No one lives under the lighthouse(ノー ワン リヴズ アンダー ザ ライトハウス) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
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【感想】
Puppet Combo(パペットコンボ)は80年代のスラッシャー映画(スラッシャーとはサイコパスの殺人鬼が刃物で人々を殺害するもので、たとえば、13日の金曜日)から影響を受けたゲームを開発しています
そんなデベロッパーがパブリッシング事業もしていて、TORTURE STAR VIDEO(トーチャー スター ビデオ) として行っています
このゲームはパブリッシングしている作品の一つです
他にパブリッシングしている作品には、Bloodwash・Night at the Gates of Hell など があります
Puppet Combo のゲームは爆音で耳が死ぬので辛いことがあるけど、このゲームはパブリッシャーの TORTURE STAR VIDEO で爆音が流れ耳が死にます
設定 → 一般 → 音量 がマックスになっているので三分の二にしました
とはいえ、このゲームは趣があるホラーゲームで、プレイ中は「静か」な方です
謎が多くマルチエンディングとなっています
一つしかエンディングを見ていません
グラフィック・音楽について
PS1時代を感じさせるグラフィックで荒いです
無人の島にポツンといる状況なので人に出会うことは少ないけど、鏡で自分の姿を見ることができます
荒いグラフィックなので自分の容姿がハッキリとしていません
音楽よりも環境音 など の音をよく聞くことになります
灯台には蓄音機があり、愛の夢第3番(リスト)を聞くことができます
ハッキリと聞くことができるときもあるけど、不気味な音が重なって聞きづらくなっていたり音楽が歪んでいきます
《説明》
アドベンチャーゲーム です
≪操作≫
左スティック:移動
R2ボタン:走る
右スティック:カメラ
L2ボタン(長押し):ズーム
◯ボタン:インタラクト
◯ボタン(長押し):ハンドルを回す
方向キー上下:次・前のアイテム
オプションボタン:ポーズメニュー
<銃>
L2ボタン(長押し):銃を構える
L2ボタン(長押し)+ R1ボタン:撃つ
□ボタン:リロード
≪基本≫
1.インタラクトできる物に白枠が出る
(1) 扉や梯子 など でインタラクトすると次の部屋に行く
(2) 取ることができる物がある
a.取った物は手に持っている
b.方向キー左右で取った物を切り替える
(3) 何もできないときは効果音のみ
(4) ハンドルは◯ボタン長押しで回し続ける
2.走り続けるとゼーゼーして走れなくなる
3.化け物から逃げるときは化け物視点に変わることがある
このときだけラジコン操作に変わる
左スティック左右:向きを変える
左スティック上:前進
左スティック下:後退
ゲーム内容について
チュートリアルや操作説明がないので、設定 → コントロール で操作をチェックした方がいいです
ただ、銃の操作説明が間違っています
チャプター形式で進行し、一日が一つのチャプターとなっています
チャプター名は画面に出ないけど『レベル』からプレイ済みのチャプター名を見ることができます
プロローグから始まります
本編で行う作業のチュートリアルを兼ねています
本編が始まると主人公が変わります
忽然と消えた前任者から新たな灯台守になったのが主人公です
プロローグの人物が前任者なのかもしれません
一週間、無人の島で仕事をすることになりました
小さな島なので探索するのに時間がかかりません
小さな島には、桟橋、道具が入っている納屋、生活する小屋、外から丸見えの便所、そして灯台があります
灯台守の仕事は灯台に光を灯すことでルーティンは以下の通りです
1.灯台の鍵で灯台に入る
2.入り口左の部屋でじょうろに油を入れる
3.螺旋階段を登ってレバーを回す
4.梯子を登り油入れに油を注ぐ
5.終了
灯台守に必要なアイテムは3つあります
1.灯台の鍵
2.ランタン
3.油を入れるじょうろ
このアイテムは毎日違う場所にあるので探すことになります
最悪、灯台の鍵が見つかればいいです。灯台の中に他のアイテムがあるかもしれないので
毎日スムーズに仕事をこなせるわけではありません
ホラーゲームなので何かが起こります
着任してから二日目から異変が起こります
小屋の床には黒い染みがベッタリ着いていて毎日モップでお掃除しました
染みの跡が意味深だけど
灯台守以外誰もいない島には化け物が潜んでいます
突然どこかから現れて襲ってくるけど、どこかの建物に入れば逃げ切れることができます
襲ってくるのは決まっているのでビクビクする必要はありません
