焼きそばを、フライパンで鉄板のように蒸し焼きにするテスト(1) | KNのブログ

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焼きそばを、フライパンで鉄板の時のような蒸し焼きの味にしたかったので、
その検討をし、実際にテストをしてみた。 (その1)
麺は、油のまぶしていないゆで麺を使った。


まず、鉄板で焼きそばを作っているのを見ていると、かなりの蒸気があがっていることに驚いた。
これを見て、このような蒸し焼きにしたいなー と意欲が沸いてきた。

テストその1。
あのような蒸気をあげるにはどうしたらよいか?と考えて、お湯につかると
焦げ付いてしまうのではないかと思い、麺に「霧吹き」でお湯をまんべんなく
かけておいてから、炒め始め、さらに炒めながら霧吹きで水分を補給して
いけばよいのではないか? と考えた。

そのために、霧吹きを買ってきた。

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この霧吹きは優秀。最後まで使え、残る液体は1cc未満というすぐれもの。

かなり熱いお湯でだし汁を作って入れて、ボール上で麺にまぶしてかき混ぜた。
そこまではよかったが、フライパンに載せて炒め始めると・・・
すぐくっついた!
しかも、すぐに追加で霧吹きをしようとすると、だし汁の中の粉部分が詰まって
しまって、霧が出ない! (笑)
フライパンの方は激しくこびりついてしまったので、
しょうがないので霧吹きの中のだし汁を(キャップをとって)40cc位あけて
どうにか炒め続けることができた。かなりこびりついた状態のままで。

これは大きな失敗だった。


テストその2。
フライパンが熱すぎるからいかんのかな?と思い、油をしいてから少し熱し、
それから少しフライパンをさましてから調理開始。
しかし、こびりつき・こげつきは少しおさまったが、依然としてかなり失敗状態。



テストその3。
以上の2ケースをテストしてみて、麺に霧吹きをするのはまずいと判断した。
もしするのであれば、フライパンの方にするのがいいのではないかと。(笑)

行き詰まったので
ここで、「ガッテン流」ではどうしているかをよく分析してみることにした。

さめたフライパンに麺を入れて炒めるのを開始している。
焼き色をつけてから、熱湯(これは麺についた油をとるのが目的)を入れて
強火で1分30秒蒸し焼きにしている。

そこで、冷たいフライパンから始めて、うっすら焼き色をつけるのが
麺の表面に水分を加えてもこびりつかないようにするポイントとみた。

ガッテン流は、堅い麺と普通の麺が混在しており、麺もあまり炒められて
いないので、そこがちょっと不満だ・専門店の味との違いだと思う。
そこで、基本線はガッテン流のアイデアを借用し、
麺を炒める時間を長くするよう、焼き色をつける時間を2/3位にし、
蒸気で蒸し焼きにする時間も2/3?位にする方法に決め、テストした。
    ※①⑥はガッテン流には無いプロセス

①あらかじめ、麺を袋のままレンジでチン(50秒;ぬるめに温めるのが目的)
②あたためていないフライパンに油をしいて麺をほぐさずにのせ、中火で
  1分30秒焼く  (ガッテン流では2分)
③麺をひっくり返して、まわりで肉を炒める。40秒位。 (ガッテン流では1分)
④キャベツを乗せる(麺の上、まわりの両方)
⑤お湯を40cc弱 麺にかけてフタをし、強火にして1分蒸し焼きにする
  (ガッテン流では熱湯を使用で1分30秒)
⑥フタをとって、だし汁30cc位を加えて炒めていく
⑦真ん中にとんかつ、周囲にウスターソースをかけて、混ぜながら炒めて
  いく   (ガッテン流ではこの間30秒&ウスターソースのみ)

調理中の途中経過:
  ・かすかにこびりついた (途中でフライパンを揺すったのがまずい?)
     (レンジでチンしない方がかたまりのままでいいかもしれない)
  ・40cc位のお湯で蒸し焼きにしてから、さらに30cc位のだし汁で
   炒めていくと、ちょっと汁が余って炒める感じになる!
      ※そのときの火力が弱すぎたかも。(中火に落として炒めた)
  ・だし汁で充分に汁を吸ったせいか、ソースが麺にしみこんでいっていない
   感じがする。(色も薄い)

出来上がりはこんな感じだ。 麺がちょっといい感じ。

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試食結果:
  ・堅い麺は見あたらなかった。良し!
  ・そばの状態はいい! ちょっと炒まり具合は足りないが、すすった感じが
   チュルチュルじゃなくて「ぬーっ」という感じの、そばを焼いた時の感じ。
  ・ソースの味があまりしない!  ?? (いつもと同じくらい入れたのに)

方向はこれでいいのではないかな?
次は、だし汁の入れ方・分量を工夫してみよう。
   (最初の蒸し焼きの時に全部入れるとか・・・)