【感想】 Morbid:The Seven Acolytes | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Morbid:The Seven Acolytes(モービッド:ザ セブン アコライツ) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

【追記】 2021年3月7日に追記

 

 アップデート1.04が配信され、感想にも記載してある不満点が解消されました

 そのことについて気がついた点を追記してあります

 より遊びやすくなりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

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 フィンランド産のゲームでクォータービューによるソウルライクゲームです

 

 不思議な魅力を持ったゲームで、クトゥルフ神話の影響を受けたエリアを探索することになります

 サブタイトルの The Seven Acolytes は『七人の使徒』という意味で倒すべき目標となります

 

 クトゥルフ神話がベースにあるということで、ソウルライクゲームのシステムに『正気度』が加わっています

 

 アイテム管理に追われることがあり、正気度の管理よりもしていたような気がします

 図鑑を読むのが楽しいゲームで、図鑑というよりは短編小説といってもいいぐらいです

 ソウルライクゲームではあるけれども、後半になると簡単になる不思議なゲームです

 

 

 グラフィック・音楽について

 

 ドット絵によるグラフィックで、おどろおどろしいモンスターや背景を描いているのは凄いです

 

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 地形や周囲のグラフィックも不気味です

 色彩のせいか、森で道がわかりづらいことがありました

 

 隠し通路があるけど、草や色彩 など のグラフィックで見つけづらくしています

 もう少し見やすくしてあると探索しやすいです

 

 

 オーケストラサウンドによって奏でられるゲームで重厚さがあります

 七人の使徒戦で演奏される曲は盛り上がります

 

 曲によって、バロック音楽だったり宗教歌っぽくなったり、エリアやボスなど雰囲気に合わせて表現方法や楽器編成(オーケストラサウンド)が変わります

 

 ちなみに、スポティファイにサウンドトラックがあります

 

 

 ≪説明≫

 

 ホラーパンクアクションRPGです

 

 

≪操作≫

 

 左スティック:移動

 

 L2ボタン(長押し):スニーク

 L1ボタン:パリィ→パリィ成功後のカウンターアタックは極めて大きいダメージを与える

 R2ボタン(長押し→放す):銃を撃つ。長押しすると丸い標準が出る。右スティックで標準を動かす

 R1ボタン:装備している武器のⅠとⅡを切り替え【アップデートで追加】

 

 方向キー左・上・右:アイテムを使用

 方向キー下:回復(ディブロムの石を消費)

 

 □ボタン:攻撃

 ×ボタン:(移動中に)ドッジロール

 ×ボタン(長押し):ダッシュ

 ○ボタン:特殊攻撃

 △ボタン:(光っているところで)アイテムが出る

 

 タッチパネル:インベントリを切り替え

 

<アイテムの装備>

 1.R2ボタン(長押し):装備したいアイテム上で押す

 2.方向キー:装備したいスロットを方向キーで選択し、インベントリでアイテムを装備する

 

 

≪基本≫

 

 1.正気度メーターは画面左の紫色のバー

 

 (1) 正気度は与えるダメージと受けるダメージ、獲得できるXP、あなたが立ち向かうスペクターの量に影響する

 (2) 祭壇で瞑想しても回復しない。専用アイテムで回復する

 (3) 正気度が減ると画面端が紫色に汚染される

     最悪、敵を倒したときに紫色の化け物が出現することがある

 

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 (4) 正気度を減らす攻撃をしてくる敵がいる。紫色の波動を放つ

 

 2.HPはディブロムの石で回復する

 

 (1) 遺体の中には調べると最大所持数を増やすことができる

 

 3.アイテムはインベントリ内のアイテムボックスに収納される

   ブロックで仕切られている

 

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 (1) アイテムは1ブロック、武器と銃は数ブロック必要

