Beyond Blue(ビヨンドブルー) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
Never Alone を開発した会社による作品で、日本では何の前触れもなく配信されました
Never Alone では、ゲームを通して学習することができました
本作も同様にゲームを通して学ぶことができます
海のゲームといえば、アクアノートの休日が好きで、探索やたくさんの生き物を見つけたりするのが楽しかったです
このゲームでは、チャプター形式になっているのでアクアノートの休日より探索できる範囲は狭いです
音がすごかったし、海の生き物についての知見を得ることができるのでプレイしてよかったです
グラフィック・音楽について
時間によって変わる海が幻想的だったり不気味だったりします
海の生き物の行動パターンを見ると、よく特徴を捉えています
潜水艦で流れる歌が心地よくて、たまに歌を聴くためだけにいることがありました
海での調査のときの音楽は魚の音を邪魔しないです。音楽だけどBGMのようです
効果音が凄く、魚の音がわかります
初めてクジラやイルカの声を聴いたときはビックリしました。予想外の声でした
ヘッドフォンでプレイした方がいい
≪説明≫
アドベンチャーゲームです
≪操作≫
左スティック:泳ぐ
左スティック(押し込む):早く泳ぐ → 一回押し込めばいい。一度止まっても押し込まない限り早く泳ぐ。もう一度押すと普通に泳ぐ
L2ボタン:下に泳ぐ
R2ボタン:上へ泳ぐ
右スティック:周囲を見る
タッチパネル:マップ
オプションボタン:一時停止、メニュー画面のプレイメニューが表示される
<ターゲットスキャン>
L1ボタン:スキャナーを開く・閉じる
R1ボタン(長押し):ターゲットをスキャン
<ブイ(赤紫色のマーク)>
右スティック:ターゲットサークルを動かす
×ボタン:スキャン
<ズームスキャンモード(二回目の調査から)→スキャンした魚に×ボタンのマークが表示される>
左スティック:左右にパンする
右スティック:周回
R2ボタン:ズームイン
L2ボタン:ズームアウト
R1ボタン:ズームスキャンを開始
○ボタン:ズームスキャンモードを終了
≪基本≫
1.画面右に目標が表示される。小目標があるときはその下に表示される
2.スキャナーを開くと画面中央に白い丸が表示され、それをターゲットに合わせてスキャンする
(1) スキャンの範囲外では小さい〇印が点線になっている
(2) スキャンの範囲に入ると点線から〇印となってスキャンできるようになる
(3) スキャンするとスキャナーの丸に沿ってオレンジ色のゲージが貯まり、満タンになる(丸が完成する)とターゲットの情報が手に入る
a.完了すると、画面左にログ・エントリー(方向キー上)が表示され、科学ログ(タッチパネル)に記録される
b.ターゲットは複数いて、ドンドンスキャンしていくと情報が詳しくなる。新たなログや行動パターンをアンロックする
(a) 行動パターンをアンロックすることがあり、潜水艦で確認できる
(b) ターゲットの数は潜水艦で確認できる
(4) スキャン中にターゲットから外れるとゲージが貯まらない
(5) スキャンしたターゲットは●印となっている(上のSS)
3.ダイバーズウォッチを使ってブイを制御する
(1) 赤紫色のマークがブイ
(2) ブイを起動すると中央に白い丸(標準)が表示される
この標準を動かして生物の位置を特定する
a.オレンジ色の矢印がターゲットの方向、標準に合わさったオレンジ色のゲージは生物との距離を示している
近づくと音が大きくなる
b.画面上の丸はターゲットの数を表している
(3) 特定したら魚の音を聞くことができる。ブイでターゲットした魚などはオレンジで表示される。距離も表示される
また、画面上の方角を表すバーにオレンジのダイヤで表示される
(4) マークが出ているブイしか起動できない → シナリオに沿っている
4.ズームスキャンポイントについて
(1) ターゲットをスキャンしたときに×ボタンが表示されたらズームスキャンできる
(2) ターゲットを観察してポイント(○印)を見つけ、スキャンする
a.標準が外れているときは○印が点線になっている
b.画面中央下にスキャンポイントの数が表示される
(3) ズームスキャンできるターゲットには画面右にズームスキャンポイントが表示される
ズームスキャンしているときは○印がついている
5.潜水艦について
(1) ストーリーミッションをクリアすると、潜水艦へ戻る。自動的に戻る
(2) すべてのチャットを終えると調査へ行くことができるようになる
(3) 潜水艦にある物について
a.椅子:通信(チャット。選択肢が出ることも)、前回の確認ができる
