The Inner Friend(インナーフレンド) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
---------キ-------リ-------ト-------リ---------
【PV】
【感想】
2018年9月6日にPCで配信されたゲームが、2020年4月30日にPS4(日本)で配信されました
過去のトラウマと向き合うゲームだけどホラー演出となっています
様々な不思議な世界を旅することになるけど、世界によって雰囲気が変わりゲーム性も変わります
クリアまでの時間は短いけど、他のゲームにはないユニークさがあり、強いインパクトを残しました
グラフィック・音楽について
石膏で作られたような主人公で、ヒビ割れていて一部が欠けています
このヒビ割れは固定ではなく動いています
姿は不気味な子供です
最初見たとき目を疑いました
でも、そのうち慣れます。もっとヤバいのが登場するから…
若干苦笑いしたけど…
ホラーっぽい演出で、特に音が不気味です
恐怖を煽ってきます
怖いかもしれないけど攻略に役立つときがあるので、ヘッドフォンでプレイした方がいいです
美術館の音楽が不気味だけどいい感じです
≪説明≫
アドベンチャーゲームです
≪操作≫
左スティック:移動
右スティック:カメラ
R2ボタン:相互作用 → 説明には『相互作用』と書いてあるけどアクション
×ボタン:ジャンプ
オプションボタン:メニュー
≪基本≫
1.基本的に、自分の部屋 → ダイビング → 不思議な世界 というふうに進行する
2.不思議な世界には アーティファクト があり、それをすべて集めると自分の部屋で特別なムービーを見ることができる
(1) アーティファクトは、アイテムと紙切れの二種類ある
(2) 白く光る物や紙切れの前でR2ボタンと表示されたらボタンを押す。すると、白い点が主人公に吸い込まれる
アーティファクトの近くに行くと音が聞こえる
(3) 自分の部屋に戻ると部屋の装飾が復元されていて、半透明の物にR2ボタンを押すと復元する
ただし、アーティファクトを回収していないと半透明のまま
(4) 壁の絵でR2ボタンを押すと絵の一部が戻る。集めていない物は白紙の紙のまま
ゲーム内容について
全裸の男性がベッドで苦しんでいるシーンから始まります
一瞬ドキッとしたけど、その男性の顔が欠けていて白く光っています
そのまま光の中に吸い込まれます
ここまでがプロローグです
ホラー演出があるゲームとなっています
石膏で作られたような不気味な姿の子供を操作します
自分の部屋を拠点として、不気味で不思議な世界を探索していきます
その世界で過去のトラウマを回想し、自分の思い出(アーティファクト)を回収していきます
ちなみに、アーティファクト集めは必須ではなく、全部集めると特別なムービーを見ることができるようになります
自分の部屋にある壁の裂け目から不思議な世界へ向かうことになるけど、不思議な世界の行き方が変わっています
突然、床がない空間をダイビングするシーンとなります
空中にはブロックの塊が浮いているので、そこに着地します
これが意外と難しく思い通りの場所に行くことができません
そのままブロックを素通りして一番下まで落下したことがあります
また、ブロックの壁に激突して、そのまま落下したこともあります
一番下まで落下しても、また上からやり直しになります。上下にループしているのでゲームオーバーになったりはしません
そうして、白く光っているブロックに着地して、白い光から不思議な世界へ転送されます(白く光っている所を目指してダイブした方がいいです)
この様子が、タイトルの図に繋がっています
不気味で不思議な世界は過去のトラウマをベースに作られていて奇妙です
世界によってパズルがあったりアクションがあったりします
世界によって、あっさりと終わるものから長くかかるものまで様々です
でも、ホラー演出がされているので初見プレイではビクビクして時間がかかるかもしれません
基本的に、不思議な世界をクリアすると自分の部屋に戻るけど、そのまま別の不思議な世界に進むこともあります
出口(下のSS:白い枠内に宇宙)が出現したときは自分の部屋に戻ります
不思議な世界ごとにゲーム性が変わるけどチュートリアルがないので、周囲を観察したりやられたりして理解していくことになります
世界ごとに攻略法があり、同じ展開にはならないので飽きることはありませんでした
例えるなら、ホラー版ICOだったりレイヤーズオブフィアーっぽかったり世界によって変わります
いくつか紹介すると、謎の追いかけっこステージ
自分より追いかけて来る人の方が早いのでビックリしました
こちらもヤバい人が登場します。ある意味恐いです
電流ビリビリゾーンのあるステージは、音をよく聞いた方が攻略しやすいです
他にもステージがあります
詰まることはないけど苦労したことがありました
それは、癖のある動き方です
止まっている主人公が向きを変えるときに素早くクルッと動かずに回るように向きを変えます
結構回るので時間のロスになるし余計なところに行ってしまいます
とある規則通りにパネルを踏んでゴールを目指す場面で余計なところを踏んでしまいリトライになったことがありました
何回もリトライして最後は止まらずにクリアしました
クリアするまでこの主人公の動きに翻弄され慣れませんでした
アーティファクトを集めるのが大変でした
アーティファクトは白く光っているけど見つけづらかったです
死角にあるのは探せばいいけど、白く光っているのを探すのが大変でR2ボタンが表示される場所を探したことがあります
その他・まとめ
おそらくトロフィー情報が登録されていません
そのため、トロフィーは獲得できるけど、トロフィー情報を読み込むことができません
獲得したトロフィーから情報を見ようとすると、WSー37073-0というエラーが出ます
【追記(2020年5月14日)】
2020年5月14日にトロフィー情報が登録されました。そのため、上記に記載していることは解決されました(追記はここまで)
2001年宇宙の旅っぽいと思う場所がありました
台詞はなく、メニューぐらいしかローカライズはありません
そのため、考察が必要なゲームになっています
すべてのアーティファクトを集めたら見ることができるムービーは大きなヒントになります
ホラー演出がされているので初見プレイでは怖いかもしれません
恐さよりも不気味さの方が強く、ステージによって何が起こるかわからずドキドキしました
クリアまでの時間は短いけど印象に残るゲームです
アーティファクト探しが大変だけど、アーティファクトを取ったらセーブされるので楽です
お勧めです
【評価】
○:ホラー演出されたゲーム
○:ステージによって特色があり攻略法が変わる
×:癖の強い動き