写真、トーテム、アイテム

 (2) (入手した数)/(全数)で表されているが、アイテムのみ入手した数の方が多くなる場合がある

 

    a.(アイテム + カメラ)の数でカウントされる

 

 3.エクストラの写真はエリアのどこかにフォトボート(長方形のアイコンがある)があり、そこに写真が張ってある

   その写真と同じ風景を撮影する

 

lmuisshofhopil 3

 

 (1) フォトボートを撮影すると、オプションボタン → 写真 の一番上に撮影する写真が掲載される

 

    a.撮影すると該当する写真はなくなる

 

 (2) フォトボートの写真をすべて撮影してからフォトボートに戻ると鍵が置いてある

    その鍵を錠前に使用すると先に進めるようになる

 

lmuisshofhopil 6

 

 4.トーテムはマークがついている物で、ボックスだったり日焼け止めクリームだったりエリアによって違う

 

lmuisshofhopil 4

 

 (1) GPSを入手するとトーテムの位置を画面左下に示してくれる

 

    a.モニターで自分の位置を確認しながら探す

    b.近づくとピー音の間隔が短くなる

 

 5.アイテムはどこかにあり入手することで使用できる

 

 (1) ビックリマークがあるポイントにある

 (2) エリアによってアイテムが違う

 (3) 方向キー左・上・右にアイテムが配置される

 (4) 方向キー下はカメラを切り替える。最初から持っているカメラ以外はエリアのどこかにある

 

    a.そのエリアのみ使用できる

 

 6.撮影した写真を見ているときに□ボタンを押すとその場所へテレポートする

 

 (1) テレポートしたときにカメラモードになる

 

 7.エクストラはエリアごとのフォトボードにある写真を7枚撮影するとアンロックする

 

 (1) ゴッドモード・オリエンテーリング・エンドレスがある

 

 8.ヘルプは追加されていく

 

 (1) 特定のポイントでチュートリアルが行われることがある

 

 9.隠しエリアがある(最初はエリアに表示されていない)

 

 

 ゲーム内容について

 

 スライドのようにサッーと写真が動いた後に一枚の写真に決まります

 アップになると、その写真の場所にいました

 

 初めてのエリアは イタリアの南チロル ブライエス湖 でした

 

 

 歩き回るとカメラを見つけます

 チュートリアルを見た後にあちこち歩き回ります

 

 川岸でボックスを見つけました。調べると手に入れたようです

 どうやらトーテムと呼ばれるものです

 エリアによってアイテムは変わるので、アイコンを探した方がいいです

 

 たとえば、イタリアの南チロル ブライエス湖 はボックス、 西オーストラリア州ミーラップはハンドクリームです

 

lmuisshofhopil 9

 

 西オーストラリア州ミーラップ 2番目の風景でGPSを入手しました

 いつでも取り出すことができます。多分、フォトボードの写真をすべて撮影したご褒美だと思います

 

 以後、トーテムを探すときにGPSをつけると画面左下にトーテムの座標、モニターに現在の座標が表示されます

 ピコーンという音が聞こえ、トーテムに近づくと音の間隔が狭くなるので音でも判別できます

 

 欠点として日差しが強いとモニターが見えづらくなって現在座標がわかりにくくなることがあります

 また、カメラを下に向けるとモニターに焦点が合い風景がボヤけます

 一応ダッシュするとくっきりします

 

 

 各エリアのどこかにフォトボード(マップ看板)があります

 そこには写真が張ってあります。エリアによって数が違います

 

 このフォトボードに張ってある写真と同じ写真を撮ることが目的です

 

 まずは、フォトボードを写真に収めます

 すると『写真』に登録されるので写真の場所を探すのが楽になります

 

 また、正解のポイントで写真を撮影すると心地よいけど雰囲気を邪魔しない効果音が鳴ります

 ヘッドフォンでプレイするのがいいです

 

 最初のエリア イタリアの南チロル ブライエス湖 で撮影する写真は6枚です

 

 すべて撮影するとフォトボードに鍵がぶら下がっています

 

lmuisshofhopil 10

 