 (2) 同じアイテムは十個までまとめて収納される

     しかし、十一個以上のアイテムを持つことができない

 (3) 武器と銃は一種類ずつ収納され、まとめることができない

 (4) アイテムがいっぱいになると取ることができないので捨てるしかない

 (5) 武器と銃を装備する。ⅠとⅡに二種類装備できる

 

     a.装備した武器と銃はアイテムボックスから外れる

     b.ⅠとⅡの切り替えはインベントリで行う

 

 4.ルーンについて

 

 (1) 武器に装備することでルーンの特殊能力を得る

 

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     a.装備するとルーンは消失する

     b.武器によって装備できる数が決まっている

     c.で武器に装備したルーンを取り外すことができる

 

 (2) 同じ能力のルーンは小(銅)・中(銀)・大(金)の三種類あり、大きくなるにつれ特殊能力の効果が大きくなる

 

 5.祭壇について

 

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 (1) 瞑想

 

     a.HP全回復、ディブロムの石・銃弾が最大数まで回復

     b.倒した敵が復活する

 

 (2) 祝福(祝福を手に入れてからオープン):祝福のセットとアップグレードを行う

 (3) クエスト:クエストをチェックできる

 (4) 移動:転送する。エリアの入口から

 (5) モルビド・メナジュリー:図鑑

 

     a.『新たな伝承登録』と画面左中央に表示されたら図鑑に登録される

     b.フレンドの項目には会話が記録される。NPCの会話は記録されない

     c.見た項目は白丸、見ていない項目は赤丸で表示される

 

 6.祝福について

 

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 (1) 祈りの彫像(下のSS:主人公の向いている先にある像)を壊すと祝福が手に入る

 

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 (2) セットできる祝福の数は最初は二個。多分七人の使徒を倒すと増える

 (3) スキルポイントでアップグレードできる

 

     a.レベルアップするとスキルポイント(二重のダイヤマーク)を得る

 

 7.敵を倒したりクエストを達成すると経験値を得る

 

 (1) お知らせディスプレイ上の脳液で表される

 (2) 円いっぱいになると、スキルポイント(二重のダイヤマーク)を獲得する

 

 8.ディブロムの石(回復アイテム)や銃弾の数は特定の遺体を調べることで増やせる

 

 (1) ディブロムの石は最大10個(?)

 (2) 銃弾の数は五個ずつ。最大20個(?)

 

 9.チェストを壊すと中身が出る

 

 (1) 瞑想したり別のエリアから戻ったときに復活している。中身は同じ(?)

 

10.同じ姿の敵でも強敵にはHPバーにドクロマークがある

11.三人の使徒を倒すと高位に、さらに三人の使徒を倒すと超越になり、それぞれのランクになると門番が通してくれるようになる


 

 ゲーム内容について

 

 世界観が独特です

 

 とある条件を満たす(下のSS:クエスト達成)ことで新しいエリアに行くことができるようになります。この新しいエリアはガラッと雰囲気が変わります

 

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 最初のエリアはクトゥルフ神話っぽく不気味な世界です

 このゲームのエリア全体がクトゥルフ神話によって汚染されているかのようです

 

 とある条件を満たすと行くことができるエリアはスチームバンクっぽくなります

 主人公が指名手配されていることを初めて知りました

 

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 そして、そこのエリアで、とある条件を満たすと更なるエリアへ行くことができるようになります

 一気に宗教色が強くなります

 

 一応、まとめると下記の印象を受けました

 

 スチームバンクの時代、西洋宗教が根付いている地にクトゥルフ神話が侵食し狂った世界になった

 

 

 PSストアの説明文に『ラヴクラフト風ホラーとクローネンバーグ風のゴア表現が盛り込まれたホラーパンクアクションRPG』とあり、臓物表現や得体の知れない敵がいます

 また、血みどろとなることが多いです

 

 ドット絵で、ここまでグロくできるのは凄いです(褒め言葉です)。個人的にゴア表現は苦手だけど……

 

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 最初にPSストアの説明文を見たときにピンとこなかったけど、プレイしていく内に素晴らしい世界観だと思いました

