意外にもmp4動画のカットが得意だったAvidemuxは、最新の2.6.Xと1世代前の2.5.XではH264の認識が違う!
短い区間の繰り返し動画を作りたくて、
mp4動画の切り出しをしようとして、いつも使っている切り出しソフトではopen errorと
なりうまく行かなかったので、たまたまAvidemuxでやってみたらうまく行ったことで、
Avidemuxがmp4形式の操作にけっこう強いことを初めて知ったKN。
それに引き続き、mp4動画の連結もAvidemuxでやったんだけど、
その時に最新版の2.6.Xを使う方が何か安定してそうな感じがしたので
・切り出しの方か連結の方か原因は分からないが、先頭の動画に連結した部分
の直前の音声が2秒弱ほど切れるのだ、2.5.4で。 リピート部では起きない。
・この直前部分には、Bフレームは無かった。 リピート部にも無かった。
・連結には、2.6.1のzip版を使った。 公式には2.6.1より上のzip版は存在しない。
ちょっとネットで調べてみたら、
なんと、Avidemuxは1世代前の2.5.X と 今の 2.6.X では
かなり仕様や用途が違う感じになっている! ことを2ch情報をざくっと見て知った。
最新の2.6.X台は、音ずれがしない・しにくい らしいが、2.5.X台で出来たことが
出来なくなっている機能がけっこうあるという。
ちなみに、これまであった「フレーム表示」が無くなり、時:分:秒:ミリ秒 表示のみに
なってしまった。
これは、同じ動画を2.5.4と2.6.5に読み込ませた場合で、動画の長さの把握が
違っているよ、という証拠の画像。
2.5.4 ) 32分36秒289ミリ秒 ・・・289ミリ秒が最終フレーム(I)
2.6.5 ) 32分36秒321ミリ秒 ・・・287ミリ秒が最終フレーム(I)
・H264を検出したら、いつも「いいえ」にしてます。 特に理由はないけど。
ほとんどH264の編集処理はしないので、参考にならないと思う。
この次が、2.6.5です。
・2.6.X になると、16:9の動画を読み込んでも自動的に画像部分が横に
広がりません!
この古い2.5.4で、先頭からI フレームまでを範囲指定して書き出したら、
結果の末尾のI フレームの後に少々ゴミみたいな物がついて全長の時間が
I フレームまでの時間よりも長くなってたという現象があった。 ??
・H264フレームを検出したときに、「いいえ」で処理してるけど、これが関係?
キモチワルイので、I フレームから後を削除して保存した物を連結に使った。
※I フレームの後に何かフレームがあったのかどうかは、ちゃんと正しい操作
をした自信が無いので、はっきり言えない。 (無かったように思うが・・・)
Avidemuxは、「I フレーム」から次の「I フレーム」に飛ばすボタンが付いているので、
そこが便利。 2.5.Xの途中からは、「I フレーム」で囲まれた範囲しかカット/切り出し
出来ない仕様になっているらしい。
長くなったけど、最後に言いたいことは、
「Avidemuxは、1世代前の2.5.6のバージョンと、その次の世代の2.6.1以上の
「Avidemuxは、1世代前の2.5.6のバージョンと、その次の世代の2.6.5以上の
両方のバージョンを持っておきましょう!」 ということ。 使い分けたい。
なお、mp4動画の(無変換での)連結には、mp4boxを使う方が優秀かもしれない
ので、気になる人は比較テストしてみてくれ。
21:14 問題発覚のため、1行修正。
2.6.5で、mp4を読み込んだ後にそれをcloseし、 次にmp4を読み込もうとすると、
まったく読み込めないのだ!
→mp4に限らず、AVI(mpeg4(XVIDなど))でも同じ現象が起きた!
バージョンの2.6.1では起きない!
→使ったのが2.6.5のportable版だったのがまずかったのか?
いづれにせよ、ご注意ください!
21:31 追加情報。
ファイルをつまんでドロップ方式では読み込み不能だが、
メニューからの「ファイル」-「ファイルを開く」 ではちゃんと動作するみたいだ。
他にも何かあるかもしれないが、キリがないので、これでいったんうち切る。
→なんということだ、ちゃんとした物が出るまでは、2.6.1と機能アップ版の
2.6.5あたりの両方を持っておけということか? (苦笑;)