関宿さんぽの続き。。。
関宿城博物館から徒歩6、7分ほどの場所に
かつての関宿城の本丸跡地があります。
土手の上からだとわかりにくいので、、、
下に降りてみました。
ここは本丸があった場所の一角。
実際には、ここから西側の
土手あたりまでが本丸のあった敷地となる。
ちなみに奥に見えるのは博物館。
引きで見る。
今は周辺は田畑なので見通しよく、
かつてお城があったことイメージしやすい。
おそらく写真左側の土手あたりに
本丸が建ってたと思われる。
解説によると、
1457年に簗田(やなだ)氏によって築城とある。
およそ100年、簗田氏によって治められてきたが、
後北条氏の三度にわたる争奪戦により、1574年に落城するも、
1590年の小田原征伐によって豊臣・徳川の手におちる。
徳川の関東移封の際に、家康の実弟の康元が、
関宿藩主として入封します。
以後、板倉氏・牧野氏・久世氏らが藩主を務めます。
1869年の版籍奉還後は、明治政府によって廃城となり
以後、一部が民間へと払い下げられました。
今では民家や田畑が並ぶ場所となった関宿城跡地。
それでもここの交差点にはかつての城の名残があり、
左からの道と右からの道が直線で繋がっていない、
「鍵の手十字路」となっている。
敵が直線的に攻め込めないような造り。
関所跡の碑。
当時の実際の関所の場所は
奥の堤防を越えた、対岸側にあったようだ。
現在その場所は、江戸川の対岸寄りの川中である。
この辺りは大手門の近くでもあり、
左の県道26号は、かつての城前の大通りといったところか。
関宿周辺の建物。
古いものは多いが、雰囲気いい。
おさんぽ最後に、鈴木貫太郎記念館に行ってきましたが、
雨漏りの影響で展示物の拝観はできず、
ビデオ映像を鑑賞のみとなりました。
チーバくんの鼻先には、
治水と戦国の歴史がありました。
◎使用カメラは LUMIX S5mk2
MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm/F4