 うまい具合に融合しています

 

 

 ゲームは、海岸の漂着地点で目覚めるところから始まります

 

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 海岸のあちこちに船の残骸や漂流物が散らばっています

 その中の一つ、「本」がこのゲームのチュートリアルになっています

 

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 ダークソウルシリーズのようなスタート地点近くに書いてあるメッセージのような物です

 

 操作説明からシステムの説明まであります

 

 その中にスキルポイントについて書いてある本がありました

 この本が混乱を生じてしまいました

 

 スキルポイントについての説明はあるけど、スキルについての説明やスキルの習得方法については書いてありません

 スキルといえばスキルツリーと勝手に思い込み、メニュー画面とかいろいろ調べたけどありませんでした

 だから、見落としがあると思い、結構探索しまくりました

 

 結果としてレベルが上がりまくって、どこで使うかわからないスキルポイントをたくさん手に入れてしまいました \(゜□゜)/

 

 

 このスキルポイントは祝福をアップグレードするときに必要となります

 祝福は、最初の七人の使徒を倒した後の道にある祈りの彫像を破壊することで使用できるようになります

 また、近くに祝福のことが書いてある本が落ちています

 

 祝福、そしてスキルポイントを使えるようになるまでが結構長いです ∑(-x-;)

 

 祝福は、ステータスアップやスキルみたいなものを含めたものです

 

 たとえば、一例を記載すると、

 体力アップやスタミナアップ など のステータスアップ・補助

 

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 特定の手段・特定の敵に対してダメージが大きくなる

 

 など があります

 ダークソウルシリーズのようにステータスを割り振りできない代わりに祝福があります

 

 この祝福は最初2個までセットできるけど、七人の使徒を倒すとセットできる数が1個増えます

 おそらく、使用できるようになるのは最初の七人の使徒を倒した後なので初期は1個かと思います

 

 祝福を使えるようになるまで縛りプレイを強いられます

 そのため、ソウルライクゲームが苦手な人は諦めてしまうかもしれません

 

 でも、このゲームは先に行けば行くほど簡単になっていきます

 普通は徐々に難しくなると思うけど、このゲームは反対です

 

 セットできる祝福の数が多くなり、アップグレードしたら強くなり過ぎます

 それだけ祝福の恩恵が大きいです

 

 

 ソウルライクゲームとしては優しめのシステムになっています

 それは、死んだときのデメリットがないことです

 

 たとえば、ダークソウルシリーズでは死ぬとその場にレベルアップや買い物 など に使用するソウルを落とし、次に死ぬまでに回収しないとロストしてしまいます

 でも、このゲームでは死んでも失うものはありません

 

 この祝福とデメリットがないところが、他のソウルライクゲームと比べて簡単な理由です

 

 

 他のソウルライクゲームにはない要素として正気度があります

 クトゥルフ神話が物語の根幹にあるのでお馴染みのシステムだけど、ソウルライクゲームに組み込まれています

 

 最初は正気度がゼロになったら死ぬのかと思い試してみました

 そうしたら、正気度がゼロに近づくにつれ画面が紫色になっていきます

 そして、敵を倒したら、その敵がドス黒くなって襲いかかってきました

 

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 普通にビックリして負けました (  ゚ ▽ ゚ ;)

 

 これが、クトゥルフ神話を採用したゲームにある、正気度が少なくなると今まで見えなかった物が見えるというやつですね

 

 これ以降、気をつけるようにしました

 ただ、スタミナよりは気にしませんでした

 

 ちなみに、祭壇では正気度は回復せず専用アイテムが必要です

 

【アップデートで変更】

 

 アップデートでスタミナの回復が早くなりました

 思っていた以上に早くなって快適にプレイできるようになりました

 走るのもアップデート前より早い気がします

 

 以下の文章はアップデート前の内容なので軽く流してください

 

<アップデート前の文章。ここから>

 

