マイアミ大会の準決勝。
第1セットを見ていた感じでは、ナダルの勝ちかと思っていたら、
ロディックがいい闘いをした。
私が思う、「ロディックがやった、ナダルの破り方」はこうだ:
①まず、ナダルのトップスピンのボールに耐える!
②ナダルと同じくらい、走り回る覚悟で動く
③深めのはずむボールで浅くなった返球を、速いボールでたたく
まず、ナダルのはねるボールに耐えることが必要だ。(笑)
これが出来ないと、次に進めない。
次に、ナダルと同じくらい、走り回る姿勢をナダルに見せ、ナダルをあわてさせる。
そして仕上げが、深めのはずむボールを打つこと。
実はナダルも、はずむボールが苦手なのだ!
そうして浅く返ってきたボールを、ちょっと角度をつけて速いボールをたたき込む。
きょうの試合では、こんなパターンが何度もあった。
・ナダルもいいプレーをしていた。
ロディックは、ボレーがうまくなっていた。以前よりもかなり安定感が増した。
攻めのパターンが増えたロディックが、ナダルを少し上回った。
46、63、63 2時間6分
これで決勝は 16)ベルディッヒ 対 6)ロディック となった。