I Am Dead(アイアムデッド) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
ホホクムや Wilmots Warehouse のクリエイターによる作品です
2020年10月8日に、Switch・PC で配信されました
そして、2021年8月9日に、PS4・XboxONE で配信されました
ホホクムが好きなので配信日に購入しました
物探しアドベンチャーゲームで、同ジャンルのスマホで配信している Hidden Folks が好きなので楽しかったです
物語もよく、のんびりプレイするのに向いている作品です
プラチナトロフィーを獲得するまでプレイしました
グラフィック・音楽について
人だったりそうでない人がいたりして不思議な世界です
特徴的な人物の描かれ方をしています。ホホクムをプレイしたことがあるので慣れていました
落ち着いた曲なのでのんびりとプレイするのにピッタリです
ギターも加わった Thistle and Briar がお気に入りの一つです
スポティファイにオリジナルサウンドトラックがあります
《説明》
パズルアドベンチャーゲームです
≪操作≫
左スティック:移動
右スティック:カメラ
タッチパネル:マップ画面・設定・グレンキン
オプションボタン:ポーズメニュー
<物を見るとき>
○ボタン:(名前が表示された物・白枠が出て丸いカーソルが二重丸になったときに。ただし、中心の円が黒色のときはできず白円のときだけできる)ロックオン
R2ボタン(長押し):中を見る
L2ボタン(長押し):離れる
左スティック:ロックオンした物を回転させる
右スティック:カーソルの移動
×ボタン:アンロック
<スパーキー(すべての形見を見つけた後)>
×ボタン(長押し):呼び出す
○ボタン:(魂の前で)吠える
R2ボタン:高速
左スティック+R2ボタン(長押し):高速移動
≪基本≫
1.各ステージにいる目的の人物に会うことが目的
(1) 目的の人物と関わりのある生きている人の思い出を見る
a.頭からモヤモヤみたいな吹き出しが出ている人が関わりのある人
また、関わりのある人がいる部屋では画面左側の?マークが大きくなる
b.その人物にロックオンするとフルボイスによる回想が始まる
(a) 中心の円に絵が表示される。この絵を完成させるためR2ボタン(長押し)で調整する
先に進んでしまったらL2ボタン(長押し)で戻す
(b) ブルッと振動した後に一拍後長めの振動がありボーンと音がすると完成
(c) 次の文章に移り、再び絵を完成させる。これを繰り返す
(2) 思い出から形見を探す
a.画面左側にある?マークの一つが形見の品の形に変わるので同じ物を探す
(a) 回想を覗いた部屋にある
(b) 形見の品のマークが大きくなっている部屋にある
b.形見の品を見つけると画面左側にあるマークに×印が着く
(a) 形見の品がわからないときは?マーク
見つけていない物は形見の品の形
(3) すべての形見を見つけると、スパーキーを呼び出し魂を集め目的の人物を目覚めさせる
a.グレーの魂に近づいて吠えると色がつく
b.すべての魂に色をつけ、モノクロの目的の人物に近づくと人物に色がつく
2.ステージの始めに人物調査書が表示される
(1) 目的の人物と説明。そして、目的の人物の形見の品が?マークで表示される
(2) マップ画面から見ることができる
(3) 形見の品は全部で五個ある。すべての人物に共通している
3.グレンキン(幸運をもたらす生き物)
(1) スパーキーがワンと吠えると画面右下にシルエットが表示される
(2) シルエットになりそうな物を見つけ、シルエットと同じ向き・同じ断面にするとグレンキンを見つけることができる
a.正解の物をロックオンすると右下のシルエットがドクンと動く
b.正解の向き・正解の断面に近づくとコントローラーがブルブル震え、右下のシルエットがドクンドクンと動き音も鳴る
近づくと激しくなる
c.グレンキンを見つけると、ステージにいるグレンキンの数がわかる
(3) タッチパネル → R1ボタン で、グレンキンをチェックできる。シルエットはまだ見つけていない
4.ミスター・ウィスタブルのナゾナゾゲーム
(1) ステージのどこかに五つの項目が書いてあるポスター など があり、カーソルを合わせると笑い声がする
(2) 笑い声がする物をロックオンし、五つの項目(英文)にカーソルを合わせるとミスター・ウィスタブルが現れ、お題の翻訳が表示される
a.正解の物を見つけると線が引かれる
(3) 五つの項目から一つを選んで、ナゾナゾにちなんだオブジェクトを制限時間内に見つける
(4) 制限時間内に正解の物をロックオンすると勝利
制限時間内に見つけることができなかった場合は、もう一度その場所に行くことでやり直すことができる
L1ボタンで諦めることができる
5.『ステージにある○○をすべて見つける』(トロフィー)
(1) ○○はロックオンすると見つけたことになる
(2) 途中で止めるとリセットされる(?)
