一番ホールの忘れ物
最近、歳のせいか認知症の初期症状かわかりませんが忘れることが多くなりました。何かをしようと立ち上がって二三歩歩くと何をするために立ち上がったか思い出させないといった恥ずかしい経験が多くなりました。忘れ物では、いまでも思い出してしまうのはマレーシアでいつもプレイした「パーム・ビラ」というコースでのことです。二番ホールをプレイしていて八番アイアンが必要になってバッグの中を探しましたがありません。八番とサンドウエッジが見つかりませんでした。私はグリーン周りでは八番、S/Wとパターを持って歩くのがいつものことで、一番ホールに忘れてきたようです。この二本が無かったらグリーン周りでは打つ手がありませんので真っ青になりました。バギーを反転させて一番ホールへ戻ろうとすると、ゴルフ場のメンテナンスをしている若いマレー人の作業員が農作業用のトラクターに乗ってこちら側に向かって走ってきました。右手に二本のクラブをかざして「忘れ物」と言っています。明らかに私の忘れた八番アイアンとS/Wでした。「Thank you, Thank you」と言ってクラブを受け取ってお礼にRM10ドルを渡しました。青年は「No, problem」と言って立ち去りました。一緒にプレイをしていた人から「あなたが得意としている八番アイアンがもし無かったらどうしようもなかったのだからRM10ドル(300円)のチップは少なすぎじゃありませんか!」と言われてしまいました。確かにとっさに渡したRM10ドルでしたが、考えてみたら本当に少な過ぎでした。本当に助かったので、今でももっと渡せばよかったと反省しています。こういうことも含めて都合の悪かったこと、失敗はできるだけ思い出さないように努力をしているのですが。