 一番気にしたのはスタミナ管理です。なかなかキツイです

 まず、スタミナの回復速度が遅いです

 そのため、いつも以上にスタミナに気をつけていないと回避することができずに諸に攻撃を受けてしまいます

 

 次に、移動速度が遅く走ることが多くなるけど、走るとスタミナを消費するので、走っている最中に敵に襲われると回復が遅いのでキツイです

 

 結果として、ブロッコリーが大好物となります

 

<ここまで> ちなみに、アップデート関係なくブロッコリーは大好物です

 

 

 攻撃はチュートリアルに攻撃と特殊攻撃と書いてあります

 おそらく、攻撃が弱攻撃で、特殊攻撃が強攻撃かと思います

 

 ロックオンという機能はないので、敵の方に向いて攻撃します

 でも、なぜか違う方に攻撃することがありました

 

 攻撃の最中に敵から攻撃を受けたり、地面に残っている血や毒に触れると攻撃をキャンセルしてしまいます

 特に、剣の特殊攻撃は回転斬りっぽいけど、結構動くので、その間に攻撃をキャンセルすることがありました

 

 バグなのかわからないけど、壁や通せん坊している物に向かって攻撃したら敵にダメージを与えることができました

 

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 壁越し攻撃がいつも通用するかはわかりませんが、何回か成功しています

 ちなみに、銃ではできなかったです

 

 

 アイテムの管理方法がバイオハザード4っぽいです

 アイテムごとに大きさが決まっていて、それをアイテムボックスに収納することで手に入れたアイテムを管理していきます

 武器と銃が枠を取るので必要のない物は捨てざるを得ません

 

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 ダークソウルシリーズのようにすべてのアイテムを持つことができず、バイオハザード4のようにアイテムボックスの容量が大きくならず、デモンズソウルのようにトマスみたいな預かってくれる人はいないので、アイテム管理に悩みました

 

 だからなのか、このゲームのチェストは一回壊して中身を手に入れても、次に訪れたときに復活しています

 アイテムを捨てたときの救済措置なのかもしれません

 ただ、同じ物が出るかどうかは一つしか確認していません……違ったら悲しいです…

 

 ちなみに、クリア時のアイテムは以下のSSです。要らない武器はポイポイしました

 

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 装備品は武器と銃のみで2組セットできます

 

【アップデートで変更】

 

 アップデートでR1ボタンで武器の切り替えができるようになりました

 物凄く便利になって嬉しいです

 

 特殊攻撃のモーションが早くなった気がします

 前よりだいぶ早いと思います

 

 以下の文章はアップデート前の内容なので軽く流してください

 

<アップデート前の文章。ここから>

 

 この装備の切り替えは、いちいちインベントリを開くしかなくめんどいので使わなかったです

 ボタン操作一つで切り替えられるようにしてほしかったです

 

<ここまで>

 

 武器は種類が豊富です

 武器の種類(剣・槍 など)によってモーションが決まっているようで、武器ごとにモーションがあるわけではないっぽいです

 攻撃範囲が違うぐらいかと思います

 

 銃は弾(初期5発)が必要だけど、なかなか強いです

 ちょっと変わった操作だけど便利です

 

 武器と銃にルーンを装備することで自分なりの個性をつけることができます

 ルーンには、属性付与(炎、氷、雷、毒、出血)・速度・回復(HP、正気度)があります

 装備できる数が決まっているので悩むかと思います

 いろいろ試して、最終的に速度を重視するようにしました

 

 武器のモーションは武器ごとに凝っているとよかったのにって思います

 似ているからルーンで個性をつける感じなのかと思います

 でも、そこまで個性がある武器にはならないです

 

 祝福や武器、そしてルーンによってプレイヤーの個性をつけるのは難しいと思います

 

 

 モルビド・メナジュリーという名の「図鑑」を祭壇で読むことができます

 ソウルシリーズでは断片的な情報しか知ることができず考察する楽しさがあるけど、このゲームは物凄く詳しくて読み物として楽しめます

 

