Heal:Pocket Edition(ヒール ポケットエディション) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
ドットホラーストーリー(DISTRAINT)シリーズを開発したフィンランドの Jesse Makkonen(ジェシー マッコネン) による新作です
Heal:Pocket Edition は、Android・iOSで配信しています
Android版をプレイしました
ドットホラーストーリーとは違うゲームになっています
チャプター形式になっていて、部屋から脱出することが目的です
脱出アドベンチャーゲームのようで、パズルを解くことで脱出できます
パズル好きなので楽しめました
≪説明≫
2Dパズルアドベンチャー ポイント アンド クリック ゲームです
≪基本≫
1.一つの部屋がチャプターになっていて、部屋から脱出することが目的
(1) 部屋を脱出するために、あちこちにあるパズルを解いていく
a.パズルを解くと画面右下にペケマークがつく
b.部屋のどこかにヒントがあることがある
(2) 部屋を脱出した後にピアノを弾くシーンになるときがある
音階が表示されるので鍵盤を叩けばいい。鍵盤に音階が書いてあるので間違えない
間違えると最初からやり直し
フレーズごとに弾いてクリアとなり次のステージへ
最初はステージ2で部屋を脱出した後にある
2.タップした場所に老人が歩き、怪しいところでマークが表示される
マークを長押しすると見たりすることができる
手(パー)のマーク:調べる。パズルを解く
赤目のマーク:見えないものが見える
ムービーマーク:イベント
(1) タップしたまま動かすことでギミックを動かせる物がある
3.タイトルメニューで画面左下の丸の中にある左矢印マークを長押しすると終了する
ゲーム内容について
孤独な老人が主人公のゲームで、台詞はなく、わかりやすいイベントもないので考察が必要となります
時折ピアノを演奏するシーンがあるけど、この部分が重要なキーポイントとなります
孤独な老人が過去を思い出すことで癒される(Heal)物語なのかと思います
絵画のような美しいグラフィックの中パズルを解いていきます
チャプターの舞台は一つの部屋となっていて、そこから脱出すればチャプタークリアとなります
脱出するには、あちこちにあるパズルを解く必要があります
だから、ポイント アンド クリック ゲームのように怪しいところを調べ、見つけたパズルを解くことで部屋を脱出するアドベンチャーゲームです
パズルには様々な物があります
基本的に、単体で解くことができるパズルと、チャプター内の場所を調べて手がかりを得ないと解くことができないパズルがあります
チャプターには言語はなく、パズルの説明もありません
どこをタッチすればいいか、何をすればいいかすらわかりません
そのため、どんなパズルか理解するまで悩んだことがあります
また、あちこちに手がかりがあり、それがどのパズルの手がかりなのかを自分で考える必要があります
こっちはわかりやすいです
パズルの中には操作が難しいものがあります
ボールを穴に誘導するパズルで、下にある上下左右の矢印をタップし続けると数字が増えていきます
この数字はボールの動く距離となります
このとき、それぞれの矢印で距離を決めることが一回しかできません
そのため、もう少し距離を増やしたいと思ってもできず失敗して最初からやり直しになります
また、短くすることも同様にできません
微調整が難しく、パズル以外で悩まされました
このパズルが一番難しかったです……違う意味で
また、回転させるのも難しいです
ダイヤル式電話を回すのに失敗しました
他のゲームでもやりづらいので不器用なのもあるけど… |д・)チラッ
その他・まとめ
最初に言語選択画面となり、プレイする度に要求されます。めんどいです
セーブはチャプターを終了したときにされるので、途中でやめるとチャプターの最初からやり直しになります
タイトル画面でチャプターを選択できます(一番上のSS)
ちなみに、一番左下の赤丸の中にある矢印マークをタッチし続けるとゲームが終了しホーム画面に戻ります
パズルによってコントローラがあるとよかった物があります
台詞はないけど、主人公である老人の物語です
ピアノの鍵盤を弾く場面があり、それが重要なキーとなります
鍵盤に音階が書いてあるので、音階がわからない人でも大丈夫なようになっています
このゲームの詳細に、『実験的なアドベンチャーゲーム』という説明があります
アドベンチャーゲームでありながら、はっきりと物語を描いていない所が「実験的」だと思います
だから、物語を楽しみたい人には難しいかと思います
プレイした印象としては、パズルゲームの合間にぼかした物語があるという感じです。アドベンチャーゲームというよりはパズルゲームです
たくさんのパズルがあり、パズル好きな人は楽しめると思います
お勧めです
【評価】
○:絵画のような綺麗なグラフィック
○:ピアノを通して描かれる物語
○:パズル
×:一部操作が難しかったり、途中で戻すことができないパズルがある