葦の髄から天井を覗く -42ページ目

葦の髄から天井を覗く

ご訪問有難うございます!
「いいね!」のお返しが難しいので、「いいね!」ボタン休止中です。

ふがいない僕は空を見た/窪 美澄
¥1,512
Amazon.co.jp


「ふがいない僕は空を見た」


図書館で見つけた時、「!窪田正孝くんが出た映画。原作があったんだ・・・!(観ていない)」


初めて聞く作家さんだけど、とにもかくにも借りてみた。



読み始めた時は、「あぁ、今こんな気分じゃない」って思った。


「賢者の愛」がはっきりとした性描写だったので、そして気分も落ちていたので、立て続けに性描写がはっきりとしているものは・・・ちょっと・・・


と思いつつも、まさくんはどんな役をやったんだろう、って気になって読み進めた。


目次をよく見ずにスタートして、「ああ、これ短編集なのね。短編で、よく映画作ったな~」なんて思いつつ(そのうち「ふがいない僕は空を見た」というお話があるのだと思ってた)。


ところが、二つ目のお話が、さっき読み終えた話とリンクしている。


一つ目は、男子高校生の話。


二つ目は、その男子高校生の不倫相手の主婦のお話だった。


お話のたびに主人公が変わる、けれど話が繋がっている(時系列は当然バラバラ)、連作となっていた。


そして、5つの話すべて合わせて、「ふがいない僕は空を見た」だった。


3番目のお話までは、すべて「性」が絡んでる話だったんだけど、4つ目の「セイタカアワダチソウの空」は「生」のお話だった(いや、ちょっと性も出てくるけれど)。


そして、そのお話の主人公は、窪田正孝くんが演じた「福田くん」。


答え合わせせずとも、「これはまさくんだな」ってはっきりと思い浮かべることができた。


きっと、ものすごくいいお芝居をしたに違いない。


映画も観てみたいな。


読み始めた時に抱いた印象とはまるで違う小説でした。よかった。読み終えて検索したら、本屋大賞第二位だった。なるほど。



賢者の愛/山田 詠美
¥1,620
Amazon.co.jp


お昼のメロドラマみたいだった。


谷崎潤一郎さんの本も、むかーし読んだけど、途中で断念した。


純真だった女の子が、友達の妊娠を知ってからその子供が生まれるまでの数か月の間に、人の心を先導(洗脳?まぁ、相手が小さな子供だから、与しやすかったのかもしれないけれども)できるような人間にどうしたらなりえたのか。


色んな男性と身体を重ねるだけで、そうなれるものなのか。


色んな男性を渡り歩いたら、そういう女性であるということが、友達の間で広まりそうだけれども、身近ではないところで遊びまくったのか。


そんなところが気になってしまった。


返品したいと思うことが最近多くなってきた。


もう返したい。


次は、生まれて、食べて、生殖活動したらすぐまた返品されるようなものになりたい。


新聞読んでると、一回リセットしたら?って思う。みんな返品されちゃえばいい。


地球のために、何か役に立ってるのかね。地球のために、ってなんかおかしいな・・・なんって言ったらいいのかな。


侵して、汚して、破壊して、自分たちの損得のために殺す。


業が深く、欲深い。


何のためにここにいるのかわかんない。


だから、返品してほしい。


目覚めるとがっかりする。