 特に、七人の使徒の情報が短編の読み物になっていて面白かったです

 彼らの生い立ちや境遇、狂った原因、使徒になった理由が読み物として書かれています

 ボスを倒した後に読むことができるので台詞の意味や行動の理由とかがわかります

 

 ソウルシリーズでは物語は断片的にしか語られず、アイテムなどの説明を見て考察することで理解していくことが多いと思います

 このゲームも物語は断片的にしか語られず理解するのが難しいです

 しかし、モルビド・メナジュリーを読むことで詳しくわかります

 

 武器は性能やステータスについて全部ではないけどサラっとしか書いてありません

 アイテムも効果の説明よりも読み物の方が充実しています

 だから、読むのが楽しいです

 

 それに関連して、七人の使徒戦はとある出来事が面白かったです

 彼らの中には倒しても終わりではなく、倒したことで正気に戻り「殺してくれ」と哀願されます

 

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 残念だったのは、七人の使徒を倒しても何も落とさないことです(たしか… |д・)チラッ)

 

 七人の使徒は個性豊かで、戦闘が面白かったです

 

 一番苦戦したのは、コーネリアス王、後悔の跡継ぎ です

 このボスは武器をブーメランのように投げてくるのがきつかったです

 

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 投げた軌跡に血が残り、触れるとダメージを受けます

 血は途中で切れるけど、ブーメランみたいに武器が行ったり来たりします

 2個投げるのでかわすのが大変でした。パリィはできるみたいだけど…

 

 トリスターナ夫人、嘆きの母 は、勝利後、モルビド・メナジュリーを読んだときに戦慄しました

 

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 ボスが画面内にいなくてもぶん投げていた物が当たっていたので離れないようにしていたけど、その物が何かがわかったときに怖かったです

 

 マエストロ・ビベ、不安な天才 は、戦うのは2体いるけど、七人の使徒ではありません

 

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 マエストロ・ビベ、不安な天才は、チェンバロをガンガン弾きながらバロック音楽を奏でます

 このボス戦の音楽を演奏しているのが七人の使徒という驚きの展開です

 だから、上のSSに写っているのは七人の使徒ではありません

 

 そして、2体の敵を倒した後にまさかのオチが待ち構えていました

 

 狂っています(褒め言葉)

 このゲームの世界観狂いすぎです(最大限の賛辞です)

 

 

 ラスボス戦は初戦撃破したけど途中までラスボスだとは思わず、終了後もラスボスが登場すると思っていました

 あっさりとしたエピローグ後、スタッフクレジットでした

 

 

 その他・まとめ

 

 物語は、モルビド・メナジュリーを読むことが前提となった作りになっているので、普通に進めてもわかる部分が少ないです

 たとえば、NPC(クエストに関する人物以外)との会話が一人一人違うわけではなく、いくつかのパターンがあるので詳しく物語がわかるわけではありません

 

 モルビド・メナジュリーは、読み物として面白くじっくり読んでしまいました

 

 ただ、物語としては淡泊で、ラスボス撃破後にきちっとしたエピローグがあるとよかったです

 あまりにも短いエピローグだったので、ずっと真のラスボスがいると思っていました

 シンプルでわかりやすいエピローグだったけど……

 宗教的なエピローグなので、心情を汲み取ることは難しいです

 

 クリア後、続きから始めると、ラスボス撃破後からとなり特に何もありません

 クリアしても追加要素はないし、ダークソウルシリーズのような周回プレイを楽しむことができる要素がないのは残念です

 世界観がよくて、正気度を組み合わせたシステムも面白いです

 DLCがあったら嬉しいです

 

 アップデート1.04で不満な点が解消されました

 遊びやすくなりました

 

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:世界観

 〇:音楽、グラフィック
 ○:モルビド・メナジュリー → 読み物として充実している

 〇:正気度が追加されたソウルライクゲーム
 ×:アイテム管理がめんどい
 ×:クリアするとやることがない