これは知らなかった!
日本中学校体育連盟(以下、中体連)というのがあって、
硬式テニスが中体連の認定競技ではないかららしい。
細かいことは分からないが、中体連の下部組織として各都道府県単位に
県中体連があるようで、そこが硬式テニスの加盟を認可しないと、
硬式テニス部を設置できないらしい。
だが、現在までに正式に加盟した県もだんだん増えてきていて、
正式加盟: 19
準加盟: 7
未加盟: 21
となっている。[2011-6月現在]
正式加盟) ・・・18個しかないが、2010か2011の4月時点のためだろうか?
[東北]山形、[関東]埼玉、東京、山梨、[東海]三重、
[近畿]兵庫、大阪、京都、奈良、和歌山、
[中国]岡山、山口、[四国]香川、高知、
[九州]熊本、宮崎、鹿児島、沖縄
準加盟)
[北信越]富山、[近畿]滋賀、[中国]鳥取、[四国]愛媛、徳島、
[九州]長崎、大分
日本テニス連盟が、中体連への正式加盟を目指して活動しており、
2015年から硬式の中体連正式加盟が実現するような情報もネット上で
見かけたが、KNはまだその裏付け情報をしっかりと確認出来ていない。
それに、正式な加盟申請には少しハードルがあるらしい。
・現在3地域が既に加盟済み(近畿・九州・四国)だが、
あと3地域の加盟で申請条件が揃う
・北海道は、単独で1つの地域となっている。
現時点でも男女で43団体、競技者が464人いる。[2010-4月末時点]
各県の中体連での加盟済みがかなり進んでいることが加盟申請の条件
だなんて、中体連は少し横暴では無いか?
まあ、何か権限や利権みたいなものがからんでいてそうなっているのだろうが。
・全9地域のうち、6地域が加盟要の条件となっている!
ソフトテニスはかなり力を入れないとボールがちゃんと飛ばないらしいから、
それよりも硬式テニスの方が「体にやさしい」と思うのだが、いかがだろうか?
・スマッシュの打ち終わった後の前傾姿勢を見ると、これまで軟式を
ほとんど見たことが無かったKNはかなりの違和感を感じるのだ
微妙な問題だけど、実は中学では硬式テニス部が無いから、やむなく
ソフトテニス部に入っている、というケースが多いようだ。
それは、次のデータが示している。(平成22年度のデータ)
・中学女子の部活でのソフトテニス人口が、高校女子で20%弱に激減
・中学男子の部活でのソフトテニス人口が、高校男子で30%弱に激減
参考:高体連では、早い時期から硬式テニスが認可されていた
からのようだ
ちなみに、伊達公子は中学時代はバレーボール部に所属していて、
硬式テニスは、京都の「四ノ宮テニスクラブ」で練習に励んでいたようだ。
ジュニア時代から強くなろうと考えていた場合には、このようなケースが多い。
しかし、それにはかなりの費用がかかるので、大きな障害となっている。