【感想】 Homebody | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Homebody(ホームボディ) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 時間が刻々と過ぎ去る中、建物からの脱出を目指すゲームです

 パズルを解くことがメインとなっているけど化け物が襲ってきます

 また、ループ物となっていて、時間の管理がある程度必要となります

 

 

 ゲームを始めるとゲーム言語を選びます

 すでに日本語になっているけど

 

 また、PSストアの説明文にはタイトルが『恐怖の監禁ハウス』となっています

 ベタなタイトルだけど雰囲気があって好きです

 

 しかし翻訳レベルが低すぎて何を言っているかわからず物語を理解できませんでした

 パズル中心のゲームなのでプレイするには支障がないけど物語はわかりません

 また一部操作説明も翻訳のせいで混乱しました

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 昔のゲーム機のようなグラフィックになっています

 主人公のエミリーはよくできているけど他のキャラはそうでもないのがいます

 化け物はグラフィックの影響で恐くありません

 

 

 音楽は特に印象に残っていないです

 時間に追われることが多く気にする余裕がありません

 

 

 《説明》

 

 サバイバルホラー パズルゲーム です

 

 

≪操作≫

 

 左スティック:移動

 左スティック + □ボタン(長押し):走る

 

 L1ボタン:調べるポイントを表示

 

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 ◯ボタン:調べる

 

 タッチパネル:メニュー

 

 オプションボタン:メモリーログ

 

 

≪基本≫


 1.メモリーログ

 

 (1) メモリーログが追加されると画面左上に写真マークが表示される

 

    a.写真という形で保存され、一度記録されるとループしても残っている

    b.アップデートされると新たに追加される

 

    (a) 関連付けられたログはラインで結ばれている

 

 2.時間は画面右上に表示される

 

 (1) 画面右上に一時停止マークが出ているときは時間が停止している

    たとえば、調べているときや会話

 

 3.>>マークは◯ボタンで次に送る。会話や調べているとき

 4.会話中に選択肢が出ることがある

 

 (1) 選択肢の中には攻略に必要な情報を得ることもある


 5.メモや書物を調べているとき、画面上に分数が表示されているときは右スティック左右でページをめくる

 

 (1) ◯ボタン(長押し)でもページを進める。早くページを送るときに便利

 

 6.インタラクト

 

 (1) ○は調べることができるポイントを表す

 (2) インタラクトできるポイントが複数あるときは右スティックで切り替え二重丸になったところを調べる

 (3) カメラを動かせる場所もある


 7.隠れるポイントで隠れることができる

 

 

 ゲーム内容について

 

 エミリー(主人公)は、大学時代の友人たちとペルセウス流星群を見るために集まった別荘で正体不明の殺人鬼に襲われます

 なぜか建物から脱出できなくなっていて、その謎を解明していきます

 

 

 80年代のスラッシャーホラー(例:13日の金曜日)に影響を受けたゲームということで殺人鬼が襲ってきます

 

 

 しっかりとした物語があるけれどローカライズに問題があります

 

 クリアしても物語を理解できないのは翻訳の精度の問題です

 奇妙な翻訳になっているので意味がわからないことがあります

 ある意味味わい深い翻訳になっています

 

 登場人物の話し口調が女性なのに男性口調になっているのはいい方です

 ある程度会話が理解できるのでマシな方です

 

 それよりも怪しい日本語の文章しかない方が地獄でした

 

 突然『左のバンパー』という意味不明な操作が出てきます

 まったく意味がわからずにカチャカチャしていたらドンドン時間が進んでいきました

 

 正解はL1ボタンのことだけど、操作説明ではマークなり図解なり文章以外の説明って大事だと思いました

 このゲームの場合は特に…

 

 また、本筋に関係していないところはローカライズされていません

 

『ドラキュラ』や『フランケンシュタイン』のような書物があちこちにあり読むことができます

 全部英語になっているけど膨大なページがあるので、もしかしたら全部読めるかもしれません

 

 

 パズルを解くことが中心となります

 こちらは翻訳によって困ることがありませんでした

 

 あちこちにあるヒントを手に入れて別の場所にあるパズルを解いていきます

 

 時間帯によって解くことができるパズルがあります

 PM9:15に落雷で停電するので、それまでにやるべきこと、そして停電になってからできるようになることがあります

 

 ライツアウトパズルが苦手です

 

 

 パズルのヒントやパズルを解くと答えがメモリーログに記録されます

 メモリーログで、いつでも確認することができます

 

 どうしてメモリーログに解答が記録されるかというとループ物だからです

 死ぬことでループし建物に入ったところから始まります

 

 ループすると今まで解いたパズルがすべてリセットされます

 だから、もう一度パズルを解かなければなりません

 

 そのためゼロから解くよりもメモリーログを見て解いた方が時間を短縮することができます

 また、暗証番号 など がメモリーログに保存されるのは嬉しい機能です

 

 ただ、メモリーログには一度解いたときの状態(正解)しか保存されていないのでめんどいときがあります

 パズルによっては過程もわかるとよかったです

 

 

 しかし、毎回全部のパズルを解くわけではありません

 例として以下の順で進めることになります

 

 1.パズルAを解く。解くとメモリーログに記録される

 2.その先にあるパズルBを解く。解くとメモリーログに記録される

 3.目的の手がかりを入手、またはショートカットできる方法がわかる

 

