- ヤングアダルト パパ/角川書店(角川グループパブリッシング)
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息子を持つ身としては、どうしても嫌悪感があり、のめりこめませんでした。
ただ、保育園探しに奮闘する場面や(子供がいると就職活動できないから、保育園に入れたいが、保育園はすでに働いている人のためにあるんですってところとかも)、
やっと寝た赤ちゃんを、抱っこから布団に移動した瞬間泣きだすとか(私も子供が赤ちゃん時代、「私は爆弾処理班かっ!?お前にはどこかにスイッチがあるのかっ!?」っ思った)、
仕方ないから抱っこのまま、自分があおむけになり、そうすると、私の胸の上で赤ちゃんはぐっすり寝てくれるんだけど、その分私は動けず、何もできませーーん、とか。
そういうところは「うんうん。そうだったそうだった」ってうなづいた。
主人公を取り巻くお友達がいい奴ばかりで、そこはよかったけれど、主人公の両親など、大人が3人ばかり、クズすぎる。
結末が気になったので最後まで読んだけど、最後まで読んだところで「うーーん」って気持ちはぬぐえなかった。
- 何者/朝井 リョウ
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はぁ~。
私が就職活動(今はシューカツっていうんだよね)してた時は、「超氷河期」とか言われてて(今や、ずっと氷河期なんだろうけど)、マスコミが当時、大変だよねって言ってたれど、今の若者はもっともっと大変そう。
以前新聞記事で読んだけど、ネットで誰もが応募できるようになったから、企業も大変らしく、しょっぱな大学名ではじく(ネットでのエントリーさえできない)、ってこともあるらしく。
大学名なんて!って思うけど、どこかの大きな企業が、大学名を伏せて採用を行ってみたけれど、蓋をあけてみたら、採用されていたのは、いわゆる誰もが知っている、優秀な大学に通う学生ばかりだった、って話も聞いたことあるし。
そしてもう一つ。
大変だなぁ!って思ったのは、リアルと仮想現実の違いがないってところ。
私にとってSNSは、リアルとは違う世界からスタートして、それが今に繋がってるんだけど、今の若者は、TwitterもFacebookもインスタも、初めからリアルなんだね。
だからみんな、アカウントも普通に名前だし、アカウントの画像も自分だし、自撮りもバンバン載せるのかーってやっと理解できた。
疲れるな、それ。
どうしても主人公に気持ちを入れて読み進めるけれど、最後の最後で、実は主人公が悪人だった(いや、この本の主人公は、罪を犯してるわけでもないけれど)、みたいなのが意外性があって(ミステリーチックで)面白かった。
- 明日の子供たち/有川 浩
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やっと順番回ってキター
さすが有川さん、半年待ちました。
読み始めたら、奇しくも「児童養護施設」が舞台でした。
奇しくも、というのは、たまたまだけど、最近続いた気がして。
- 世界地図の下書き/朝井 リョウ
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- 週末は家族/桂 望実
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「世界地図の下書き」は、そこで暮らす子供たちが主役、「週末は家族」は、子供と、里親のお話。
果たして有川さんは?
想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている! 児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。
諦める前に、踏み出せ。
思い込みの壁を打ち砕け!
児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。
愛想はないが涙もろい三年目の和泉和恵や、理論派の熱血ベテラン猪俣吉行、“問題のない子供"谷村奏子、大人より大人びている17歳の平田久志に囲まれて繰り広げられるドラマティック長篇。
(Amazonより)
読み進めるうちに、「県庁おもてなし課」や、「空飛ぶ広報室」を思い浮かべた。
物語は物語なんだけど、プレゼンされてる、というか・・・そこに関わっている者にしかわからない、問題とか可能性なんかが、うまく組み込まれてる。いや、そこが有川さんの狙いなんだろうな。
でも有川作品。ちゃんとラブの部分もあるし、交わされる会話が小気味よくて好き!
また、物語の途中途中に挟まれる、誰々の9年前、とか、誰々の10年前、誰々の1年前ってエピソードがよかった。
そこに描かれたことが伏線となって、ちゃんと現在に繋がっていて(うまく繋がりすぎって部分も否めないけど、そこはまぁ、物語だし)
そして、読みながら感じてた通り、有川さんに実際こういう手紙が届いたんだろうな~って、「手紙」の部分を読んで思った。
最近はあとがきがないので、有川さんが書くに至った理由がわかんないんだけど・・・多分そうなんだろうな。