厚労省の新型インフルエンザ対策室の医師も、死亡率は例年よりもかなり低いと認めた | KNのブログ

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新型の豚インフルエンザに関する続報です。
今回も、「薬害タミフル脳症被害者の会」の最近の「読者の声」からです。
   http://www.tamiflu89.sakura.ne.jp/cgi/goiken/c_note.cgi
今回も、かなりインパクトがありますよ!


1.ワクチンが重症化の防止にあまり効かないと考えられる根拠の説明
2.厚労省の新型インフルエンザ対策室の医師も、死亡率は例年よりもかなり低いと認めた
3.アメリカでの死亡者が多いのはたぶん強い解熱剤を多用のため。数は例年よりもかなり少ない。



[388] ○○○○さんより 2009/10/30 13:05:46

NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)
浜六郎です。


> ワクチン接種したほうがいいのでしょうか。

現在のインフルエンザワクチンは、今年のインフルエンザに対するものも含めて
ともかく効きません。

インフルエンザワクチンでは、感染防御とは無関係の
血液中の抗体(HI抗体といいます)を上昇させるだけです。
国は、重症化を防ぐといっていますが、この血液中の抗体は、
重症化をする時期(感染数日以内)よりずっと遅れて上昇してくる
抗体ですから、重症化を防止するとも考えられませんし、
臨床試験でも重症化を防止したという証拠はありません。

したがって、型が合っても、効きません。

しかも、サルコイドーシスという、慢性感染症と膠原病の中間的な
病気をもっておられるのですから、免疫状態をかく乱して、かえって
もとの病気を悪化させる危険もないとは言えません。

タミフルは、とくに、免疫系の細胞をはじめ、細胞の機能を低下させますから
使わないほうが、圧倒的に安全です。



[389] ○○○○さんより 2009/10/31 00:28:40

■NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)の浜がお答えします。

>一番知りたいのは、突き詰めて言えば、今回の新型は、
>そんなに危険なのか?ということです。
>(どこぞの発表では、季節性の重症度はmild、新型はmoderate
>とのことで、季節性より重いようですが)

厚労省の新型インフルエンザ対策室の医師も、死亡率は、何時もの年の
10~5分の1というのを、認めています。

要は軽いのです。


日本では今のところ、死亡率はそれほど高くないようですが、アメリカでは1000人以上死者が出たとのことです。この違いはなんでしょうか?

■NPO法人医薬ビジランスセンター(薬のチェック)の浜がお答えします。

米国との違いは、強い解熱剤を米国では多用しているからと考えています。

サイトカインストームの件は、そのとおりです。
解熱剤が誘発します。
  参考: #390の声で、浜医師は次のように言われています(「インフルエンザ脳症」の件で)
      [390] ゆあ さんより 2009/10/31 00:52:04
   解熱剤が関係した、脳炎-多臓器不全症候群ともいうべき状態は、
   イブプロフェンを多用しているアメリカ大陸や、やや使い方は
   少ないですが、英国などでもあるようです。
   台湾でも、ポンタールなどが用いられていて、急性壊死性脳症が報告されて
   います。

   タミフルが使われはじめたら、タミフルによる突然死や、
   重度~軽度の障害を残す子が外国でも増加すると思います。

   09Aインフルエンザでは世界的にタミフルが使われているので、
   警告が、遅まきながらなされ始めました。

   外国からも相談を受けるようになりました。


■会員より
アメリカの死亡者は、日本と同じく例年より全く多くありません。
日本 30数人(新型)、1000人~2000人(例年)
米国 1000人(新型)、36000人     (例年) 
と、どちらもいつもより全く少ないです。(現時点ですが、終息期を迎えても例年以上になるとは思えません)


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追加。
厚生労働省のページに、11/4~11/10の入院患者数の概況が出てました。
入院   750    累計6300
基礎疾患 259    累計2254
重症    37    累計 411
死亡     0+5  累計  47+10

数字だけを見ると、おさまってきたような感じがしますね。