 鍵を取ると特別なムービーが流れ、錠のある場所へ移動していました

 錠を外した先にはボートがあり、それに乗って湖をのんびりと漕ぐことができます

 

 そのまま新たな場所に到達し、奥に進むと最初のエリアが雪景色に変わりました

 

 一つのエリアを探索して写真を撮るゲームと思っていたら別時刻・別の季節が用意されていて驚きました

 

 

 一つのエリアには3つのアイテムと数種類のカメラが置いてあります

 それを探して手に入れると方向キーにセットされ自由に使用できます

 

 ただし、そのエリアのみでしか使用できず、別のエリアでは使用できません

 エリアによって入手するアイテムが違うからです

 

 アイテムは同じエリアで全部入手できるとは限りません

 たとえば、イタリアの南チロル ブライエス湖 の冬景色でドローンが手に入ります

 

 今度は別の場所にフォトボードがあり、4枚の写真が張られています

 その中にはドローンを使って撮影するものがあります

 

 ドローンは徒歩では行けないポイントから自由に撮影するだけではなくフォトボードのお題を撮影するのにも必要となります

 ちなみに、上述した通りエリアによって入手するアイテムが違うのでドローンが手に入らないエリアがあります

 

 他にも雨が降っているエリアでは傘が置いてあります

 傘を差しながら情景を楽しむことも、濡れながら探索するのも自由です

 

 暗いところでは懐中電灯が置いてあります

 これで遠いところでも見えなくて困ることがなくなります

 

 しかし、蛍がいるエリアでは懐中電灯ではなくランタンが置いてあります

 もし、懐中電灯だったら前方を照らすことによって蛍の光が見えなくなってしまいます

 ランタンなら自分を中心に照らすので蛍を見ることができます

 ランタンの明かりと合わさって幻想的です

 

 

 一つのエリアでフォトボードのお題を達成したときのご褒美は、最初のご褒美は錠を開ける鍵で共通です

 別時刻・別の季節でのご褒美はエリアによって違います

 

 たとえば、イタリアの南チロル ブライエス湖 の冬景色ではビデオカメラが手に入ります

 レトロな感じの映像にみえて雰囲気がいいです

 

 ビデオカメラは他のエリアではアイテムとして入手できます

 

 

 エリアごとに2種類の時刻・季節が用意されています

 しかし、Myrdalssandur(アイスランド南部)だけ4種類あります

 

lmuisshofhopil 15

 

 気づけば行き方は簡単だけど、登録されるのは3種類です

 4番目の風景はこのエリアでしか見ることができません。不思議な光景です

 

 

 一つのエリアに2種類の別時刻・別の季節が用意されているけど、トーテムやフォトボードの数はエリアによってバラバラです

 たとえば、一つの時刻・季節にトーテムがあり、もう一つの時刻・季節にはトーテムがない場合があります

 均等に配置されているわけではないことに注意です

 

 また、トーテムが置いてある場所に法則があるエリアもあります

 たとえば、ベンチや椅子のような座るものにだけトーテムがあるエリアがあります


 

 エクストラはフォトボードの写真を7枚撮るとアンロックされます

 こちらもアンロックしたエリアのみです

 たとえば、イタリアの南チロル ブライエス湖 では、6枚(最初)+ 4枚(雪景色)なので冬景色に行かないとアンロックできません

 

 エクストラは試していないので不明です

 

 

 情景を楽しみながら歩いていると、ちょっとした出会いが訪れることがあります

 

 普通に動物が目の前をタタタッと走りすぎたときに思わず「動物だ!」って呟きました

 風景を撮影することに重きを置いていると思っていたので動物がいるとは思いませんでした

 

 日本の伏見稲荷大社ではお稲荷さんと猫が見守っているエリアです

 

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 お稲荷さんがトーテムです

 

 猫がいます

 どこかで寝ている姿を見つけることがあれば、別の場所では目の前をサッと通りすぎたり、ときには鳴き声だけが聞こえます

 