 (1) メモリーログに記録される

 

 4.メモリーログに残っている、もしくはショートカットができたので時が戻っても1~3をしなくてもいい

 

 

 目的を果たすかショートカットができるまで集中してプレイした方が後々楽になります

 

 ちなみに、大きな目的はメモリーログに丸印がついています

 

 

 特定の時間になると、どこかから殺人鬼が現れます

 いつ、どこからやって来るかは、とある部屋を観察していればわかります

 そこにもパズルがあるので、殺人鬼が現れないと解くことができません

 

 エミリーの友人たちに凶行を犯しながらエミリーを殺めようとします

 この殺人鬼はドンドン賢くなっていきます

 

 初めて殺されたときは2階のバスルームのパズルの説明を見ていたらいきなり画面が戻されて倒れました

「何で死んだの?」とキョトンとしてました

 

 

 殺人鬼に見つかると画面に顔が表示されます

 

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 建物には隠れられる場所がいくつかあります

 そこでやり過ごしていてもいいけど建物からは脱出できません

 

 ループを重ね殺人鬼が賢くなると、隠れてもあっさりとバレて殺されるようになります

 もはや隠れることに意味がなくなります

 

 ちなみに、殺人鬼以外にも死ぬことがあります

 

 生き延びたとしてもAM12:00になると時間が停止します。死んでループするまで

 

 

 死ぬとイベントが始まります

 このゲームの物語は死ぬことで始まります

 イベントは主人公と友人たちとのことが中心です

 

 ループを繰り返すにつれわかることが増えていきます

 

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 ただ、ローカライズによってよくわからないことがあるけど

 

 また、イベントではなくピートが登場することがあります

 

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 ピートはパズルのヒントを話してくれるので次以降のループで役立ちます

 

 自分は全部聞いたのでわからないけどヒントを聞くかどうか選ぶことができる場合があります

 

 ちなみに友人に話しかけると質問の中に謎解きに関する問いがありヒントを聞くことができます(一部だけ)

 

 それ以外は普通の選択肢です

 

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 ちなみに、死ぬ前に止めるとループの最初からとなるので注意です
 

 

 調べるポイントがわかるのは嬉しいです

 時間に追われるので無駄なことをしなくて済むからです

 

 しかし、近くの場所に調べることができるポイントが2つ以上あるときはスムーズにポイントを変更できません

 右スティックで動かないことがあって結構なストレスになります

 制限時間があるゲームにおいてスムーズに切り替えができないのは致命的かと思います

 

 

 バード・ミステリーというゲームがあります

 

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 ファミコンのようなゲーム機を調べるとカセットに日本語で『パード謎』と直接書いてあり突っ込みどころ満載です

 

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 このゲームをプレイすることになります

 2Dジャンプアクションゲームだけどジャンプがちょっとだけ遅れるのか大ジャンプするところが難しいです

 

 謎解きに関係するからプレイしなければならず、しかも、PM9:15の停電までしかプレイできないので拷問のようでした

 

<プレイのコツ>

 

 1.卵に当たると一機失う

 2.一秒経過ごとに10ポイント獲得する

 3.卵の上を飛び越えると10000ポイントを獲得し残り時間が5秒増える。鳥は死ぬ

 

 制限時間内に移動するだけでは理不尽なゲームとなります

 スタート地点近くに崖がないならその場にいる方がいいです

 そして、卵をジャンプし続けることがハイスコア達成の近道となります

 

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 このことを知るまでに何回もやり直して、このことを知ってからも何回かやり直しました

 

 ちなみに停電するまでプレイできるので、ループしてから早めにプレイした方がいいです

 

 

 初期バイオハザードのようなカメラワークです

 特定の地点が映る固定カメラとなっています

 

 カメラが切り替わったときに操作が迷子になるときがあります

 

 バグなのか水浸しのエリアへ向かう階段の部屋でカメラが切り替わらないことがありました

 時間のロスとなるのでイラッとしました。数回ありました


 

 エピローグは長くプレイヤーが操作します

 ただローカライズの問題もあって、物語や世界観を理解できないことがあります

 

 

 その他・まとめ

 

 ゲームを進めていくと決められた時間にならないと開かないドアや仕掛けを開ける方法がわかるので少しずつ効率よくプレイできるようになります

 ただ、一度解いたパズルもリセットされるのでもう一度解き直すのはめんどいです

 

 メモリーログには一度解いたときの状態(正解)しかわからないのでめんどいときがあります

 パズルによっては過程もわかるとよかったです

 

 とはいえ、一定のポイントまで進めて目的を達成すると、それ以降のループで再びパズルを解かなくてもよくなります

 

 暗証番号 など がメモリーログに保存されるのは嬉しい機能です

 

 

 ローカライズの問題で物語を理解できないのはかなり痛かったです

 ただの謎解きではなくループする度に物語やヒントがあるので

 パズルを解くときにはそれほど関係がないのはよかったです。関わりすぎていたらパズルの邪魔をするので

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:パズル中心の謎解き
 ○:メモリーログに答えやヒントが記録される
 ×:奇妙なローカライズで理解しづらい → パズルは問題なし
 ×:調べられるポイントが複数かつ近くにあるときスムーズに選ぶことができない