Macrotis:A Mother's Journey(マクロティス:ア マザーズ ジャーニー) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
【訂正】 2021年7月14日記載
文中に『ネズミ』と記載しているのは間違いで、正しくは「ビルビー」です
PSストアに記載してあったのを見落としていました
ちなみに、ミミナガバンディクートが正式名称でオーストラリアの固有種です(Wikipediaよりミミナガバンディクートの項目から引用しています)
文中ではネズミのままだけど「ビルビー」です
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
トルコ産のゲームで、おそらく初めてプレイするトルコのゲームです
アクションゲームとパズルゲームの融合したゲームと思っていたけどパズル要素が強くアクションゲームとしてはそれほどでした
物語はグッとくるのにローカライズが「アレ」すぎるのがもったいないです
最初に、字幕を日本語にする必要があります
Option → Menu Language(メニュー言語)・Subtitle Language(字幕の言語)を English から日本語に変更します
グラフィック・音楽について
ムービーによるイベントのネズミはかわいらしいです
最初のエリアには昆虫がいます
一番多いのは蜘蛛です
結構リアルです
親切なことに、オプションに『クモ恐怖症』があります
初期設定ではオフになっているけどオンにしたら蜘蛛がいなくなるかもしれません(試していないです)
下のSSのように言われるけど、私も蜘蛛が苦手です。一番嫌いです (・ε・)
ネズミにはわかってもらえないと思うけど…
なんなら、ネズミも苦手だけど……(【訂正】 ネズミではなくビルビーです。苦手なのはネズミです)
雰囲気たっぷりの音楽はピッタリでよかったです
≪説明≫
アクションパズルゲームです
≪操作≫
左スティック:移動(ダッシュが基本)
L2ボタン(長押し)+左スティック:歩く
R2ボタン:掴む
R2ボタン(長押し)+左スティック左右:掴んだ物の押し引き、レバーを引く
R2ボタン(長押し)+左スティック上下:紐を上り下りする
L1ボタン:瞑想(覚えたら)
方向キー上:パズルをやり直す
×ボタン:ジャンプ
□ボタン:紐をかじる、(脆い壁を)掘る、壁を消す
〇ボタン:壁を作る(覚えたら。二番目に覚える)
オプションボタン:ポーズメニュー
1.崩れる床は歩かないと崩れてしまう
≪基本≫
1.母ネズミのアクションについて
(1) 壁に張り付き逆側を向くと、そっちにジャンプできる → 壁ジャンプできる。三角跳び
a.ずっと壁に張り付いていると落下する
(2) 大きい物は掴んでも運べない
(3) 紐をかじって切ることができる
(4) 泳ぐことができず、水中に入ると死んでしまう
2.母ネズミの魔法について
(1) 瞑想
a.薄い自分が現れ、そのキャラを操作する。本体はその場で瞑想している
b.本体を中心に円が出て、その範囲から出ると本体に戻る
c.瞑想以外の能力を使用できる
d.もう一人の自分は体重がないので、崩れる床に乗ったりジャンプしても崩れない
e.もう一人の自分が壁に触れたときに△ボタンを押すと壁をすり抜ける
(a) 壁をすり抜けると円の範囲が狭くなる
f.瞑想状態で本を取ることができる
(2) 壁を作る
a.壁は三つまで作れる。四つ目を作ると最初の壁が崩れる
(a) 壁はトラップを防いでくれる
(b) 崩れる床の上に作ると床が崩れ壁は消える
(c) スイッチの上に作ることができない
3.全部で14冊の本があちこちにあり、取るとエクストラのコレクティブルで見ることができる。収集要素
(1) 本は読物、絵は設定資料集
4.エクストラのシーンを選択から、クリアしたシーンをプレイできる
最初はシーン1のみアンロックされている
ゲーム内容について
洪水によって家が押し流されて母ネズミは子ネズミ達とはぐれてしまいます
偶然にも子ネズミ達は助かるが、母ネズミは濁流に飲まれて地下まで押し流されてしまいました
子ネズミのいる所に帰るため地上を目指します
帰り道の途中で母ネズミが独り言を呟きます
そして、魔法を得てから一緒に冒険する人との会話があります
チャプターの区切りでムービーが入ります
パズルゲームにアクションがあるパズルアクションゲームっぽいです
ドンドン先に進んで行き、一つ一つのパズルステージを解くことになります
魔法の能力を得るまでは、ジャンプ・紐を噛み切る、物を押すことでパズルを解いていきます
どちらかというと、ジャンプアクションがメインです
魔法の能力、まずは瞑想を得てからは、分身を使ってパズルを解いていきます
そして、壁を作ることも覚えます
全体を通して、パズルはめんどい物が多く、行ったり来たりすることが多かったです
ひらめきよりも作業感の方が強いです
そのため、詰まることはなかったです
特に、めんどかったのが扉を開けるのにシンボルに合うギミックを起動させることです
このシンボルは最終的に2つ以上のギミックを組み合わせて扉のシンボルにするというパズルとなります
結構めんどかったです (・_・;)
アクションは癖があります
三角跳びが特徴的で、ジャンプして壁やブロックにくっつくと反対側を向きます
このとき、もう一度ジャンプすると三角跳びができます
他のゲームにあるようなピョンピョンと飛ぶことができずテンポが削がれます
また、三角跳びしたくなくても、必ず壁に張り付いてしまいます
何も動かさなければ手を放して降りるけど、ジャンプとかしたら行きたくない場所へ行ってしまうことがあります
やはり、テンポが削がれます
蔦や紐を登り切ったときに、うまく床に着地できないことがあります
たまにではなく、よくあったので調整ミスかと思います
これも地味にテンポが削がれます
でも、壁の縁を掴むとよじ登ってくれるのは便利です
その他・まとめ
ここのパブリッシャーのローカライズは怪しいです
プロローグから怪しく、ポーズメニューにある操作説明が『操作の図式』になっていました
また、文章が堅すぎて意味不明になっていることがあります
機械翻訳っぽいけど物語は演技でわかります
ローカライズがよかったら感情移入できるのにもったいないです
スタッフクレジットの後にエピローグがあるので注意です。スタッフクレジットは結構短いです
エピローグのローカライズは完璧です……
ゲームを再開すると、ロード時間を利用して直近で見たムービーを見ることになります
ロードが終われば×ボタンでスキップできるけど、それまでが長いです
パズルを解くのが失敗し解決不能となったときは、オプションボタン → パズルをやり直す ことでリトライできるのはありがたい機能です
難しさよりもめんどくさい方が強く、脳みそが疲れるというよりも精神が疲れてきます
レバーが出てくると強く感じました
とはいえ、パズルゲームが好きな人は楽しめると思います
お勧めです
【評価】
○:物語 → ローカライズは怪しいけど…
○:音楽
○:程よい難易度のパズル
×:癖のある三角跳び
×:作業感の強いパズル
×:怪しいローカライズ