COTTA撮影日記 -4ページ目

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

旧篠ノ井線ウォークの後半、

昼が近づいてきて、だんだん暑さが増してきました。

 

 

スタート地点から3.4km、

漆久保トンネルの南口に到着。

 

明治期のトンネルで全長53m。

年月を経たレンガの劣化感が美しい。

壁面は当時のままだ。

 

この漆久保トンネルの手前で、

左右に散策道が分かれており、、、

 

 
右の下り道を進むと、
小沢川の橋梁へと出ます。
すっかり自然に溶け込んでしまったアーチ橋。
 
 
錆びた梯子、独特なレンガの積み方。
これはレンガの小口(短い面)を斜め(一般的には135度)に配して
レンガの角を見せる「蛇腹(コーニス)という積み方らしい。
主に装飾的な意味合いの強い積み方だそうです。
 
 
トンネルまで戻って今度は左の道を上ると
「覚明・普寛像」があります。
 
手前の覚明は平安末期の僧、奥の普寛は江戸中期の修験者。
木曽の御嶽山の表参道を開いた普寛、
裏参道を開いた覚明。
 
漆久保トンネルの上はかつての善光寺道で、
そこを通る旅人の安全を願って祀られたとされている。
 
思ったより急な坂だったので、
ここに上るだけでちょっと息切れ。。。
 
 
トンネルを抜けて少し進むと開けた場所に出ました。
潮沢信号場の跡とある。
 
本線とスイッチバック式の松本方面および長野方面の
引き込み線が交差する場所。
 
 
北側に目を向ける。
左に見える遺構がかつての作業台とのこと。
 
奥の方に目を向けると、
まっすぐの道と、左に少し盛り上がった道が見える。
 
右のまっすぐの道は線路跡で
左の盛り上がった道はかつてのホームだった場所。
スイッチバックのためのホームなので
通常は客が乗り降りするホームではないのだが、
一度だけ乗客を乗せるのに開放されたことがあるそうだ。
 
 
ガタンゴトン・・・と
電車に乗った気分でどんどん廃線跡を進み、
遊歩道の終着点である旧第二白坂トンネルに到着しました。
 
閉鎖されて中には入れません。
背伸びしながら、窓から中を一応撮影しましたが
特に何もないです。。。
 
時計を見たら正午でした。
4.8kmの遊歩道を、写真を撮りながらで2時間半ぐらい。
折り返しは1時間ちょいぐらいでした。
 
紅葉の季節もいいと思いますが、
今回は新緑と八重桜も見られて、いい季節に来ることができました。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

諏訪・松本GW旅の2日目、

諏訪でも松本でもない、安曇野市へ行ってきました。

 

 
目的は旧篠ノ井線の廃線跡ウォーキングです。
 
JR明科(あかしな)駅から徒歩20分ほど、
「旧国鉄篠ノ井線廃線敷遊歩道」の入り口に着きました。
朝9時過ぎですが、快晴でもう暑い。。。
 
すぐそばに潮神明宮があるので
旅の無事を祈ってお参りしてから進みます。
 
 
西の方を見ると連なる山脈。
この方向だと穂高岳や飛騨山脈がありますが、
その手前の山々に遮られてそこまで見えてるかどうか。。。
おそらく常念岳、大天井岳などの山々。
 
 
スタートすぐ、三五山(さごやま)トンネルが見えます。
長さは約125m。
新線ができて廃線となったのが1988年。
まだ廃線としては歴史は浅いかな。
 
 
トンネルの出口は夏への入り口。
 
 
トンネルを抜けると、
そこは新緑のトンネルだった。。。
 
ここからウォーキングの本番スタート、という感じ。
 
 
レールはすでに取り除かれていますが、
所々に遺構が残っています。
 
距離標は、起点の塩尻駅から30.6kmの距離であることを
示しています。
 
綺麗に舗装されているので歩きやすい。
 
 
これは八重桜でしょうか。
右手に新緑、左手にピンク、頭上に青空。
いい季節に来ました。
 
野鳥がたびたび姿を見せるので
野鳥撮影にもいいかも。
警戒心強い子たちばかりですが。
 
全長4.8kmの遊歩道、
ここまで大体半分くらい。
 
続きは次回のブログで。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.

GWの諏訪の旅、

最初に訪れたのが高島城です。

 

 

豊臣秀吉の家臣・日根野高吉により設計、

1598年に完成した城。

現在は城址公園となっている。

見えている天守は1970年に復興されたもの。

 

 

藤や八重桜がまだ咲いていました。

今年は藤を撮ってなかったので、

ここで撮れて良かった。。。

 

 
お祭りテントが張られていました。
諏訪の紋(諏訪梶の葉)がありますが、
根が4本なので上社の紋というのがわかります。
下社は5本になります。
 
 
復興天守から、諏訪湖方面の眺め。
 
高島城は、別名「諏訪の浮城」と呼ばれており、
当時は城の周りは湖水と湿地だった。
湖水に浮いているように見えていたよう。
 
今は普通に民家がたくさん並んでいるが
当時は漁村で、漂う舟や漁業の様子がここから見えていたのかも。
今は見える湖の面積が狭い。。。
 
 
というわけで、諏訪湖のそばまで来ました。。。
風が気持ちいい。
 
 
諏訪湖といえば「御神渡り」が有名ですが、
GWの湖面からはそんな姿は想像できない。
御神渡りでなくとも、
湖面が凍結した景色はちょっと見てみたいですね
 
 
湖のそばにある諏訪湖間欠泉センター。
足湯に浸かってしばし休息、湯温は少し熱め。
 
以前はここから間欠泉が大きく噴き上げていたのですが
3年ほど前から止まっているようです。
見られなくて残念。。。
 
 
遊歩道ではところどころで八重桜。
天気も良くて、なかなか良いお散歩でした。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.