 動物はいつも同じ場所にいるとは限らないので小さな発見が楽しいです

 また、小さな発見の一つに、お遊び要素があることに気がつくかもしれません

 

 たとえば、お店の名前やポスターを観察するとクスッとするものがあります

 また、どこかにQRコードがあります

 そのコードにアクセスすることで見える風景はまたいいものです

 

 

 演出が素晴らしいエリアがあります

 

 たとえば、フランス シャモニー を初めてプレイしたときの風景がどんよりした空気、広大な景色なのに狭い範囲しか移動できない など あまり気分が乗らないエリアでした

 そんな気持ちを察しているのかフォトボードの写真は一枚だけでした

 

 さっさと写真を撮って別時刻・別の季節に移動しようと思いフォトボードの写真を撮った瞬間、一気に気持ちが晴れました

 沈んだ心が解放され心地いい気分へと変化しました

 

 そして、自転車を手に入れてスイスイサイクリングしました

 

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 単なる写真を撮るだけのゲームではなくポジティブで心地いい気分にさせてくれます

 

 

 East Maddon Park(イギリス、ロンドン)は少し変わったエリアです

 最初から別時刻・別の季節へ移動できます

 

 かなり広く迷子になりやすいのにフォトボードの写真は少ない(2枚 + 2枚)です

 ご褒美も変わっていて、最初の後褒美はドローンで、2番目のご褒美はトーテムです

 このエリアのトーテムはパンです。ドーナツもあります

 フォトボードの写真と同じでトーテムの数も少ないです

 

 全部撮ったらフォトボードにテレポートします。他のエリアではありません

 

 

 トロフィー????? を獲得するには隠し要素を見つける必要があります

 

 黒色の球体をどこかで見かけるかもしれません

 

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 この球体に触れると不思議な世界へ飛ばされます

 

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 この不思議な世界から別のエリアへ飛ぶことができます

 一つのエリアには別の一つのエリアと繋がっています

 つまり、エリアAとエリアB、エリアCとエリアDのように黒い球体を通してエリアが繋がっています

 

 そして、すべての球体にアクセスし、別のエリアに飛ばされると隠しエリアをアンロックします

 トロフィー『クレジット』の獲得条件で、スタッフクレジットを見ることができます

 

 最初に発見したエリアのヒントを言うと、「厳しい環境」において修行した僧の如く「与えられた試練」を乗り越えし者にだけ見られるものです

 ちなみに、そのエリアの最初の時刻・季節ではトーテムが置いてあり、別時刻・別の季節に黒色の球体がありました

 

 簡単に見つけることができるエリアもあるので、たまたま見つけたエリアは結構彷徨った末に見つけました

 

 

 その他・まとめ

 

 アップデートが行われ、わかりやすくなりました

 たとえば、トーテムを取ると全体の数と今現在取得した合計が表示されます

 

 アイコンの見方は上からフォトボードと同じ写真を撮影した枚数、トーテム、アイテム(分母より大きくなる)、黒色の球体(隠し要素)です

 

 アップデート前

 

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 アップデート後

 

lmuisshofhopil 10

 

 アイテムは分母より大きくなるので全部で何個か不明です

 アイテム + カメラの種類 で加算されます

 

 

 最初は自由に好きなエリアを訪れてお気に入りのポイントで写真を撮ったり風景を楽しんだりする自由なソフトと思っていました

 しかし、フォトボードに張ってある写真と同じ場所で写真を撮影したりトーテムを集めたり、散策することでいろいろな発見をしたりします

 

 自然や建築物、そこに住まう生き物、そして姿は見えないけど「わたし」しかいないゲームです

 

 穏やかな環境もあれば厳しい環境もあるし、普段行くことができない場所へゲームを通して訪れることができます

 綺麗な風景や小さな出会い、心を落ち着かせてくれる音楽と心も穏やかにさせてくれます

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:美しい自然
 ○:音楽

 ○:散策することで見つかる様々な要素

 ○:写真撮影
 ×:アイテム・トーテム探しが難しいエリアがある