今回のワクチンが重症化を防ぐ根拠は無い? | KNのブログ

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今回のワクチンが重症化を防ぐ根拠は無い?

ワクチンを打って、充分な抗体が出来る人の割合が75%だった
から、残りの25%の人は不充分なわけだ。
しかし、次の記事:


「入院38万人 重症化4万人 厚労省 年内の流行推計」
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/infure/list/CK2009082902100003.html
  (2009年8月29日 東京新聞)
 厚生労働省は二十八日、今回の新型インフルエンザによる国内の患者数は年内に約二千五百万人、人口の20%に達するとの推計罹患(りかん)率に基づく「流行シナリオ」を発表した。患者のうち、入院する人の割合(入院率)は1・5%(約三十八万人)で、0・15%(約四万人)が重症化してインフルエンザ脳症や人工呼吸器装着になると予想。ピーク時で一日当たり約七十六万人が発症する見通し。 

 高齢者が多い農村部や人口が集中する都市部では、罹患率は30%超になる恐れもあり、基礎疾患(持病)を持つ人や乳幼児に感染が広がった場合、入院率は2・5%に上昇。重症化する割合も0・5%に達するとみている。

 同省は「あくまでも都道府県が参考とするよう試算したもので、地域ごとの具体的な数値を集積したデータではない。ワクチン接種の効果は加味しておらず、実際の数値は地域での接触状況や気候などにも大きく左右される」と説明。九月下旬にも流行のピークを迎え、年内には終息すると想定し、これらのデータを参考に、地域に応じた医療体制を早急に整えるよう都道府県に指示した。

 厚労省のシナリオは、過去の季節性インフルエンザの感染状況やこれまで確認された新型患者の推移、専門家の意見などを参考に(1)罹患率(2)入院率(3)重症化率(4)流行動態を推計。罹患率は季節性の倍程度と想定した。極めて軽症で済んだり、症状が出なかったりする人も含めた感染率は、全人口の50%(約六千三百万人)程度にまで高まることもあるとみている。
(引用終了)


この記事によると、ワクチンを全く打たなかった場合では、
   入院率:   1.5%
   重症化率: 0.15%

基礎疾患を持つ人や乳幼児に感染が広がった場合でも、
   入院率:   2・5%に上昇
   重症化率: 0・5%に達する

程度のようだ。もし重症化したらこわいが、重症化する率は非常に低い!


果たして、抗体が出来たからといって、重症化を防ぐ効果があるのだろうか?
ニュースでは、微妙な表現をしており、
   「重症化を防ぐ効果があるとされています。
というような言い方をしている。

そりゃそうだ、健康な人にしか打っていないデータしか持って無いだろうし、
重症化率: 0.15% のような低い発生率では、実際に重症化を
防げたという実績はまだないのだ! だから、「・・・と考えられています」
というような推測というか、単なる思いかもしれない表現になるのだ。
「重症化を防ぐ」なんて、はたして検証できるのだろうか?
もし検証できないとなると、苦し紛れの弁解や真っ赤なウソ として使える。
  (参考) 「重症化」とは、次の2つの病状のこと:
        ・人工呼吸器などが必要になる「重症肺炎」
        ・「脳症」

それでもワクチンを打ちに行きますか?
副反応のリスクがありますよ。それがどの程度かはまだ分かっていません。
現在、2万人の医療従事者を使って人体実験をしている最中ですから。
それに、自分の体の免疫系をどこか破壊されてしまうリスクもあるかもしれません。
  (参考)ワクチンの場合には、副作用と言わずに副反応と言います
あなどってはいけませんが、入院する人の割合も、たかだか1.5%です。