b.ベッド:スキャンした魚の数と全体の数を確認できる。また、行動パターンを見ることができる
c.タブレット:プレイリストから曲を選択できる。曲は進行によって追加される
6.オプションボタンについて
(1) プレイメニュー:概要(目的を見ることができる)・ゲームを保存・ゲームをロード
(2) マップ:調査のときのみ
(3) 参考動画:Ocean Insight ビデオ を見ることができる
(4) 科学ログ
(5) 設定
7.クリア後について
(1) クリアすると、フリースイムモードがアンロックされる
a.フリースイムモードでは、潜水服からステージを選択できる
b.物語はなく、ステージを自由に泳ぐことができる
(2) スタッフクレジットの曲をアンロック。タブレットで聞くことができる
(3) 二本の動画をアンロックし、すべての参考動画がオープンになる
ゲーム内容について
海でのライブ配信(調査活動)→ 潜水艦 と交互に行き来しながら進行していきます
海での調査のことを『ダイブ』と表していて、たとえば、1回目の海での調査をダイブ1と表しています(トロフィーで)
潜水艦では主人公のミライとパートナーや妹とのチャットを通して物語が進行していきます
深い話ではあるけれども、そこまで深刻な状況になるまで掘り下げてはいなかったです
寧ろ、このゲームの展開や終わり方に向けての展開の仕方です
でも、行間を読むことで心情を図ることができます
メインは、海での調査です
ゲームとしては簡単な方でゲームオーバーはありません
目標が提示されるので何をしたらいいかわからないということはなく、ターゲットもオレンジ色のマークで表示されるので迷うことがありませんでした
やることはシンプルで、すんなり理解できました
反面、できることは限られていて、海の生き物をスキャンして科学ログを埋めることがメインとなります
できることは限られているけど、その中で自由にプレイすることができます
制限時間がないので、目標とは関係ない海の生き物を探すためにエリアをのんびりと探索することができます
そのことをダイブ1(初見プレイ)では気づきませんでした
目標達成のためにプレイしていたら、すべての目標を達成してしまったみたいで潜水艦に戻ってしまいました
だから、目標を中断して探索する時間を取った方がいいです
科学ログにはスキャンした海の生き物の数に応じて資料が増えていきます
また、物語の進行によって参考動画が増えていきます
これらを見ることで知見を得ることができます
海での調査でのイルカやクジラの音が意外でした
こっちで得られた知見の方が驚きがありました
調査以外にも目をやることで深みが出ます
たとえば、主人公のミライが日本人っぽい名前だと思っていたら、祖母が海女で、ミライの台詞で「海女(あま)」と日本語で言いました。英語音声です
潜水艦に海女と書かれた額があります。翻訳が『海の女』なのは笑ったけど…。ここまで翻訳する必要ないし『の』があるし…
また、右腕にタトゥーが彫られているけど日本っぽさを感じました
環境問題について触れられているけど、海を探索していると形跡が残っているのを発見しました
チャットで選択肢が出ることがあり、物語が分岐するか不明だけど、上記の問題について興味がありました
関係ないけど、このゲームをプレイしているときにサブノーティカを同時進行でプレイしていました
両方とも海が舞台なので、たまに混同してしまい大変な目に遭いました
サブノーティカには酸素量があり潜れる時間が決まっているのに対し、このゲームにはありません
そのため、サブノーティカをプレイ中に溺死しそうになりました |д・)チラッ
サブノーティカは、まだクリアしていません。終わりが見えません
その他・まとめ
いくつかローカライズされていない所がありました。チェック漏れかと思います。もし、アップデートがあったら修正されると嬉しいです
起動した時に、タイトル画面になるまでが長いです
プレイする前は、学術的寄りなゲームかと思っていたけど違いました
主人公ミライと他の人物とのチャットを通した物語があります
海の生き物を調査することで科学ログが埋まり、それを読んだり参考動画を見ることで知見を得ることができます
全部の海の生き物を見つけるには、きっちり探索をしないといけないけど、のんびり探索するのも悪くなかったです
ちなみに、海域ごとに全部の生物を見つけるとトロフィーを獲得するけど、隠れていたり遠くにいる物がいるのでちょっとだけ大変でした
お勧めです
【評価】
○:音楽・効果音(クジラやイルカの声 など)
○:ゲームを通して知見を得ることができる
×:ローカライズ漏れがある
×:やることが単調なので飽きるかも → ヘッドフォンをして、のんびり焦らずプレイするといいです