それよりも化け物に襲われたときにカメラが化け物視点となりラジコン操作へ変わります
初見プレイで、そのことに気づくわけがなく焦ってやられたことがあります
クルッと向きを変えて逃げることもあるのでラジコン操作に慣れていないとオロオロするかもしれません
化け物が襲ってくるというわかりやすく直接的なホラー現象よりも何だかわからない現象の方が多いです
主人公の知らない間に起こることがあります
イベントでわかることもあるけど、寝て起きたら何かが起こっていることが多いです
ジャンプスケアはほとんどありません
大きく前半と後半に分けることができます
前半は灯台守の仕事をこなす日々、後半は想像していたことと違うことが起こります
勢いとしては、前半はジェットコースターに乗ってゆっくりと上っている段階で、後半になると急加速で下ります
謎としては、前半がわかりやすく後半は難しいです
後半のとあるシーンの操作が難しかったです
曲面を移動することになるけど色彩やカメラアングルによってわかりづらいです
床も壁も関係なく動けるのに画面が見にくくて苦労しました
マルチエンディングです
初見プレイでは悪い方向に進んでいることがわかり、最終的に失敗したと思います
設定から操作方法を確認したときに『銃の操作』があるのに入手していません
また、終盤の展開から銃を持っていないとおかしい表現が出てくるので、どこかで見落としていたようです
銃は小屋の寝室にある四つの窪みがあるチェストの中に入っています
その窪みに『メダル』をはめ、すべての窪みにはめると開けることができます
メダルは一日一枚見つけることができます
メダルの場所は一番最後に記載しているのでわからないときは見てください
四日目でチェストを開けることができます
チェストの中には、ライフル銃と弾入れ、弾二発、写真立てが入っています
写真立てはろうそくが立てられているテーブルに置きました
この銃で化け物と戦うことができます
ただ問題があります
1.銃の操作説明が間違っている
2.当たり判定がわかりづらい
銃を手に入れてから初めて化け物と対峙したときに暗すぎて化け物が見えず、視認できるのは近づいたときです
撃ったとしてもダメージが入ったかわかりません
化け物が見えたときに撃っても遅いので音を聞いて攻撃しました
ただし見えないので当たったかどうかわかりません
多分遠いとダメージを与えていないと思います
バッドエンディングだと思うけど不思議な終わり方をしました
終盤の怒涛の展開から混乱していて考察が必要なゲームです
教会にはタロットカードが飾られています
グラフィックのせいでタロットカード名が見づらいです
一部のろうそくがついています
このタロットカードはトロフィーのタイトルにもなっていて、タイトル画面の『トロフィー』でチェックできます
伏せられたタロットカードに黒い蛾が止まっているのが獲得したものでめくることができます
その他・まとめ
一ヶ所だけモザイクがありました
昔、パペットコンボの別のゲームが配信停止になった後にモザイクで対処した経験が活きています
でも、残酷な表現は少ないかもしれません
ここがパブリッシャーするゲームの中では
ホラーゲームだけど恐さよりも雰囲気があり謎解きがあります
終盤になると、あちこち場面が飛ぶので考察が必要です
真相がわかるパートでもあるので考察は重要です
レベルを見ると最後のチャプターがアンロックされていないので別のエンディング、グッドエンディングがありそうです
ここのパブリッシャーのゲームは追われる系が多いので意外です
追われる場面はあるけど少ないし短いです
お勧めです
【評価】
○:雰囲気のある前半と急加速する後半
○:謎解き
×:銃の操作説明が間違えている、当たり判定がわかりづらい
×:化け物に襲われるときのラジコン操作。突然切り替わる
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【メダルの場所】
灯台に行く前にメダルを手に入れチェストの窪みにはめること
〖一日目(島に到着した日)〗
1.桟橋(スタート地点)にあるトランクを小屋に持ち帰り机に置く
2.トランクの中に塔のマークのメダルがある
3.チェストの窪みの一番左にはめる
〖二日目〗
1.一日目終了後のイベントムービーで桟橋近くのボート置き場で異変が起こっているのでチェックしに行く
2.目のメダルが落ちているので取る
3.チェストの左から二番目の窪みにはめる
〖三日目〗
1.納屋からスコップを取る
2.灯台裏(入り口の反対側)の盛り上がった土を掘る
3.わらじ虫のメダルが出てくるので取る
4.チェストの右から二番目の窪みにはめる
〖四日目〗
1.屋根を修理すると小屋の食卓がある部屋に蛾のメダルが落ちている
2.チェストの一番右にはめるとチェストが開く
3.ライフル銃と弾入れ、弾二発、写真立てを取る
4.写真立てはろうそくが立てられているテーブルに置く