撮影日記〜“椎名町”でマンガを巡る | COTTA撮影日記

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2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

前回、「トキワ荘マンガミュージアム」での

写真をアップしましたが、

その周辺、南長崎町もお散歩してきました。

 

前回も書きましたが、

“椎名町”という名称は昔のもので、

今は南長崎など地名は変わってます。

 

 
お散歩のスタート地点、落合南長崎駅で、
水野英子「星のたてごと」の
「リンダ&ユリウスモニュメント」。
 
こういったマンガモニュメントが
街中にもいくつか点在しています。
 
 
ミュージアムもある南長崎通りには
いくつかお店が並んでいるものの、
この日は休日でほとんどの店が閉店。
シャッターアートが並んでいました。
 
 
通りにある中華料理「松葉」は
藤子不二雄Ⓐの「まんが道」にも描かれている、
当時の巨匠たちの行きつけの店。
 
店は混んでいましたが、
待たずに入れました。
昔ながらの中華料理屋です。
 
 
その松葉の向かいの道を入ったすぐ先が
トキワ荘のあった場所。
今はモニュメントがあるのみとなりました。
 
 
大通りの方に出てみました。
この辺りにもいくつか、
巨匠マンガ家たちのゆかりの地があります。
 
行きつけのパン・ケーキ屋の「菊香堂」
赤塚不二夫らが2階のアパートに住んでいたという「鈴木園」
足繁く通った映画館「目白映画」など。
 
藤子不二雄Ⓐの
1955年(昭和30年)4〜7月の金銭出納帳によると、
収入(原稿)¥13,780 / 支出 ¥19,907 で、¥6,127の赤字。
(6月に¥5,000の臨時収入アリ)
 
食費・洋服代・銭湯代は節約する代わりに
交際費や、映画・書籍などの娯楽・教養・資料のための出費は
惜しまずに使っていたようです。
 
映画は月20本、高額な8mmカメラや
レコードなども購入。
自分への投資は徹底していたようです。
 
 
椎名町駅に到着。
マンガの看板がずらり。
 
当時のマンガはシンプルな線とキャラクター性、
子供向けの作品が圧倒的に多い印象。
 
ここからの歴史の積み重ねが
今のマンガやアニメ表現にもつながっているのでしょうね。
 
 
駅から少し歩いた公園に、
ラーメン大好き小池さんの看板。
 
モデルはアニメーターの鈴木伸一。
この人もトキワ荘の住人でした。
 
 
東長崎駅に到着。
駅前の交番はトキワ荘を模した建物になってました。
 
 
駅構内には
手塚治虫「ジャングル大帝」の
「レオ&ライヤモニュメント」がありました。
そしてお散歩終了です。。。
 
今回アップした写真以外にも
マンガモニュメントがあるので、
マップ片手に散策してみてください。
 
 
 

◎使用カメラは LUMIX S5 + LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6

 

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