【感想】 Blue Wednesday | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Blue Wednesday(ブルー ウェンズディ)の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 Blue Wednesday

『憂鬱な水曜日』と翻訳されるゲームは、オシャレなジャズによって心が彩られる物語主導なゲームです

 ミニゲームがあるけど、音ゲーが中心となります

 聴きやすいジャズは最高で必聴です

 

 

 ローカライズがわりと残念で、ローカライズがよければパーフェクトなゲームになっていたのにもったいないです

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 キャラクターは親しみやすいグラフィックです

 感情のうねりの表現がジャズと相まってスゴくいいです

 

 

 ヘッドフォンの使用を推奨しています

 タイトル画面はピアノによるジャズで、ゲーム全体としてもジャズによって構成されています

 

 ピアノトリオ(ピアノ・コントラバス・ドラム) + サックス・トランペット(曲によって追加・削除 など 変わる)のような楽器編成で作られた楽曲は名曲揃いです

 推奨にあるようにヘッドフォンでプレイした方がいいです

 

 

 《説明》

 

 アドベンチャーゲーム です

 

 

≪操作≫

 

 左スティック:移動

 

 ◯ボタン:インタラクト

 

 オプションボタン:ポーズメニュー

 

<リズムゲーム>

 

 方向キー左・上・△ボタン・◯ボタン:ノート

 

 

≪基本≫

 

 1.自宅でできること

 

 (1) レコード盤:レコードを聴く

 

    a.初期は Spring Day・Let’s Grooveの二曲

    b.住民との交流によってレコードを貰う(クエストのようなもの。職場に直行するのもいいけど、寄り道して語りかけることが重要)

 

 (2) ピアノ:演奏する。音ゲーパート

 

 2.音ゲーは四つのボタンを使用する

 

 (1) ノートが鍵盤に向かって下りてくるので、鍵盤上のラインに重なったときにボタンを押す

 (2) オプションでボタンを変更できる

 

 

 ゲーム内容について

 

 ジャズピアニストになる夢を諦めた主人公モーリス

 

 諦めたことを納得させようと自問自答したり葛藤するシーンがあります

 このとき激しくジャズセッションによって気持ちを訴えかけてきます

 

 ときには、トランペット・サックス + ピアノトリオ(ピアノ・ベース・ドラム)による心地よいジャズサウンドが奏でられます

 場合によっては簡単なミニゲームを行ないます

 

 序盤で風呂に入るミニゲームが難しいと思いました

 左スティック左右で黄色のメーターに合わせることで湯加減を調整するけど、矢印が奔放すぎて冷めたり暑すぎたりで大変でした

 

 

 夢破れたモーリスは、とあるスーパーで働いています

 スーパーのバイトをミニゲームでこなしていきます

 

 レジ打ちは音ゲーのように商品が流れるので赤色のバーでボタンを押します

 商品によっては特別な演出が流れます

 猫を売ってるの?って思ったこともありました

 

 その後は缶ジュースを並べるパズルです

 

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 色がついた場所に同じ色の缶ジュースを動かします

 

 

 しかし、勤務態度が悪すぎて首になります

 家賃も生活費も払えず仕方なく見つけたのがピアニスト募集の求人ポスターでした

 ここから物語が大きく動き出します

 

 

 チャプター制になっていて季節によって区切られています

 

 

 自宅で目覚めるところから始まり、自宅から職場までの道のり、そして職場と分かれます

 

 自宅ではレコードを聴いたりピアノを弾くことができます

 ピアノはモーリスが過去に作曲・編曲した曲を音ゲーとしてプレイします

 

 二日目から自宅でピアノを弾くときは曲を選べます

 最初は三曲あり、一曲ずつ追加されます

 

 初日にピアノを弾いたときにマンションの住民から騒音だとブチ切れられたので数日ピアノを弾きませんでした

 しかし、後で問題ないことがわかり、気にしないで弾いとけばよかったと少しだけ後悔しました

 

 

 自宅から職場までの道のりでは、特定の店に立ち寄ったり特定の人物と会話することができます

 先に進めたいときはバスに乗って短縮することもできます

 

 ただ、トロフィーを見ると交流することが重要だし、オプションボタンから人物情報を見るとレコードをもらえるっぽいです

 

 レコードを貰うには様々な人と交流してミニゲームをクリアすると貰えると思います

 

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 途中まではバスに乗っていたので二人しか達成していません

 というのも、スーパーのバイトを首になった原因が遅刻したからで、新しい仕事でも遅刻すると思ったからです

 しかし、物語上遅刻するのが決まっていたから、ピアニストの仕事をしてからは乗っても乗らなくても関係なかったようです

 それが結果として交流不足に陥った理由です

 

 

 最初にネガティブなイベントを体験したことによって、その後に騒音問題を避けるために自宅でピアノを弾かず、遅刻しないようにバスに乗ってしまいイベントを消滅させてしまいました

 

 そのため、初見プレイでは最初からある物を除いて2枚しかレコードを入手していません

 

 

 職場では音ゲーが待ち受けています

 

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 ボタンは4つしか使いません

 設定でいくつかのパターンからボタンの配置を変更できます

 自分は初期設定でプレイしました

 

 二つのボタンを同時押しすることがあって、方向キー上 + 方向キー左 と △ボタン + ◯ボタン の組み合わせで戸惑うことがありました

 

 間違えたりタイミングをミスってボタンを押すとミスタッチしたことがわかる音が聞こえ焦り心がざわめきます

 

 ただ、ジャズなので厳密にノートを押さなくても許されると思うので緩いです

 

 

 スタッフクレジットの後も続きがあります

 レコードを聴けるしピアノも弾けます。好きなだけ(多分)

 

 最後に流れる音楽が重要なシーンでの曲のアレンジというところに意味がありそうです

 それを聴いている人にとっても

 

 

 その他・まとめ

 

 ゲームによってあるあるなローカライズになっています

 

 誤字脱字余計な文字が多く、誤訳(たとえば、インタラクトを相互作用と翻訳)もあります

 

 このゲームは物語主導です

 特に、会話における相手との距離感が重要になってくるかと思います

 この距離感がローカライズによって伝わりにくく、いつまでもよそよそしいと感じることがありました

 物語の進行によって縮まる距離とローカライズの距離が一致していなくて違和感を感じます

 ローカライズがよければもっともっと感情移入できるのにもったいないです

 

 

 イベントで修理業者が出張でいなくなった後に、その建物に入ったら無人だったけど調べたときに修理業者だけが喋りだしました

 前に修理業者が喋っている台詞を繰り返していたので、いないときのパターンを作っていないようです

 

 

 親しみやすいジャズなので聞きやすいかと思います

 音楽は必聴です

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:ジャズ
 ○:物語

 ○:音ゲーパート
 ×:ローカライズの品質
 ×:イベントのフラグを折りやすい序盤のネガティブな展開