【感想】 Carrion | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Carrion(カリオン) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 2020年7月23日にSwitch・XboxONE・PCで、2021年10月22日にPS4で配信されました

 

 PS4版は、本編と DLC Greatest Time of Year(Xmas Special)がセットになって配信されました

 他の機種は無料で配信されています

 

 

 ホラーゲームはよくあるけど、怪物の立場になって人間を恐怖に陥れるゲームというのは(多分)プレイしたことがありません

 今までは倒すべき存在であった怪物となって人間を蹂躙していくのはユニークです

 

 

 ホラーゲームだけど、まったく恐くないです

 グロい描写があるけどドット絵に救われました。グロいのは苦手なので…

 

 本編だけでなくDLCもクリアしました

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 怪物が人間を攻撃すると真っ二つに切断されます

 荒いドット絵なので気にならなかったです

 

 怪物の粘液や血だまりがあちこちに飛び散ります

 どんな綺麗な部屋でも怪物の手にかかったら悍ましい部屋に様変わりです

 

 

 ホラーの定番のような音楽です

 不安を煽るけど、プレイヤーは怪物だから不思議な感じがします

 

 スタッフクレジットの音楽も同様で、エピローグ後をかんがえると恐ろしいです

 

 

 《説明》

 

 リバースホラー アクションゲームです

 

 

≪操作≫

 

 オプションボタン:ポーズメニュー

 

<怪物>

 

 左スティック:移動

 右スティック:狙う(×印のカーソルが表示される)、(掴んだ物を)引き寄せて動かす、(掴んだ人間を)引き寄せて食べる、(掴んだレバーを)動かす

 

 R2ボタン(長押し):(カーソルが丸くなった)物を掴む、人間を掴む、レバーを掴む

 

 R1ボタン:攻撃スキル

 L1ボタン:防御スキル

 L2ボタン:近くの巣穴を音波探知、雄叫びを上げ、敵を怯ませる

 

 ×ボタン:潜り込む → 部屋に入る

 △ボタン:パラサイティズム

 

<人間>

 

 左スティック:移動

 右スティック:狙う、見回す

 

 L2ボタン(長押し):走る

 R2ボタン:撃つ

 

 L1ボタン:シールド起動

 

 ×ボタン:調べる、引く

 △ボタン:パラサイティズム終了

 

 

≪基本≫

 

 1.人間を食べてバイオマスを奪うと成長する

 

 (1) 画面上部の黄色の丸がバイオマスを表す

 

     a.バイオマスの色:黄色・オレンジ…という風に分かれている

 

     (a) 色ごとに五ポイントある

 

     b.色によって使えるスキルが決まっている

 

 (2) 赤色の水でバイオマスを切り離すことができる

     バイオマスがオレンジのとき黄色になる。小さくなる

 

     a.切り離した物は繭となる

       この繭を食べるとバイオマスが元通りになる

 

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 (3) 人間や機械兵器の攻撃を受けるとバイオマスが減りバラバラになる

     バイオマスがゼロになると死ぬ

 

 2.廃棄物マークのカプセルを破壊して潜り込むと新しいDNAを吸収する

 

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 3.バイオマスを広げるとセーブできる

 

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 (1) セーブするとバイオマスを回収できる

 (2) セーブポイントによって行くことができる範囲が広がることがある

 (3) いくつかに区分けされているゲートは開かない

     開けるには、セーブポイントでバイオマスを広げると区分けされた部分が赤く染まり、すべての部分を赤く染めるとゲートが開く

 

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 4.クリア後、クレジットとデモが追加される

 5.DLC Greatest Time of Year(Xmas Special)は、クリスマス仕様になったオリジナルステージをプレイする

 

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 (1) 怪物がセーブポイントに寄生している所から始まる

 (2) すべての能力が使用できる

 (3) より強い人間が登場する。機械に繋がっている人間。電波を共有している


 

 ゲーム内容について

 

 リバースホラー(逆ホラー)ということで、プレイヤーは怪物になって人間を恐怖のどん底に追い込んでいきます

 人間をバリバリ食べるという普段とは正反対なことができます

 

 敵は人間です

 

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 無防備な研究員、銃 など を携えている警備員、防護服を来た警備員がいます

 その他にも機械兵器が襲ってきます

 

 

 怪物だから銃 など の攻撃にも結構耐えられると思っていたら意外と弱くてビックリしました

 銃ならまだしも火炎放射器で攻撃してくる人間もいて、引火すると水中に逃げ込むまで燃え続けて大変なことになります

 

 人間を触手で捕まえて食べることでバイオマスを得ることができます

 このとき人間は真っ二つに引き裂かれます。ホラー映画での恐怖シーンです

 

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 でも、プレイヤーは怪物だしドット絵なのでグロくはならないです

 グロいのは苦手だけど大丈夫でした

 

 防護服を着た人間は食べられません

 しかし、触手で捕まえてもムシャムシャしないと起き上がります

 この敵の装備している銃の攻撃力が高くてバラバラになって散ったことが多かったです

 

 途中からは人間と戦う場所に水があったら水中に引きずりこんで溺死させてからモグモグしました

 

 

 機械兵器は3種類出てきます

 機械兵器は部屋のどこかにある円形のランプとリンクしていて倒すとゲートが開くようになっています

 

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 飛行兵器はサーチライトを照らした場所に銃を連射してきます

 触手で捕まえて壁や床にバンバンぶつけて壊しました

 

 ノッソノッソ動くロボ(上のSS)もサーチライトを照らした場所にマシンガンを連射します

 パーツを剥がして操縦している人間を引きはがすと倒すことができます

 このロボは操った人間に乗り込ませて同士討ちさせることができます

 

 ドローンを出す機械は、すべてのドローンを壁や他のドローンにぶつけて壊しました

 

 

 プレイしていると怪物になるのも大変なことに気がつきました

 

 ドンドン大きくなると操作が大変になるのでは?と思ったけど快適に移動できます

 

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 反面、障害物を取り除いたり、人間を捕らえるのがうまくできないときがあり、細かい操作が難しいことがありました

 不器用な怪物です (・_・;)

 いや、私がですが…

 

 触手の操作には慣れが必要です

 触手の動きが早く、うまく物を掴めないことがありました

 

 

 物語は進行に合わせて怪物パートと人間パートを交互に繰り返します

 

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 どうして人間パートがあるのか不思議に思っていたけど終盤でわかりました

 当然だけど、主人公の怪物は一切喋りません

 周囲の状況から何となく状況をつかんでいくこととなります

 

 スタッフクレジットに映し出される画面を見ながら、これから起こることを想像すると恐いです

 

 

 全部で9個の格納ユニットにアクセスするのはやり込み要素で強化できます

 各エリアに1個あり、白色のダイヤマークが格納ユニットがあります

 

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 全部アクセスしていません

 

 

 DLCは高難度のクリスマス仕様のオリジナルゲームとなっています

 電光掲示板の文章にクスッとしました

 でも、強い敵がいたりして歓迎はされていませんでした

 

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 その他・まとめ

 

 ゲームを起動してから始まるまでが早いです

 

 

 リバースホラーということで恐くはないけど、人間の立場にたつと恐いです

 

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 ホラーの定番のような作品を怪物としてプレイするという逆の立場を体験するユニークな作品です

 ホラーが苦手な人も大丈夫かと思います

 

 グロい表現もあるけどドット絵なので気になりませんでした

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:ホラーの定番のような音楽や物語
 ○:逆の立場になってプレイできる

 〇:操作性がよい
 ×:人によってはグロく感じるかも