6.会話シーンは吹き出しでオートで進行する
(1) 左スティックで今までの会話を見返すことができる。ただし、この会話シーンのみ
(2) 会話中に左スティックを動かして前の会話を見るとオート進行が解除され×ボタンを押すまで停止する
そして、人物の会話ごとに×ボタンを押すと次の人物の会話に進む
ゲーム内容について
シェルマーストン島で博物館の館長をしていたモリス・ラプトンが亡くなりました
そんなときに、愛犬スパーキーと再会します
愛する故郷が火山の噴火によって危険な状態になっていることを知り、故郷を守るためにモリスとスパーキーは協力して行動を起こします
モリスとスパーキーの会話シーンの雰囲気がよく、特に、モリスの人柄にホッコリしました
また、島の住民との会話もよかったです
緊迫した展開だけど……
ゲームがスタートしたときに、多分モリスが鼻唄を歌っています
生きている人が亡くなった目的の人物の回想を見ることで、その人物のことを知ることができます
様々な面があることを知ります
パズルアドベンチャーゲームだけど、スマホにある アイテム探し(パズル)アドベンチャーゲーム というジャンルをイメージしてもらうとわかりやすいかと思います
たとえば、Hidden Folks があります
他で例えると、『ウォーリーを探せ』みたいに決められた物を探すゲームです
また、本編以外にも、グレンキンを探すのとミスター・ウィスタブルのナゾナゾという2つのミニゲームがあります
これらもアイテム探しアドベンチャーゲームと同じです
トロフィー専用のアイテム探しもあります
このゲームの特徴は、物をCTスキャンのように断片的に見ることができます
たとえば、茂みに何かが突っ込んでいるのが見えます
気になるのでロックオンします
茂みをスキャン(スキャンは、正式な名称がわからなかったので勝手に命名しました。以後スキャンと呼びます)してみると、
茂みの中にいる子猫達が気になっている犬でした
他にも、よくあるゲームでは、机の引き出しを開けて中を見るけど、このゲームでは、机をスキャンして引き出しの中を見ます
このようにスキャンすることで様々なことがわかります
物を探すのにも必要な機能です
本編では、目的の人物と関わりのある人物(生きている人)を見つけると、彼らの回想シーンとなります
回想を終えると、彼らに関係する物(形見の品)がわかります
それと同じ物をその人物のいる場所から探します
他の場所にはないけど、スキャンしたり本来の物とは違う使われ方をしているからか意外な場所にあったりします
一番悩んだのは下のSSです
この物が見つからなくて詰むかと思いました
意外な使われ方をしていました (・ε・)
回想シーンで正解の絵に合わさったときにブルッと振動した後に一拍置いてから長めに振動し、ボーンと音がします
これはわかりやすくて嬉しい機能です
特に、コントローラーが振動するのでわかりやすいです
グレンキンを探し出すのは、グレンキンのいる部屋に入るとスパーキーが吠えて教えてくれます
このときシルエットが表示されるので、シルエットの物を見つけてからシルエットと同じ向き・同じ断面にすると見つかります
これも親切で、正解に近づくとシルエットがドクンドクン動き出しコントローラが振動していきます
そして、正解に近づく程に大きくなっていきます
ある程度近くなると、正解の形になるように自動的に動いてくれるので親切です
だから、根気よくプレイすれば見つけることができます
探し物の中で難しいのが、ミスター・ウィスタブルのナゾナゾです
探す物がナゾナゾになっていて、その意味を解読して制限時間内にステージのどこかにある正解の物を見つけます
スキャンしないと見つからなかったりします
わからないときは、物にカーソルを合わせたときに表示される文章がヒントになっていることがあります
すべてのナゾナゾを解くとナゾナゾ証明書を貰いました
いつでも、オプションボタン → ナゾナゾ証明書を眺める で見ることができます
ミスター・ウィスタブルがアコーディオンを伴奏に歌ってくれます
素敵な歌を(?)
グレンキン探しより悩んだので嬉しいです |д・)チラッ
もう一つ難しかったのがトロフィー専用の探し物で、『ステージにある○○をすべて見つける』というものです
ミスター・ウィスタブルのナゾナゾと同じぐらいトロフィーの取得率が低かったです
こちらは、途中で止めるとリセットされるみたいです(自信なし)
目的の物を見つけるだけではダメです
目的の物をロックオンしないと見つけたことになりません
一番苦労したのが最後の博物館です
ここだけ他とパターンが違い、いつも見ているけど見逃す場所にあります。博物館だから…
トロフィーや、やり込み要素とは関係ないけど、このゲームの楽しみ方が他にもあります
それは、それぞれの場所に登場する人や物の説明を見ることです
たとえば、新聞を読むことでわかることがあります
また、複数の場所で見かける人がいます
たとえば、ベルゴンツィ姉弟と犬ピッグ、そして、ウサギのぬいぐるみ
なぜか、姉弟以外にもベルゴンツィ一家が登場します
『ウォーリーを探せ』ではなく「ベルゴンツィ一家を探せ」です
ゲームにはまったく関係ないです
姉弟の説明文は凝っているのに、他の一家が雑に扱われているのが何とも言えません (ノ´▽`)ノ
ちなみに、場所によって説明文が変わります
このゲームの最大の謎の登場人物が下のSSです
名前しかわかりません
それぞれの場所にまたがって登場する人々が何をしているかを見るのが楽しかったです
攻略には一切関係ないけど…
会話シーンではフルボイスで進行し、字幕は喋っているようにポンポン一文字ずつテンポよく出ます
結構早く進んだりすることがあるけど、同じ会話シーンだったら前の内容を確認できます
その他・まとめ
ローカライズはほとんど完璧だけど、たまに変です
だから、意味不明ということはありません
また、閉じるが○ボタンになっているけど×ボタンです
これは日本の決定が○ボタンで、閉じるが×ボタンだけど海外では反対です
操作は日本の操作方法になっているけど、文章は海外のままだと思います
アイテム探し系のゲームが好きかどうかが、このゲームを楽しめるかどうかの基準の一つとなりそうです
本編だけで物語は進むけど、トロフィーややり込み要素があります
全部プレイするとやることがなくなります
自分はプラチナトロフィーを取って満足しました
場所ごとに共通して登場する人々が何をしているか何を考えているかを知る楽しみもあります
落ち着いた環境でのんびりプレイするのがいいかと思います
お勧めです
【評価】
○:グラフィック・音楽
○:スキャンする要素を取り入れた物探し
○:物語、物語には関係ない登場人物や物のこだわり
○:ミスター・ウィスタブルのナゾナゾ、グレンキン探し
×:すべてやり尽くすとやることがなくなる
×:物探しアドベンチャーゲームが苦手な人には難しいかも